2014/04/29

SAYONARA「国立」 ~ヴェルディ戦を前に~


   周知の通り、2019年に開催されるラグビーワールドカップ、そして2020年の東京オリンピック・パラリンピック開催を前に「国立霞ヶ丘競技場」が生まれ変わる。

   現在、5月31日の最終イヴェントまでの間、『SAYONARA国立競技場プロジェクト』の一環として、スタジアムツアーが企画されている。


   5月3日、FC岐阜が東京V戦で国立競技場に乗り込む事前視察として、このツアーに参加させていただいた。


   ゴールデンウィークの真っ只中、最後の国立へと多くのツアー客が集った。

   まずは、世界陸上についての説明から始まる。最近の若者たちに、カール・ルイスと言われてもピンと来ないらしい。


   そしていよいよ、メインスタンドから競技場内に侵入。東京Vvs岐阜に向けて、最高の芝が準備万端で整備されている。


   触ってみた・・・。


   ゴールキーパーからの目線はこうなる。


   聖地の12番ゲートはこの位置。


   一足先にギフが使用するであろうロッカールームの下見である。建物内部の施設についてもやはり老朽化は否めない。


   さて、これが噂のトラック内側に設置されている地下通路への入口である。現実的にはあまり使われることのなかった、トイレ設備等に繋がっているという。


   次は、一旦マラソンゲートから外に出て、バックススタンドへと進行する。

   メインスタンドの向こうには、天候が回復した蒼空のもと、新宿副都心の超高層ビル群が広がる。


   最上段に登り、聖火台とヒコーキ雲の構図。


   振り返ると、東京スカイツリーとヒコー船の構図。


   こうして、ツアー担当者のわかりやすい説明を聞きながら、約90分の国立競技場スタジアムツアーが終了する。観客席にほとんど屋根が無く、時代に取り残された感のある「聖地国立」であるが、最後の最後まで最高の持て成しで私たちを迎えてくれていた。


   ギフにとっての国立ラストマッチはいよいよ5月3日である。ラモス監督にとっては、日本人としての故郷である、東京ヴェルディ(←ヴェルディ川崎←読売クラブ)との因縁の対戦となる。是非とも最高の結果を消えゆく国立競技場と私たちの記憶に刻んでいただきたい。


   ツアー終了後には「秩父宮記念スポーツ博物館」の見学に廻る。

   国体のコーナーではミナモ(本業の方)のバッチを発見した。


   感想ノートの片隅に、“2014年5月3日FC岐阜、聖地国立にて初勝利!”と、未来予想図を秘かに残して参りました。


   SAYONARA国立競技場、こうしてまた一つの時代が終わってゆく。


   そしてこの日、もう一つ自分にとってはささやかな楽しみだった事が終了されてしまった。世の中、そう甘くは無いということである。

   最後に、ペレ入りました!




2014/04/23

Destination


   4月20日の栃木SC戦はメモリアルへの参戦が出来なかったので、夜、野田恭平の解説と共にぎふチャンの録画中継が初見となる。

   結果は3失点で完敗となったが、実戦で選手の適性を見極めながら試行を繰り返さなければならない今の段階では、やはり連勝することは容易ではない。

   ラモス監督が公言する『チャンスは二度ある…』が一巡して、それぞれの役割が確立し闘える集団になるためには、もう少し時間が必要なようだ。

   ただ、ナザリト#9のゴールが結実した様に得点のチャンスは幾らでもある。攻守のバランスを保てれば自ずと勝点はついてくるだろう。

   サポーターにとっては、今しばらく我慢の時期が続くかもしれないが、勿論消沈することなく応援し続けよう。

   次節からの過密日程を何とか乗り切って中位くらいの順位でW杯期間を迎えたい。

   我々はまだまだ夢の途中であり、今シーズンの最終目標到達点は、11月の段階で如何(いか)に上位に食い込めるかであり、いい形で次のシーズンに繋げるかである。
  


   3歩前進 4歩後退 1足踏み 14列目走行中。



2014/04/14

Ramos meets "Kazu" on stage of J2


   試合後にラモス監督が飲みに行ったのが三浦和良選手らであったかは定かでないが、ギフはアウェイ横浜FC戦での難しいゲームを物にした。

   チームのバランスが悪い時でも勝ちに拘る強い執念が、この勝ち点3を(もたら)したのだろう。
 

   そして、次のホーム戦に向けては、相当厳しい追い込みが若手選手に待っているかもしれないが、その試練を乗り越えて更にステップアップして貰いたい。

   4月後半からの連戦に向けて、体調管理が一層重要となる。そんな時、控えの選手が実戦投入で、どこまで変わらぬパフォーマンスを発揮できるかが鍵となる。

   何とか現在の順位維持、若しくは上昇出来るよう頑張っていただきたい。




   次節、再び連勝して、前に進もう!

   3歩前進 3歩後退 1足踏み 10列目にランクアップ!




   今日のYouTube動画は、横浜FC戦が終了したので「浅中」での練習風景のサワリを少しだけ。





2014/04/12

平日の『浅中』 ~今年は練習場として~


   4月11日、平日の朝9時、浅中公園での練習に参戦。

   大人の事情が(まさ)って、今年はリーグ公式戦開催の日程は組まれなかったが、練習場としてラモス監督を始めとする新加入選手が初めて参集する。


   実際に練習が行われたのは、川を挟んだ反対側の多目的広場だったが、昨年の試合会場となった「陸上競技場」には、何やらインタヴュー撮影のセッティング中の様子…

   その答えが、こちら。

   「NEWS ZERO」の取材で、北澤豪氏が来岐されていた。三浦知良#11が在籍する横浜FCとの対戦を前に、一足先に「読売クラブ」時代の盟友が再会する。


   そんな中、日陰に入ると肌寒いくらいの環境で練習がスタートする。

   すぐ横を通る名神高速道路の騒音で、スタンドからでは会話が聞き取れない。


   本日の練習もいつもの様なハードなメニューに終始する。

   ギフのフォワード陣は常にゴールを狙う!




   次節、アウェイ横浜戦に勝利して、前に進もう!

   2歩前進 3歩後退 1足踏み 14列目走行中。




   ※北澤豪氏の取材情報はこちらにも。



2014/04/05

『きっと明日はいいトモロー』※ ~花散らしの風が吹く~


   4月最初のゲームは、天候が回復して櫻滿開となったメモリアルに、ここまで安定した試合運びで好調なアビスパ福岡を迎えての大事な一戦である。


   今節は、どうしても勝ちたいゲームであったし、実際に勝てるゲーム内容であったろう。

   しかしながら、ボールポゼッションの高かった前半の内に先制出来なかったのが誤算だった。福岡は少ないチャンスで加点する典型的なアウェイ戦を見事に演出してみせた。

   福岡の勢いは、メモリアル界隈の櫻を散らし、これまで好調を維持してきたギフを粉砕するには充分すぎた。

   サッカーは、例え内容で上回ったとして勝てない時がある。すぐに切り替えて、今日の福岡の様な戦い方を次の横浜FC戦ですればいい・・・。


   チームとして練度は着実に向上してる。畢竟(ひっきょう)、強い意志を持ち続ける事が肝要である。

   焦燥のリザルトは以下の通り。





   2014シーズン 新入生も巻き込んで、前に進もう!

   2歩前進 3歩後退 1足踏み 14列目まで下がる。



       ※このタイトルを使えるのは、これが最初で最後である。



2014/04/02

愛媛戦を終えて。


   愛媛遠征から、移動日とOFF後の北西部グランドでの練習に参戦する。

   愛媛戦では今シーズン初めてのスコアレスとなったが、それでも負けなかったのは、同じくスコアレスで抑えた堅実なディフェンスがあったからこそである。

   どうしても攻撃は水物の側面があり、シーズンを通して何度かはまらないゲームが出てくるだろう。一方で、守備については理論的に構築されて、組織的な約束の下で当たればかなり計算できるものとなる。

   監督自身が言っているように、ディフェンスが機能して初めて攻撃に集中できる。長いシーズンの、しかもアウェイでは、こうした勝点1を如何に拾えかが11月の最終成績に大きく影響するのだろう。


   その愛媛戦は『長良川うかいミュージアム』のPVで観戦する。

   そこでは岐阜に残った中村英之#34が今後のギフでの目標について語る。今のギフでレギュラーへの道はそれ程容易とは言えないかもしれないが。


   そして、この日の練習はフィジカルトレーニング中心と思いきや、後半ではかなり厳しいフォーメーションチェックでレギュラー陣を追い込む。ラモスの指示は常に簡潔で明解だ。

   練習終了後はナザリトに声掛け、ギフの得点王は次のホーム福岡戦に向けて、今日も絶好調である。





   第5節 愛媛戦を終えて、

   2歩前進 2歩後退 1足踏み 12列目をキープ。