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2014/05/31

『國立ノ思ヒ出』


   5月31日、我らがラモス監督も(大事な京都戦の前日に)参加したファイナルイヴェントを以て、国立霞ヶ丘競技場は現在の施設での全日程が終了し、『新国立』へと生まれ変わる。

   今後、ラグビーワールドカップや東京オリンピック・パラリンピックに向けて解体・建設工事へと移行する見込みとなっているが、設計についての諸問題や、景観保護の観点から中々一筋縄では行かない。
   誰もが納得する落し所を導き出す事は、複雑な現代社会の中で容易ではないようだ。


   さて、FC岐阜にとっては、旧国立で最後に勝利を飾ったJリーグクラブとして永久に歴史に残る事となり、より一層感慨深いものとなる。

   そして、5年後にお目見えするだろう新国立でも試合が出来る機会が与えられ、再び素晴らしい結果に繋がる事を今から楽しみに待つ事としよう。

   SAYONARA『国立』

   ARIGATOU『国立』 ・・・ OBRIGADO『国立』。


   今回のYouTube動画は、国立競技場スタジアムツアーの様子。知られざる聖火台完成に至る秘話が語られる。ツアーのブログはこちら




   そして、国立競技場の360°パノラマヴューイングは永久保存版となる。


Microsoft Silverlightのインストールが必要です。(Full画面での表示が可能。)



2014/04/29

SAYONARA「国立」 ~ヴェルディ戦を前に~


   周知の通り、2019年に開催されるラグビーワールドカップ、そして2020年の東京オリンピック・パラリンピック開催を前に「国立霞ヶ丘競技場」が生まれ変わる。

   現在、5月31日の最終イヴェントまでの間、『SAYONARA国立競技場プロジェクト』の一環として、スタジアムツアーが企画されている。


   5月3日、FC岐阜が東京V戦で国立競技場に乗り込む事前視察として、このツアーに参加させていただいた。


   ゴールデンウィークの真っ只中、最後の国立へと多くのツアー客が集った。

   まずは、世界陸上についての説明から始まる。最近の若者たちに、カール・ルイスと言われてもピンと来ないらしい。


   そしていよいよ、メインスタンドから競技場内に侵入。東京Vvs岐阜に向けて、最高の芝が準備万端で整備されている。


   触ってみた・・・。


   ゴールキーパーからの目線はこうなる。


   聖地の12番ゲートはこの位置。


   一足先にギフが使用するであろうロッカールームの下見である。建物内部の施設についてもやはり老朽化は否めない。


   さて、これが噂のトラック内側に設置されている地下通路への入口である。現実的にはあまり使われることのなかった、トイレ設備等に繋がっているという。


   次は、一旦マラソンゲートから外に出て、バックススタンドへと進行する。

   メインスタンドの向こうには、天候が回復した蒼空のもと、新宿副都心の超高層ビル群が広がる。


   最上段に登り、聖火台とヒコーキ雲の構図。


   振り返ると、東京スカイツリーとヒコー船の構図。


   こうして、ツアー担当者のわかりやすい説明を聞きながら、約90分の国立競技場スタジアムツアーが終了する。観客席にほとんど屋根が無く、時代に取り残された感のある「聖地国立」であるが、最後の最後まで最高の持て成しで私たちを迎えてくれていた。


   ギフにとっての国立ラストマッチはいよいよ5月3日である。ラモス監督にとっては、日本人としての故郷である、東京ヴェルディ(←ヴェルディ川崎←読売クラブ)との因縁の対戦となる。是非とも最高の結果を消えゆく国立競技場と私たちの記憶に刻んでいただきたい。


   ツアー終了後には「秩父宮記念スポーツ博物館」の見学に廻る。

   国体のコーナーではミナモ(本業の方)のバッチを発見した。


   感想ノートの片隅に、“2014年5月3日FC岐阜、聖地国立にて初勝利!”と、未来予想図を秘かに残して参りました。


   SAYONARA国立競技場、こうしてまた一つの時代が終わってゆく。


   そしてこの日、もう一つ自分にとってはささやかな楽しみだった事が終了されてしまった。世の中、そう甘くは無いということである。

   最後に、ペレ入りました!




2013/09/13

祝!東京オリンピック開催決定記念
飛騨御嶽高原高地トレーニングエリア視察

 



   2013年9月8日未明、2020年の夏季オリンピック・パラリンピックが東京で開催されることが決定した!

   その日の朝から、列島はこの話題で持ち切りとなり、気の早い輩は東京五輪の特需や経済波及効果について算盤を弾く。

   先の震災以降、久々の明るい話題であるが、これから7年を掛けて成熟した日本での繊細で着実な大会運営を構築していただきたい。同時に、震災から復興した日本の勇姿を世界にアピールできる有意義な大会になる事を信じて止まない。

   そんな日本でオリンピックが開催されることを受けて、各地でスポーツ関連の施設、企業の取り組みが連日ニュースに取り上げられている。 そんな中、岐阜県内には飛騨地方の山間部に高地トレーニング施設が整備されているので、早速見学に赴いた。


   高山市内から国道361号線で長野方面への向かう御嶽山の麓、チャオ御岳スノーリゾートに隣接した地域一帯に『飛騨御嶽高原高地トレーニングエリア』が広がる。

   今回訪れたのは標高1,325mにある『日和田ハイランド陸上競技場』、曲がりくねった山岳道路を縫う様に登っていくと、忽然と現れる蒼色のアンツーカが敷かれたトラック。


   正面に乗鞍岳を望み、背中に御嶽山を背負ったローケーションは清々しい限りである。トレーニング中の競技団体が無いようなので、トラックの外縁を軽く一周ランニングしてみる・・・。

   日頃、殆ど運動していないので低地でも息が上がるのだろうが、この高地では更に顕著である。這う這うの体で休憩所のベンチに辿りつく始末である。


   今後、本大会が近くなる連れて、こう言った施設が使われる頻度が増すことだろう。このエリアは国内のみならず、海外からも注目の施設の様で、東京五輪に関連した、岐阜県の大きなアピールポイントの一つになり得るのだろう。

   色々な意味で楽しみなオリンピックの東京開催である。

   更にその隣のグランドでは、某少年サッカークラブが、7年後の(U-23)オリンピック代表入りを目指して練習を開始した所だ。