2019/06/28

「まだ3日しかやってないから、大丈夫!」


 朝、コパ・アメリカのブラジルvsパラグアイの劇的なPK戦を観終わった後、ギフの練習見学に北西部運動公園へ行って来ました。

 今日で実質的な練習回数は7日目、もう北野監督の色が浸透してきた頃合いでしょう、まずは基本となるパス交換の練習をみっちりと行っていました。
 
北西部運動公園にて

 練習メニューに取り入れられているミニゲーム、ゲームといってもサッカーではなくて、いわゆる「遊び」の方のゲームで、ボールを(手で)持った二人組がパイロンから反対側のパイロンへ、「鬼」役の見立てたディフェンスに捕まらない様に移動して行くルールのよう・・・、ここで鬼は連動してスペースを消すことで、相手を追い込んで行くように指示が出ています。

 この動きの中でディフェンスの連携を確認し、リラックスした状態で脳と体に覚え込ませる効果があるのでしょうか。
 
練習風景

 さて次節は大事なホーム戦、北野監督はどんな手を打ってくるのか、次の一手に期待が高まります。岐阜市のホームタウンデーは例年勝率があまり良くない印象がありますが、今年ばかりは是が非でも勝点3が欲しい所です。

     //

 
 それから北西部運動公園Bグラウンドの芝生化は、この6月の雨の雫を吸収して順調に生育中のようです。でも使用解禁は来年の春から、その時ギフはどっちのグラウンドに立っているのでしょうか? 

Bグランド(芝生化)


2019/06/21

練習見学 ~キタノの流儀~


 北野誠新監督が指揮をとって4日目のFC岐阜、フットボールセンターでの練習を見学して来ました。梅雨の後先の芝は鮮やかな緑色に輝いています。
  
練習風景①

 言うまでもなく、ピッチ上には選手の大きな声が響き渡り、活気のある練習風景でした。こちらも大声で指示を飛ばす北野監督、その声も既に枯れている様子です。
 
練習風景②

 さてこの日の練習は、5対5あるいは6対6でハーフウェイラインからオフェンス側が攻め込み、ディフェンス陣がそれに応戦する実践形式のシュチエーションを何度も繰り返し確認していました。
 
練習風景③

 また、その後は2チームに分かれてCKなど、セットプレイの対応に多くに時間を割いていました。ビブスを付けた方が明日の先発組だろうかなどと勝手に予想しながら、既に気温も湿度も上昇し始めたピッチを駆ける選手を、サポーターが熱い視線で見守っています。
 
練習風景④

 そして明日のゲーム、北野采配初陣の結果はどうであれ、まずは選手達の魂のこもった熱い戦いに期待しましょう。あわよくば、良い結果をもたらさん事を祈りつつ。





2019/06/19

ギフ ドキュメント(2019.6) ~飛躍への監督交代~


2019.6.15 20:00
 対大宮戦に敗戦し、6連敗とする。以って敗軍の将は兵を語らず。

2019.6.15 22:00
 急遽、6月16日の練習スケジュールがOFFに変更、一部のネットユーザーがザワつく。
 
2019.6.17 20:00
 2日間のOFF後、6月18日の練習日程が15:00へと移行。この時点で結論が出たのか、Xデー間近を予感させる。

2019.6.18 07:00
 岐阜新聞が一面に『大木武監督退任!』の情報をすっぱ抜く。(同中日新聞)

2019.6.18 10:00
 FC岐阜より、大木武監督の退任と、北野誠新監督の就任が発表される。


 成績不振による監督解任論が取り沙汰されている中で、クラブは苦渋の決断をされたようだ。宮田社長が先に発表した声明にあった「あらゆる方策を講じる」中の、監督交代の選択肢を選ぶ事態となってしまった。

 大木監督の2年半はギフに新しい息吹をもたらしてくれた。氏の標榜するポゼッション重視のパスサッカーはサポーターをワクワクされる見ていて楽しいサッカースタイルであったが、その結果が伴わずギフでは成就できなかった事が残念でたまらない。
 名状し難いさびしさはあるが、監督としてFC岐阜を選んでくれた事に心からの感謝を送ると共に、今後のご活躍を期待いたします。


 そしてこの苦境の中、ギフの再興を託された北野誠新監督には大いに期待するしかない。氏のイメージはカマタマーレ讃岐での敵将としてギフを苦しめた印象が残るのだが、これからはその手腕をギフの為に発揮していただきたい。
 J2リーグの戦い方を熟知する第一人者であることは、誰しもが反駁(はんばく)の余地が無い。ここにきてギフでの監督復帰はお互いにとって最良の選択となり、そして最高の結果に繋げていただきたい。

 これから『ギフのキタノ』としてFC岐阜の飛躍を共に体現していただこう。




2019.6.xx
 北野監督、FC岐阜で初勝利を飾る。