「あと、少しだった。」
そんな言葉が、試合後のヒマラヤスタジアムに残った。
ルヴァンカップ。
| ルヴァンカップ2026/27 |
リーグ戦とは違う、少し特別な夜。
8月に始まった天皇杯とは違い、この大会では、J2徳島をPK戦で破って、ギフは2回戦へ進んでいた。
そして、その相手はやはりJ2の横浜FC。
| FC岐阜 vs 横浜FC |
昨年に続いて、またしてもヒマラヤスタジアムで対峙することになった相手である。
しかも、この試合は中2日。
リーグ戦の合間に組み込まれた、まさにカップ戦らしい一戦。
だからこそ、普段なかなか見ることのできない選手たちがどんな姿を見せてくれるのか。
| ST XI |
そんな期待を抱いて、ヒマラヤスタジアムへ向かった。
窓の外は雨。
9月も終わろうとしているのに、スタジアムにはまだ夏の名残のような湿気があった。
気温20.8℃。
湿度85%。
そして、この日の観客は1,468人。
| “1,468” |
リーグ戦とは少し違う、
静かなカップ戦の夜だった。
試合開始。
前半からボールを握ったのは横浜FC。
それでもギフは、ただ押し込まれていたわけではない。
守って、奪って、そして前へ。
そんな中で迎えた25分。
屋嘉比奏汰#98。
ペナルティエリア手前から左足。
放たれたボールは、相手GKの背を掠めゴールへ。
GOOOOOAL!!
| 先制点! |
1-0。
カップ戦の夜に、緑の歓声が響いた。
このまま前半を終えたい。
そう思わせる展開。
実際、前半終了時点ではギフが1-0でリード。しかし、内容は決して楽なものではなかった。
そして後半。
ギフの攻撃は続く。
51分、鈴木陽人#14。59分にも鈴木。
さらに北島郁哉#66、武颯#95と、ゴールを狙う。
しかし、追加点が遠い。
そして55分の横浜FC。
宇田光史朗#35。
1-1。
試合は振り出しに戻った。
ここからは、一進一退。
いや、少しずつ横浜FCに押し込まれていく。
それでもギフは、最後までゴールを目指した。
残り時間が少なくなるにつれて、「延長戦」という言葉が少しずつ現実味を帯びてくる。
そして90分。
1-1。
あと少し。
あと少し守れば、延長戦だった。
しかし――90+3分。
横浜FCのCK。
クリアされたボール。
そこから生まれた、最後の一撃。
ジョアン パウロ#10の左足。
ゴール右下。
1-2。
……。
なんという結末。
あと数分。
いや、あと数十秒。
| 佐藤隼のヘディング! |
そこまで来ていた。
そして、試合終了。
FC岐阜 1-2 横浜FC。
| FC岐阜 1-2 横浜FC |
ルヴァンカップ、ここで終了。
なんとも、残酷な終わり方だった。
最終的なシュート数は、
FC岐阜 15。
横浜FC 8。
枠内シュートは、
FC岐阜 5。
横浜FC 3。
ボール支配率は、
FC岐阜 38%
横浜FC 62%。
数字だけを見れば、ギフが上回った試合。
そしてギフには一度、1-0という景色があった。
だからこそ、悔しい。
徳島をPK戦で破って、もう一つ先へ進んだルヴァンカップ。
その先に待っていたのは、またしてもJ2。
そして、そのJ2を相手に、ギフは最後の最後まで戦った。
ただ、最後に残ったのは「1-2」という数字のみ。
2026年のルヴァンカップは、これで終わった。
もう一試合、見たかった。いや、もう30分でいいから、見たかった。
それだけに、雨のヒマラヤスタジアムを後にする足取りは重い。
こうしてカップ戦は終わった。
でも、シーズンは終わっていない。
ここから先に残されているのは、リーグ戦。
ルヴァンカップで味わったこの悔しさを、今度はリーグ戦で。
そう思いながら、ヒマラヤスタジアムを後にした。
2026年9月29日。
FC岐阜のルヴァンカップ、終了。
「あと、少しだった。」そんな夜だった。
| ありがとう、窪田稜#13 |
#AimHigh
#BraveFootBall
#ConForzaFCGIFU
#Destination:J2!


