2015/11/30

シーズンオフの北西部


 Jリーグは各カテゴリーでポストシーズンが真っ盛りだが、FC岐阜は既にシーズンオフとなり北西部公園では選手任意参加の公開練習に移行している。
 

 今季限りでの現役引退を発表した宮沢正史選手には、その日に何とか声掛けすることが出来た。

 他にも契約満了の選手が発表されるなど、ギフの2016シーズンに向けての枠組みがどんどん変化し再構築されて行く。どんな補強がなされるか、不安と期待の両方あるのだが楽しみに待つこととしよう。

 来シーズンの開幕は今までより前倒しされると聞いているので、例年より早め早めの時間割が必要である。まずは、恩田氏に代わる新社長人事が優先事項なのだろう。




 さて、北西部公園の西隣に建設中の「クラブハウス」は、外観が完成しつつある。茶系統の落ち着いた色合いの外観に、大きな窓が特徴的である。
 

 クラブハウスの東出入口からは、直接ピッチに行けるように土手には階段が設けられ、練習場へのアクセスが容易となる通路が整備されるようだ。
 

 この日の全体練習は1時間程度で終わり、後は各自の自主練へと移る。

 このチーム全体での練習も残り僅かとなった。
 





2015/11/24

11/23_vs福岡 The End of Game


 長良川競技場はいよいよ2015J2リーグ第42最終節を迎える。

 長かったシーズンをどうにか締めくくることのできたFC岐阜、先ずは前節、敗れながらもJ2残留は勝ち取ることができた。
 

 シーズン終盤に入ってからの最低限の目標となったJ2残留をクリアできたことに対して、選手・スタッフには労いの言葉を送らせていただき、来年もこのステージでの熱戦を観戦できるだろうことには、心からの感謝である。
 

 さて最終節のFC岐阜である。GK に川口能活#1が復帰し、スターティングイレヴンは今シーズンの総決算と言うところか。
 

 前半、福岡の折り返しにあっさり失点を喫したギフは、後半の反撃でレオミネイロ#33が今シーズン最後のゴールを奪う。
 

 ところが、これで眼を醒ました福岡のクロスボールに成す術無く2失点、CKで更に失点。あの川口でさえ止められなかったのか、或いはゲーム感覚から離れすぎたGK には荷が重かったのか、いづれにしてもギフは福岡の現状に斟酌(しんしゃく)した訳でもなく、額面通りの完敗である。

 福岡は戦前からギフの弱点を周知し、ただシンプルにそこを突いたに過ぎないと語る。つまり、この一戦はすでにスカウティングの段階で、ギフの敗色が濃厚だったと言うことである。
 

 来シーズン、ギフは何を置いてもまずこの失点の多さを改善しなければならない。


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 試合後、難波宏明#24がMVPに選出され、次にラモス体制の指揮継続は周知の通り既定路線となったが、筆頭株主の藤澤氏#2438より、恩田聖敬社長退任の勧告がなされた。

 残念ながら、スタジアムからは、驚きも、異論も出なかった。むしろ言葉にならなかった、が正解なのかもしれない。
 

 更に藤澤氏は今後のFC岐阜支援に対しての変化を表明する。企業の経営に於いて、筆頭株主様の「一歩引く」発言は、重く受け取られなければならない。

 そして、来シーズンでラモス監督の最終契約年となる。この2年間のFC岐阜のレボリューションが将来に渡り継続できるのか、或いは失速してしまうのか、勝負のシーズンとなる。
 クラブの環境整備が整いつつある今、改めて監督としての手腕が問われることになるだろう。


 恩田社長に惜しみない拍手を  FC岐阜と共に。


 次回は、恒例のシーズン総括をお届けします。
 FC岐阜の不振の原因が分かりました。僭越ながら・・・。


 



2015/11/09

11/8_vs岡山 『秋霖に 煙るは紅き 金華山』


 J2残留に向けた残り3試合、FC岐阜はホーム長良川に開幕戦で敗戦したファジアーノ岡山を迎える。このゲームに勝てばJ2残留が確定する状況の中、長良川競技場のピッチは朝からの雨で、水を含んだ重いコンディションのようである。



 ホーム参戦が叶わなかったので、ぎふチャンのラジオ放送でゲームを聴取する。耳馴染みのアナウンサーと解説者の声に、違和感なくゲームに集中できる。
 映像は無いが、緊迫したゲーム展開と荒れ気味となった試合の状況は伝わって来た。
 
 何とかスコアレスドローに持ち込み勝ち点1を得たことで、最下位22位は免れ半歩前進することはできたのだろう。
 悪コンディションの状況下で集中力を切らさず、選手たちは良く戦ってくれた。

 次は、ギフが勝つにしろ、対象となる大分が引き分け以下になるにしろ、決まり方はこの際何でもいいので、とにかく『残留』という結果が欲しいところだ。

 どこのクラブにでも言えることだが、残り2戦、最後の力を振り絞って闘い抜いて貰いたい。


   J2残留へ  FC岐阜と共に。