2018/06/30

6/30_vs山形 All You Need Is Goal ~全てはゴールの爲に~


 W杯ロシア大会では日本代表が執念でグループリーグを突破した。ポーランド戦の最後、攻め上がらなかった事は残念だったが、ベスト16まで生き残った喜びに較べたら、実以て取るに足らない些細な事でしかない。
 
 W杯で4試合目の真剣勝負が叶うのは、選ばれたトップ16チームにのみ許された特権なのである。日本代表はその栄誉を以って次のベルギー戦に全力で対峙していただきたい。

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 さて、そんな中FC岐阜は、アウェイ山形戦、成す術もなく0-2で惨敗を喫した。ゴールに向かう意欲が乏しく、またその局面を打開する選手も現れずに90分が過ぎてしまった感がある。山形の様な試合巧者の相手には、ギフのサッカーは未だ道半ばなのかもしれない。
 
 そしてこれでシーズン前半戦が終了、ギフは8勝8敗5分けで22チーム中の11位と、丁度真ん中の成績。決して悲観する結果では無いが、これから真価の問われる後半戦、球際に拘って、ゴールに拘って、そして勝ち点1に拘って、更に上を目指していただきたい。
 
 後半戦の目標は、そうプレイオフ圏内、 次の勝利の爲に、頑張れ!FC岐阜!!
 
 
 
 

2018/06/24

6/23_vs山口 Kyogo vs Onaiwu ~失われた勝ち点2~


 ホーム山口戦は見応えのあるエキサイティングな一戦だった。それだけに勝ち切りたいゲームでもあった。恐らく今シーズンの前半戦で、一番勝つ必要があったゲームだったような気がする。

 岐阜市のホームタウンデー、言わばホーム中のホームでJ2首位相手の勝利は、8千人の観客に大きなインパクトを与える事ができたはずである。残念なドローゲームは、勝ち点2を失っただけでなく、多くの観客にギフへの注目を更にアピールできるチャンスを逃したかに思える。

 古橋享梧#11の見事な逆転の2ゴールがあっただけに、その2分後にあっけなく決められたオナイウ阿道#19のヘディングシュートは是が非でも阻止したかった。同じ選手に2失点はまだまだディフェンスに改善の余地があるのだろう。

 とは言え、昨シーズンまでは、今節の様な肝になるゲームは悉(ことごと)く落としていた気がする(観客の増加が勝率に反比例するかの様に)。それが今日の様に魅せるゲームを作る事が出来る所までに進化しているようである。

 何とかこのペースを落とさず次のゲーム、そしてシーズン後半戦に繋げていただきたい。これ以降の勝利はすなわち、プレイオフ圏内への招待状となる。

  次のステージに向けて、 頑張れ!FC岐阜!


2018/06/18

6/17_vs町田 Stranded Down ~戦慄のギフ封じ~


 ホーム町田戦は厳しいゲームとなった。4連勝中の勢いのまま試合に突入したギフは立上り10分あたりまではゲームを支配かに見えたが、徐々に相手にペースを握られ、いつもの攻撃の型が機能しないままに、後半30分過ぎに失点すると、そのまま0-1での敗退となった。
 

 もちろん決定機は皆無では無かったが、古橋享梧#11のビックチャンスも今日はゴールには至らなかった。連続ゴールの記録は振り出しに戻ってしまったが、また次節から始めれば良いことで、大して気にする事ではない。

 それよりも、高い位置からのプレッシングによってギフのパスサッカーを封じる町田の戦術が、今後のギフ封じの手本になってしまわないかと懸念が残る。それに対抗するために、ギフは更に精度とスピードを上げて行く必要があるのだろう。

 次の勝利の爲に、 頑張れ!FC岐阜!


2018/06/10

6/10_vs讃岐 『Stop GIFU If You Can』 ~4連勝!7位!~

 
 アウェイ讃岐戦に1-0で勝利したギフは、リーグ戦4連勝である。しかもその間の失点は僅かに1失点と堅守が際立つ。J2順位も7位に上り、プレイオフ圏内の6位との勝ち点差は僅かに1点、絶好調のギフを止められるものなら止めてみろ、と言いたくなる程に舞い上がっている。
  

 今日のゲームは断片的に中継映像を確認したが、高い位置でのボールへの寄せが積極的で、相手の攻撃のリズムを上げさせない。前半を無難に乗り切って、後半立ち上がりの古橋享梧の一振りでゲームを決める。終盤のパワープレイには危ない場面もあったが、全員で守り切り零封することが出来た。ゲームの終わらせ方、逃げ切り方が実践できた事は大きな成果である。
 
 ここから更に上を目指すためには、もっと進化が必要なのかもしれないが、今のギフになら不可能とは思えない気さえする。シーズン前の一抹の不安はもう無いに等しい。後は上だけを見て進もう。 次の勝利の爲に、 頑張れ!FC岐阜!
 
 
 
 

2018/06/04

6/2_vs水戸 Eternal Confidence ~爽快!三連勝の必然~


 今日も絶好のサッカー観戦日和、ホーム長良川の水戸戦に参戦。

 開場前の一般入場待機列には、SKE48熱烈なファングループとアニサカのファン層、そしてギフのサポーター達が渾然一体となって、それぞれ自分たちの話題について熱く語り合っている。いつも違う異空間である。

 FC岐阜は今、Jリーグサッカー観戦の概念を、少しずつ変えようとしている。
 

 今日だけ(?)は町音葉さんがセンターのSKE48のミニライブ、ダンスに定評のあるギッフィーは現役のアイドルグループに引けを取らない完璧なダンスパフォーマンスで会場を盛り上げる。
 

 とは言え、主役はFC岐阜である。

 2連勝で波に乗るギフは、今日勝てば本物である。選手の入れ替わりがあっても同レヴェルのパフォーマンスが維持出来れば、水戸相手に連勝を重ねることは造作も無い。そう思える程にチーム状態は絶好調のようである。
 

 最初の得点は、相手のハンドのファールでPKを獲得し、キッカーとなった山岸裕也#9が落ち着いて決める。
 

 2点目のゴールは、相手キーパーのファールでPKとなり、キッカー古橋享梧#11が5試合連続のゴールゲッターとなる。
 

 3点目は、ビクトル#25が起点のロングフィードを高い位置で囲んでマイボールにして、ヒールパッサーのライアン#10から、最後はゴール前に詰めていた山岸が今日2得点目のゴール。前線でのギフの連携が機能した見応えのあるゴールである。

 そして4点目は、大きなサイドチェンジから、途中出場の薮内健人#19の個人技によるJ初ゴール。パスサッカーだけでは無いギフの新たな可能性を披露した感激の4得点だった。
 

 これでギフは勝ち星が先行し、順位を8位に押し上げる。下位との差を引き離すと共に、夢のプレイオフ圏内が窺(うかが)える位置に来た。
 
 プロヴィンチャーレのFC岐阜がいよいよ上を目指す準備が整いつつある、そう感じた節目の一戦であった。


 ゲーム後は、先週のリベンジで、トリプルジーの写真をいただいてきました。
 

 今回の動画は前節のデジャヴュ、古橋が山岸に入れ替わりました。