2017/12/10

クリスマスイベント2017 ~瀧谷、去る。~


 12月、FC岐阜のクリスマスイベントに参加しました。

 阿部選手と風間選手が、2018シーズンの新ユニフォームを披露します。この二人は事実上の契約更新とみて良いのでしょう。
 

 FC岐阜のカラーはクリスマスカラーとよく馴染みます。薄めの緑は細かいブロック模様のデザインとなり、首元のボタンがワンポイントのアクセントになっています。

 胸スポンサーなどは未発表ですが、来シーズンからは右のエンブレムの上と、左のNBのロゴの上にも小さくスポンサーを入れられる模様です。
 

 退団選手として瀧谷亮選手があいさつされました。ギフでの2年間と移籍先の富山への決意について熱き思いを語りました。

 富山に行く機会があれば、必ず応援に行きたいと思います。
 

 大きな変革の年となった2017シーズン、ギフのサッカーがより楽しくなった最初の1年が終わり、大木監督の2年目は結果に繋がる年にしていただきたい。

 来年も良い年になりますように。
 



2017/11/11

11/11_vs湘南 激闘のホーム最終戦

 ホーム最終戦、J2王者湘南ベルマーレ戦の長良川競技場に参戦。
 

 こういうゲームだからこそ勝っておきたかった。同じPKでも相手は枠を外し、決定機をことごとくビクトルに阻まれる、月も味方してくれた展開だっただけに勝たなくてはいけなかったと思う。
 

 勝利の女神は今年のギフに最後まで優しくはなかったようだ。まだまだ鍛練が足りないということか。

 逆にこんなゲームでも引き分けに持ち込む地力があるからこそ、湘南はそつなくJ1に昇格することができたのだろう。
 

 ギフは大木体制の継続を発表し、ニューバランスのユニフォームデザインも公表するなど、矢継ぎ早に来シーズンの準備を進めている。満足のいかない最終順位になるかもしれないが、楽しませていただいたシーズンだった。
 

 来シーズンは更に成熟したサッカーを見せてくれることだろう、今はその期待しかない。そう断言できるほど、大木監督の契約更新のニュースは吉報である。
 

 次節最終戦、アウェイ山形戦だが勝ち切って今シーズンを締めよう。そしてその後は、悲喜交交(こもごも)の選手の去就と契約更新が待っているのだが・・・。
 







2017/11/06

11/5_vs金沢 2017晩秋の金沢遠征


 アウェイ金沢戦、石川県西部緑地公園陸上競技場に参戦。快晴の日本海側、日向(ひなた)は暖かく絶好のサッカー観戦日和であったが、アウェイ観戦席は日が当たらずかなり肌寒い状況である。
 

 アウェイのスタグルは『焼き牡蠣』をいただく、味付けは何もしていないようだったが、磯の塩味が効いて3個で500円也。
 

 この所のギフは、PO圏内を狙える上位クラブとの対戦で勝ち点が積み上げられず、足踏み状態が続いている。

 今節の金沢は順位が一つ下の勝ち点差が2、負ければ順位の入れ替わりがあるだけに、負けられない一戦である。最終順位を上げて置く為にも、勝ち点を積み上げて置きたい所である。
 

 前半のキックオフからホーム金沢が一気呵成に攻め上がる、ギフのDFの背後を突き何度もチャンスメイクを重ね、ついには先制を許す。佐藤洸一#9は長崎でも、ここ金沢でも結果を出せる選手に成長したようである。

 J2リーグも終盤ともなると、各クラブがギフのパスサッカーの攻略方法を確立してきたようで、今のギフには更に上を行く精度とスピードの求められる。

 オフェンスに関してギフにも応分のチャンスがあった。同点のシーンは1本のパスで抜け出してから、そのセンターリングを風間宏矢#14がきれいに決めて見せた。
 

 後半も攻守が入れ替わる目まぐるしいゲーム展開となったが、お互いに最後の決定力を欠き、同点のままタイムアップとなる。ギフは何とか連敗を止め、今の順位を死守することができた。

 そして次節はホーム最終戦、シシーニョ#6はまだ出られないが、今シーズンのギフの集大成となるゲームを見せていただきたい。また、早い段階での来シーズンの体制を示していただきたい。また一から作り上げるのではなく、今シーズンに足りなかったものをどれだけ積み上げられるか、進化が実感できるチーム作りに期待しよう。
 

 さて今日の収穫、勝ち点1の他には、オレンターノツアーでいただいた選手サイン入りの公式ボールが一つ、これは『良いもの』だ。
 




2017/10/02

10/1_vs名古屋 Down With Grampus!! vol.2


 名古屋グランパスを迎えた注目の名岐ダービー第2戦『長良川ラウンド』に参戦。試合開始前から色々と話題になってはいたが、肝心の試合結果は残念な大敗となってしまった。
 

 3月の第1戦『矢作川ラウンド』での両者の対戦は拮抗した見応えのあるものだったが、半年後その差は歴然、戦い方にムラがあるとは言え名古屋は確実にレベルアップしており、1年でのJ1復帰に向けて勢いを取り戻したようである。
 

 一方、オフェンス面では徐々に結果を出せるようになってきたギフも、オーガナイズされた攻撃と、FWの卓越した個の技術の前にはまだまだ充分に対応できないようである。
 

 これからの対戦相手も、名古屋と同じようにJ1昇格のプレイオフ圏内が狙えるクラブが続く中、ギフも高いモティベーションを持って試合に臨むことができるだろうか。
 

 イヴェントとしては大盛況の名岐ダービーだったが、仮に運よく(あるいは運悪く)来年も実現することがあれば、より進化したギフをみたいものである。鉄心石腸の大木監督、このサッカースタイルを貫いていただき、誰もがワクワクするようなサッカー、観ていて楽しいサッカーを期待しよう。
 

 試合後の反省会は『大衆酒場ホームラン』で、ギフのサポーターと名古屋のサポーターでごった返す不思議な空間にて。
 



2017/09/20

『蒼穹の北西部に 秋の風すがし』


 シーズン終盤に来て4連勝中と好調のFC岐阜を視察、北西部グランドでの公開練習に参戦。

 クラブハウスでおよそ30分のミーティングの後、ピッチでは全選手が大きなサークルとなりパス回しから練習がスタートする。
 

 サークルの中には幾つものボールが入れられ、息つく暇もなく選手がポジションを入れ替わりつつ、パスが交差する。

 こういった反復練習を以てして、1000回越えのパスが実戦で可能なのだろうと合点がいく。
 

 次にピッチ半分のエリアでミニゲームを行う。GKから放たれたボールはあっという間に逆サイドのゴール前へと運ばれ、最後はシュートで終わる。目まぐるしく攻守が入れ替わる展開に素早く対応し、速攻への対応を繰り返し確認する。
 

 次節9月24日からはホーム連戦、アビスパ福岡戦の後は注目の名古屋グランパス戦は待っている。今のギフの勢いならどこと当たっても、互角以上の戦いができるだろう。

 昨シーズンと並んだ勝ち点(43)を、ここからはどんどん積み上げて行こう。いつに無く楽しみな週末が待っている。
 

 最後のランニング、特別指定選手の榎本大輝選手#29は、既にチームの一員として溶け込んでいるようだ。

 頑張れ!FC岐阜 「若きタレント」と共にJ1へ



2017/09/16

9/16_vs山口 『たくさんのしあわせ』 ~惠四連勝福~


 アウェイ山口戦を制したギフは、今期初めての4連勝を達成する。最近は定番となった圧倒的なボールポゼッションは、相手選手の一人退場で更に拍車が掛かり、終始負ける気がしないゲーム展開となった。

 但し、引いて陣形を固める相手ディフェンスを崩せないのもギフの定番であったが、後半終了間際のスコアレスドローが濃厚になってきた時間帯に、交代したばかりの難波宏明#24のミラクルシュートは、本日絶好調だった相手GKの重心の逆をついてスローモーションのようにゴールに転がり込む。

 ここに来ての4連勝、先ずはJ3降格への危惧は大きく遠のいたと言えよう。大木サッカー、大木イズムがギフのイレヴンにかなり浸透してきた証左である。これからの対戦相手は更に厳しいものとなるが、この所のサッカーが継続できれば、やすやすと大敗することはないだろう。

 一段とレヴェルアップしたギフ、この勢いがあれば次のホーム福岡戦がますます楽しみである。

 頑張れ!FC岐阜 「難波宏明」と共にJ1へ



2017/09/04

9/3_vs愛媛 「1失点の憂鬱」 ~ぎふチャン観戦記~


 ホーム愛媛戦は長良川競技場に参戦できず、「ぎふチャン」の録画放送で午後8時55分のキックオフで観戦した。

 前半立上りからゲームを支配し、ポゼッション率は最高75%を超えるほどで相手にシュートを打たせないほど完璧な内容だった。そして、風間宏矢#14の2試合連続ゴールで先制し1点リードで前半を折り返す。

 後半、押し込まれた時間帯に失点したものの、途中出場の難波宏明#24のヘディングシュートで勝ち越しに成功し、リザルト2-1で見事な2連勝を果たした。

 ホーム快勝にサポーターとしては嬉しい限りでまさに『長良川の歓喜!』あったが、名将大木監督は少し見解が違うようだ。前半の申し分のないゲーム運びをしながら、後半になって相手が戦術変更して来るとは言え、ここぞの時の集中力が保てず、安易に失点してしまう。たとえ勝てたとしても、そこがギフの弱さだと指摘する。

 今日のホーム戦は1-0(できれば2-0)で勝たなければいけないゲームだったということである。この弱点を克服して初めて、ギフは上位に食い込めると言うことなのだろう。未だ発展途上で未完の大木サッカーだからこそ、楽しみが後から後からやって来る。更なる高みを目指して、残り11試合、あるいは来シーズンを見据えて、引き続きギフイレヴンの奮起を期待しよう。

 頑張れ!FC岐阜 大木武と共にJ1へ

 

2017/09/01

8/31_vs豪州 『埼スタの歓喜!』 ~代表戦PV@長良川競技場~


 アジア最終予選 日本代表 vs オーストラリア代表戦のパブリックビューイングに参戦。長良川競技場では恐らく初の試み為、どれ程の観客が集まるものかと注目していたのだが、メインスタンドの中央辺りから続々と席が埋まり出した。

 最終的には500人余のオーディエンスが参集したもようで、いつものJ2戦とは少し違う客層のようでもあった。また、ギフのホーム戦さながらに屋台村も出店し、社長を始めとするFC岐阜の関係者も多くお見かけした。
 

 PVの開始前にはFC岐阜の両選手が今日のスターティングメンバーの感想や、試合内容をうらなう。事前にリハーサルしたとは言え、シシーニョ選手の日本語の上達ぶりに感心する。また、高木選手は懇意にしているメ~テレアナウンサー(瑞穂PV会場と中継)と冗句でやり取りをする。
 
 ハーフタイムでの再登場があるかと思いきや、二人の出番はこれでおしまい。
 

 さて、肝心のゲームであるが、既に日本中の誰もが知っているように若手を登用したハリルジャパンが戦前のネガティヴな要素を払拭し、強豪オーストラリア代表に対し2-0の快勝で見事に6度目のW杯出場を手にした!
 

 最後のホイッスルは聞き取りにくかったが、ゲームセットの瞬間は、長良川競技場でも大歓声が響き渡る、私自身も見知らぬ少年少女とハイタッチを繰り返し、勝利の歓喜を分かち合う。

 恐らく日本中のあらゆる場所で同じ光景が繰り広げられた事だろう。4年に一度のお祭り騒ぎに少しだけ参加した気分を味わえた。
 

 さすがに長良川競技場のオーロラビジョンではゲームの細部が見えずらかったので、結局家に帰ってもう一度録画を見返すことになるのだが、ギフのホーム戦同様に今回のPV企画は中々に良かったと思う。

 最後の動画は、長良川競技場のオーロラビジョンに映し出されたスターティングメンバーの発表シーンと、ギフのゲーム張りの万歳四唱の模様。




 

2017/08/26

8/26_vs千葉 トリプレッタ風間! ~シーズンベストの日~


 フクアリでのアウェイ戦に臨んだギフは、上位千葉相手に快勝であった。ゲーム内容は前節敗戦した讃岐戦と較べると、高低差がありすぎて耳がキーンとする程である。

 主力を欠く千葉は、ギフのオフェンスを甘く見たのか、サイドを容易にあけ渡すシーンが多かった。にしても、風間宏矢#14の見事なトリプレッタ(3得点)である。

 この所沈みがちだったサポーターの鬱憤を解消してくれた。この勝勢を次のホーム戦にも繋げて頂きたい。連勝しなければ中々上には上がれない状況だけに、次の一戦だ更に重要となるだろう。

 アウェイに行けないサポーターの為にも、長良川競技場での万歳四唱が待ち遠しい所である。頑張れ!FC岐阜。


 何度でも見たいDAZNのハイライト動画はこちらから。




2017/08/21

8/20_vs讃岐 真夏のWorst Game ~収穫Zeroの日~


 『赤』はギフのラッキーカラーには成り得なかった。「夏季限定」の10周年記念ユニフォーム着用で臨んだホーム讃岐戦は見所の無い凡戦のまま敗戦の憂き目を見る事になった。
 

 連戦の疲労がピークに達しているのだろうか、立ち上りからペースの掴めないまま失点する。

 順位下位の対戦相手よりも、勝ちに拘る覇気が感じられず、ゴールに迫る意識が見られない。敵陣のディフェンスを崩して綺麗なシュートばかり狙っているようで、ガムシャラで強引に切れ込む場面がほとんどなかった。

 終始、雑駁(ざっぱく)とした試合展開のまま、今シーズンのワーストゲームと言うべきホーム戦を終える。勝点を積み上げを目論んだ下位との2試合に勝ち切れなかったこの悪い状況は早々に切り替えたい。
 

 次節からも厳しいゲームは続く、先ずはゴールに執着した闘う姿を見せてくれ。この正念場を乗り越えられればギフは必ず強くなるだろう。

 頑張れ!FC岐阜!



2017/08/12

8/11_vs岡山 攻撃のカタチ ~渾身の同点ゴール~


 長良川競技場はゲーム前のにわか雨で、少しだけ暑さが和らいだように思える、ファジアーノ岡山戦はメインスタンド側からの観戦する。
 

 前節の悔しい敗戦を払拭する為にもホーム戦で勝ち点3が欲しいところ、トップにはクリスチャン#9を起用し、高さで岡山ディフェンスに対応する布陣である。
 

  前半早々、そのクリスチャンがアクシデントで交代、予定よりかなり早い時間から中島賢星#30を投入する。そしてその直後の失点と、ギフのゲームプランが立ち上から窮地を迎える。

 それでもホームで100万人目のサポーターを迎えたギフは、後半、徐々にゲームを支配できてきた。オフサイドになってしまったが、セットプレイからの攻撃のカタチが見えてきた。
 

 攻め続ける中で、遂に庄司悦大#10のヘディング初ゴールで同点に追い付く。その後の攻撃の手を緩めず逆転を狙うが、同点のままゲーム終了、惜しいゲームとなった。
 

 今日は、前線で仕事をした庄司、やはり頼りになる10番である。次節からの順位下位の2チームには勝ち切って一つでも上を目指したい。
 



2017/08/08

『ファン感謝祭2017夏』 ~赤いユニフォームのギフ~


 FC岐阜の真夏の夜の交流イヴェント、『ファン感謝祭2017』に参戦。夏休みのぎふ清流文化プラザには、子供たちを含め、多くのファン・サポーターが集りました。

 選手たちは、夏季限定のあの赤いユニフォームで登場、アウェイ用のパンツとソックスにうまくマッチしているようです。
 

 イヴェントは、宮田社長の挨拶の後、各グループごとに写真撮影会、なんチャンとパウロの迷コンビによる丁々発止のお楽しみ抽選会、最後は選手が入れ替わってサイン会と続きました。

 選手と身近にふれあう機会は、春に行われたの新ユニフォーム発表会「10th Anniversary FC岐阜まつり」に続いて2回目となり、ファンサービスに重点を置くギフの姿勢が良く分かります。
 

 イヴェントの最後に庄司キャプテンが語ったのは、今の結果には満足していないので、残り16試合を選手たちは一つでも多く勝って喜びを分かち合えるように戦いたい、ファン・サポーターの変わらない声援をお願いしたいとの事。

 J2残留はもとより、いずれはJ1昇格への足掛かりのシーズンにしてほしい2017年、最後に笑って終えられるように、ガンバレFC岐阜。


 

2017/07/31

7/30_vs群馬 有終のクリーンシート ~2夜連続の花火大会~


 2週連続のホーム戦が行われる長良川競技場、ザスパクサツ群馬戦に参戦。今節のゲストは地元岐阜県出身でSKE48の町音葉さん、FC岐阜のアンバサダー就任である。

 アンバサダー(Ambassador) の意味は一般的に「大使」と翻訳されるとの事、今後とも各方面にFC岐阜をPRしていただけるのは大変有難いことである。
 

 先週は町田相手になすすべなく敗戦を喫したギフの、今節の注目点は二つ、司令塔である庄司悦大#10を欠いて、どの様なファーメーションで臨むのか。

 失うものが何もない、なりふり構わず全力で当たってくる来る最下位チームの難しい相手にどう対応して退けるか。今節も18時のキックオフである。
 

 大本祐槻#17をDFに下げ、トップにはクリスチャン#9が初スタメン、そして小野悠斗#23を中盤の底、庄司の代役に据える布陣である。
 

 そのクリスチャンがいきなりいい仕事を見せる、ゴール正面で貰ったボールを冷静にゴール右隅に流し込み早々と先制する。この所の練習試合では結果を残して来ただけに、監督の采配が見事に的中した格好である。

 これで落ち着いたギフはパス回しにもリズムが出て、安易にボールを失わず、群馬の攻め手を封じつつ前半をリードして折り返す。
 

 後半も完璧なリスクヘッジのギフは、ピンチらしいピンチも無く更に追加点を狙いに行く。

 小野悠斗のゴールは、CKから相手GKの足元でバウンドして跳ね返りゴールネット揺らす、本人も驚きのスーパーゴールである。こうして小野は庄司の代役を見事に果たして余りある活躍でホームでの勝ち点3に大きく貢献した。ギフにまた一つ攻撃のオプションが増える。
 

 この2点のリードで危なげなく終了のホイッスルを聞く。クリーンシートで終えたのは、実に5月3日のアウェイ群馬戦以来の事、こんなゲームを後半戦はどんどん見せていただいた。

 鉄心石腸 の大木監督、強い意思を持って所信を貫く姿勢はやがて望んだ結果を引き寄せる事ができるだろう。新加入の中島賢星#30を実戦に投入してきたギフ、次節アウェイ長崎戦にも期待が高まってきた。
 

 ゴール裏の万歳四唱が夏の夜の長良川競技場に響き渡る。




2017/07/23

7/22_vs町田 不勝のパスサッカー ~スコアレスで連敗~


 昼間の暑さがそのまま残るホーム長良川、町田ゼルビア戦に参戦。18時のキックオフはピッチ上のイレヴンには、まだ過酷な環境のようである。

 ゲーム前、養老出身の敦士さんが、養老町ホームタウンデーと言う事で応援に駆け付けてくれた。各方面にFC岐阜のPRをしていただけるのは大変有難いことである。
 

 更に今日のガラポン抽選では、初めて銀色の玉を引き当てた!係りのお姉さんが驚いた顔でハンドベルを鳴らしている。景品はOKB様提供のホームメインのペアチケット、一番の景品が当たるのは初めての事で、いい気分で試合開始を待つことができた。
 

 そしてキックオフ、しかしいい事はいつまでも続かない。前半立ち上りこそ、いつものボールポゼッションからチャンスメイクするのだが、中に枚数がなくフィニッシュの形が中々できない状況が続く。

 一瞬のミスでの失点後は守備陣が萎縮し、攻撃への展開にスピード感がでない。
 

 2点ビハインドの後半も、両サイドに開く古橋・大本はそれなりに仕事ができているのだが、ペナルティーエリアへの飛び出しがなく決定機を作れないまま時間だけが過ぎて行く。

 終了間際には庄司が退場となり、後味が悪いままの敗戦となった。2試合連続の無得点での連敗である。
 

 勝ちに恵まれない今年のギフ、シーズン当初はギフのパスサッカーは面白いと注目を集めたのだが(これもDAZNが放送内でパス回数、パス成功率をリアルタイムで表示してくれたおかげ)、今ではいいサッカーをしているのに勝てない事が話題となってしまった。
 
 ギフと対戦した選手は口を揃えて、FC岐阜が今の順位にいるのはおかしいとインタヴューに答えるのだが、現実は現実、紛れもなく18位であり、それ以上でもそれ以下でもない。

 さて、次節もホーム戦、下位に低迷するチームとの対戦だけにしっかり勝ち切って調子を上げていただきた。
 

 今年こそ期待のFC岐阜、J2残留の消極的な目標ではちょっと寂しい。