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2011/11/07

四国紀行⑥ ~旅の終りに~


   11月某日、3カ月余り断続的に訪れた四国遠征(出張のこと)に漸く一区切りが付き、高松空港から「ホーム」に戻ることができる。とりあえずの目的地は「羽田空港」…。


   最近の香川県は、『うどん県』を名乗り、観光PRとして讃岐うどんを全面に押し出している。


   空港内での昼食も勿論「讃岐うどん」。


   高台に位置する空港から高松市内を見下ろすと、瀬戸内に浮かぶ小豆島を超えて、遥か本州まで眺望ちょうぼうすることができる。


   そして、14:20のフライトで機上の人となる。これで当分は四国を訪れることはないかもしれない。次があるとすれば、是非Jリーグの観戦ができる環境で、と願う。


   次のフライトは、今話題の最新鋭旅客機「B787」を予約しよう!!


   こうして、節電に明け暮れた2011年の暑い夏が終わり、首都「東京」は既に深まる秋の装いとなっていた。



2011/10/14

四国紀行⑤ ~「四国三郎」を越えて 編~



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   朝から雨模様。「眉山」を仰ぎ見ながら、徳島市に入る。

   言わずと知れた「徳島ヴォルティス」の本拠地である。徳島駅構内には、そのPR広告用の掲示板があった。隣にプロ野球・四国独立リーグの「徳島インディゴソックス」とセットで掲示してあったが、なぜかヴォルティスのポスターは剥がされてしまっていた!

   ちょっと興ざめしつつ、急遽グルメレポートに切り替えることにする。
そこで訪れたのが、徳島ラーメン「麺王」。駅から徒歩1分の便利な立地に本店を構える本場「徳島ラーメン」の人気店とのこと。


   本日は、麺のかたさ「ふつうめん」を注文する。スープは濃い系でこってり風に見えるが、見た目よりあっさりした味である。
   もちろん替え玉もOKだが、今日は時間がなかったのでNO替え玉で終了。それでもスープは全て飲み干して店を出る。


   徳島を発つ途中、徳島大学の横を通り過ぎようとすると、そこのフェンスにはデカデカと“四国ダービー”「徳島ヴォルティス」vs「愛媛FC」(11月6日)を告知する横断幕が掲げてあった。この1試合ためだけのそれである。

   そして今日の吉野川(通称 四国三郎)は満々と水を湛えていた。



2011/10/10

四国紀行④ ~松山城散策 編~


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   別名「金亀(きんき)城」と呼ばれ、松山市勝山の山頂、城山公園内に位置する「松山城」に訪れる。

   その石垣の佇まいはあまりにも有名で、一度は訪ねてみたい史跡の一つであった。


   この日、午後5:00過ぎに松山城行きのロープウェイ乗り場に向かうも、最終下りの時間が午後5:30、よって城山公園を降りるときは徒歩となる。

   小説「坊っちゃん」をモチーフにしたと思われる袴姿のガイドさんが、単調な口調で松山城の歴史をナマでアナウンスしてくれる。あまりにも事務的で味気ないと思っていると、あっという間に終点へと到着した。


   少し歩くと、程無く、精密に積み上げられた石垣の向こうに天守閣が見え隠れする。


   筒井門を潜ると、展望台からは、暮れなずむ松山市が一望できる。


   重厚な家紋が染め抜かれたのぼりの延長線上に松山城天守閣が建つ。


   闖入者ちんにゅうしゃの侵入をはばむのは松山城マスコットの「よしあきくん」。


   この時間帯は既に天守閣への入場は出来なかったが、石垣に護られた松山城をひと回りする。


   登った方向とは別の、二之丸方面へと下る。一つのフレームで凝縮した時代の流れ(江戸期の石垣→明治・大正期の瓦斯灯→昭和・平成期の高層ビルと観覧車など)を納めたショットとなった。



   そして、松山城の感想は、城山公園にも設置してあった「俳句ポスト」に一句捻って投函することにした。

   城跡しろあとや ふとかえりみる  ・ ・ ・ ・ ・ 』

                     (読み人知らせず)


2011/10/05

四国紀行③ ~坊っちゃんスタジアム 編~


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   愛媛県松山市に出張する。その合間を縫って「坊っちゃんスタジアム」を訪れる。小雨降る中、役所の担当者に配慮いただき、一人スタジアムの中へ入れていただいた。

   静寂の昼下がり、シーズンオフのスタジアムは、ひっそりと雨にけぶる。どうやら、ファールフィールドはほとんどが人工芝の様である。そして、外野の天然芝は只今熟成中。


   2012年にはNPB(プロ野球)オールスターゲームが予定されるほどの、見事に整備された「ボールパーク」である。


   よーく見ると、スコアボードの表示順がS(ストライク)、B(ボール)の順番のままである。折しも、松山市関連の公共工事の入札で不祥事が発覚し、この手の工事が全てストップしているとか。


   ホームベースを踏むと扉が開く「野球歴史資料館」、ここでは愛媛県内の高校野球の歴史について、熱く熱く展示してある。


   「歴史」に残るこの一戦も、やはり主役は愛媛県勢であった。


   松山市「坊っちゃんスタジアム」は、地方球場の中では秀逸な球場のひとつであった。次は、晴れた日に快音がこだまする熱戦を見たいと思わずにはいられない。

最後は、いつものように初めて訪れた場所のパノラマヴューイングをお届け。



2011/08/18

四国紀行② ~JFL カマタマーレ讃岐 編~


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   香川県高松市、兵庫町アーケード街を散策、あえて岐阜市で例えるとやはり柳ケ瀬商店街のアーケード街と言うところだろう。全体に道幅も広めで昔からのアーケード街と言うよりは、小奇麗な店舗が並ぶ今風の街並みである。

   そんな中、発見したのは「ポスター」と「(のぼり)」。
 

   久しぶりに「【JFL】日本フットボールリーグ」のオフィシャルサイトを閲覧するとFC岐阜が所属していた時代と同じフォーマットのホームページで、なんだか懐かしい。色々な意味で、あの頃はよかった…と感慨にふける。

   しかし今日の話題の中心は「カマタマーレ讃岐」、現在JFL18クラブ中11位。同クラブのWEBページに訪れると「目指せ!10,000人集客!」など、いずこのクラブも辿る道である。こうして、四国4県では各県に1Jクラブを目指しているらしい。

   近い将来、J2とJFL(J3)に入れ替え制度ができたりすると岐阜と対戦することも有りうる。もっとも、FC岐阜はJ1が目標なので消極的な発想はやめにしよう。(ただ、今年の成績をみると残念ながら、かなり現実的に想定せざるを得ないのか。)

   今年の夏はまだまだ続く。。。


2011/08/04

四国紀行①


8月3日夕方
四国香川に来ている。
高松空港に降り立ち、高松市内に向かう。

   恵まれた天候で汗ばむほど、翌朝はホテル8階まで響く蝉の声で目を覚ます。

   仕事での出張なので観光する間もなく、打合せが終わると、慌ただしく松山市へと向かう。

   唯一気をとめることができたのは、地元のサッカークラブ「カマタマーレ讃岐」のホームスタジアム「丸亀競技場」付近を通り過ぎてテンションが少し上がったこと。

   JR予讃線、特急「いしづち21号」は右手に瀬戸内海の小島を望みながら2時間半をかけて松山へと辿り着く。

   沖縄地方に接近する台風9号の影響など微塵もない、抜けるような真夏の日差し、今年も水不足に悩まされるのだろうかと、人ごとながら心配となる。

   松山駅舎に到着してから、無意識で地元のJクラブの痕跡を探してしまう。8月4日は松山市に宿を取る。

   ホテルに到着、

   ・・・そして訃報にふれる。


   サッカーを心から愛し、いつまでも続けたいと願っていた、
   松本山雅FC、松田直樹選手のご冥福を心よりお祈り申し上げます。

   合掌。


2011/05/28

いざ愛媛へ

   こんな時こそ、全力でFC岐阜を応援しなくてはと、愛媛に飛んだ…



   …失礼、また嘘をついてしまった。正直に言うと、これは1週間前の5月20日の画像。「コラム」に書いたように仕事で出張していた。タイミングさえ合えば、仕事終わりに「ニンスタ」に駆けつけられたはずだが、ここでも歯車が噛み合わないのか。こうして応援する気持ちだけは愛媛に置いてきたつもりなのだが、賞味期限が切れていて結局は効果がなかった。


   いつものWeb観戦で試合経過を辿ると、相手にとってはサッカーでの理想的な形で失点している。前半の終了間際に先制し、後半途中での追加点。選手交代をしながら、時間を使って逃げ切る…。ホームのサポーターはさぞかし満足なことだろう。

   まずはディフェンス。無失点に抑えられる守備がないと、攻撃に注視出来ない。もはやこの時期に試行錯誤している場合ではないのだが、もう一度実戦をこなしつつ、ゼロからチームを組み直す決意がほしい。

   今週も梅雨入りした空よりも憂鬱な気分で一週間を過ごさなければならない。
   さて、次はホーム。相手は全て格上。失うものは何もない。今回、2日間「FREE」が与えられているので、リセットし、リフレッシュしてから、リスタートしてほしい。そして、6月4日には新しい何かを見せてくれ!


   「共にいる、どんな時も」

2011/05/19

「菅 和範」の故郷を訪ねて



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   タイトルは多少の脚色はあるが、今週は「愛媛県」に出張している。正確には菅和範#7の出身地「今治市」の隣町にあたる「西条市」に来ている。
 

   新幹線で「岡山」まで、その後は内装が木目調でシックな雰囲気の特急「しおかぜ」で瀬戸大橋を渡る。


   四国らしい地名の「城のある町」香川県丸亀市を見送って目的地まであと僅か。
 

   岐阜からは約5時間をかけて「壬生川にゅうかわ」で下車。(みぶかわ)と読みたいところだが(にゅうかわ)が正解。
 

   「しおかぜ13号」はさらに終点の松山までゆっくりと滑り出した。
 

   「西条市」は間近に四国最高峰の「石鎚山」を臨み、さらに「東予港」からは瀬戸内海の潮の香りが届く風光明媚なロケーション。この時期、朝夕はすがすがしい日和で蒸し暑さもなく過ごしやすい。

   この1週間、晴天に恵まれて無事仕事を終えられたら、観光する暇も与えられず、週末には蒸し暑さがはじまる「岐阜」へと帰ろう。