2022/06/27

6/26_vs宮崎 昼下がりのクレシェンド ~逆転で3連勝~

 
 Jリーガーを題材にしたドラマが放映されると聞けば是非見たいと思います。そのテーマが元J3選手のセカンドキャリアについてとなれば、更に期待値が上がってしまいます。

 そしていざオンエアを観てみると、サッカーに詳しければ詳しい程、現実とのギャップに違和感があり過ぎて内容が入ってこなくて楽しめないかもしれません。

 しかし考えてみれば、テレビドラマの1クールの作品であり、例えば劇場版の映画程の制作費や時間をかけてリサーチされていなくてもしかたがありません。

 それでも一般的な視聴者目線で見れば、メリハリのある良くできた作品なっているのかもしれません。視点を変えてみれば更に楽しめると思います。主役の綾野剛さんが岐阜県出身だからFC岐阜のユニホームが手前に置いてくれてるよね、とか。


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 アウェイのテゲバジャーロ宮崎戦、ギフは相手の先制点を物ともせず、鮮やかな逆転で3連勝を達成した。


 試合中にその相手に合わせて好守の戦術を修正できるようになれば、自ずと結果は付いてくる。得点に絡んだ藤岡浩介#38や宇賀神友弥#30のみならず、柏木陽介#42やヘニキ#5らの積極的な攻撃参加で活性化したギフが今シーズンの最多得点で勝利を手にした。

 DAZNさんが言うほどに絶好調とはおこがましいが、好調を維持しつつあることは間違いない。まさに【だんだん強く】なってきたようだ。

 この強さこそがシーズン前に我々が思い描いていたFC岐阜の姿であり、ようやくそこに到達した気がする。これからはこの状態をできるだけ長く維持し、或いは維持できなくなった時には速やかに修正能力を発揮し、上位争いに食い込んで昇格圏内を目指していただきたい。。。

 頑張れ!FC岐阜!!





2022/06/26

さだまさしコンサート2022

 
 さだまさしコンサートで長良川国際会議場に来ています。


 新型コロナウイルス感染症の影響で軒並みコンサートなどの公演が中止・中断された時期を乗り越え、世の中が徐々に日常を取り戻しつつある証の一つとして、この日のコンサートに来ることにしました。実に4年ぶりの鑑賞となります。

 さだまさしさんは来年デヴュー50周年を迎えるとのこと、「フォークソング」や「ニューミュージック」と言うジャンルで呼ばれていた頃から、この令和の時代まで常に第一線で活躍されている稀有な歌手のお一人です。歌よりもトークの方が面白いと評判になる事があるさださんのコンサートは、今日で驚きの4,534回目を数えます。

 今回割り当てられた座席は何とPA(音響)さんの真後ろでした。運がいいとか悪いとか人は時々口にするけど、こうゆうことって確かにあるようです。コンサートと共にPAさんのお仕事を間近で拝見できる良い機会となりました。


 今回のコンサートは先頃発売されたアルバム『孤悲こい』の楽曲を中心に構成され、コロナ禍の現状や、ウクライナなどの世相について氏の思いが語られています。

 いつも通りのテッパンのコンサート、もうしばらくは続けていただきましょう。。。


 追伸

 アルバム『孤悲こい』の推しの一曲は「OLD ROSE」、歌詩の最後でリフレインする「OLD ROSEオーデュ ローゥズ」のフレーズがとてもきれいで印象的です。

 



2022/06/19

6/18_vs福島 耐えて、耐えて、耐えて


 6月は日本代表戦月間でした。注目のブラジル戦やキリンカップ、そしてU23アジアカップなど集中的に開催されました。今回のホーム戦4試合は久しぶりに試合前の国歌『独唱』が復活しました。閉塞感のあるコロナ禍から脱却し、今までの日常が戻りつつあることを印象付ける象徴的なシーンになりました。
 
 代表戦は毎度のことながら、一つ勝てば日本の成長を称えて未来に希望を膨らませ、一つ負ければ辛辣な批判を浴びて監督交代と叫ばれます。いつの時代も変わりませんが、最近は日本代表戦の地上波放送問題が話題になっています。今やサブスクや pay-per-view が時代の趨勢、スポーツ観戦も例外ではないようです。

 他所の国では、自国のサッカー代表戦はテレビで無料放送する法律があると聞きますが、そもそも代表戦がいつでもテレビ視聴率の採れる魅力的なコンテンツであり続けることが必要です。Jリーグも元を辿れば日本のサッカーが世界に通用される目的で発足させ発展してきました。今、原点回帰が必要な時期かもしれません。

 カタールW杯に向けて、頑張れニッポン!!

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 今は目の前の一戦に必勝を期すのみのFC岐阜、今節はアウェイで福島ユナイテッドFCとの対戦で連勝を狙う。


 前半のCKのチャンスから、デザインされた型でゴールを奪い先制する。柏木陽介#42からのセンターリングを大西遼太郎#23が見事に流し込んだゴールシーンで1点。その内訳は大西選手が0.6点で柏木キャプテンが0.5点。(※注)計算の合わない0.1点は柏木キャプテンのゴール後のドロップキックパフォーマンスによる加点。

 後半になり、福島に攻め込まれるのだが、耐えに耐えて、この1点を守り抜く。ゲーム内容の成熟も喫緊の課題ではあるが、何より今は勝ち切る事が一番大事。ギフは見事にそのタスクを達成し勝点3を積み上げて帰ってくることができた。

 ギフはこれで連勝となり今節を終えて5位に浮上。この調子で勝ち進めば、一時は失いかけたものを取り戻すことができるかもしれない。

 まだまだギフには過酷な夏の激戦が待っているが、チーム力全体の底上げで乗り切っていただきたい。。。

 頑張れ!FC岐阜!!








2022/06/13

6/12_vs鹿児島 王道を行く! ~ホームで快勝~

 
 ホーム長良川の鹿児島ユナイテッドFC戦は岐阜市ホームタウンデーのチケットで今年も観戦させていただく。首位の鹿児島に勝利して昇格戦線に生き残りたい所である。

選手バス待ち

 午後2時のキックオフは厳しい時期になってきたが、前節のホーム戦のような試合の繰り返しは許されない。この1週間でギフは万全のコンディションを取り戻す事ができたのか、今節のイレヴンに期待である。

円陣2022

 前半、一進一退の攻防でスコアレスで折り返すと、後半にゲームが動いた。宇賀神友弥#30のスローインからチャンスを広げて攻め込むギフは...

スローインのチャンスから→

 ...庄司悦大#10のゴールで先制に成功する。ギフに復帰後待望の初ゴールである。

→庄司の先制ゴール!

 今日のゲームのハイライトの一つは、先制されてギヤを入れ替えた鹿児島に同点を許したギフが、宇賀神選手のパスミスから相手に決定機を作られるのだが、松本拓也#21の好セーヴで難を逃れる。

 そして、その宇賀神選手が最後は鮮烈な勝ち越しのゴールを決めて勝利を掴み取る!

7827

 こうして今シーズン最多の観客の前で、誰もが痺れる王道の”ストーリー”が完結した。
 
岐阜 2-1 鹿児島

 次節からのアウェイ2連戦は直上の順位の2チームと対戦、着実に勝ち切って更に上位を目指したい。

「なんそれ!」

 何よりもホーム戦の勝利は、我々サポーターに活力を与えて貰える。それには惜しみない拍手で答えたい。。。

ホームで快勝!






2022/06/06

6/5_vs八戸 振り向けば雨 ~遠すぎた1点~

 
 FC岐阜のホーム長良川でのヴァンラーレ八戸戦は、つゆのあとさきのトパーズ色の風が吹き抜けるナイトゲームである。

岐阜 vs 八戸

 今節からのホーム2連戦、いい形でスタートしたいところ。

「1点取りに行こう!」

 しかし120分戦い切った天皇杯から中3日のギフは、どうしても体の動きや攻守のリズム自体が重く感じた。攻撃のスイッチが入るのが遅きに失する。

CKのチャンス

 ゲーム終盤にようやく攻撃の形が整いだしたのだが、最後の1点が遠い。あと10分あれば仕留められたかもしれないが、であるならば10分早く攻撃のスイッチを入れろ!

岐阜 0-0 八戸

 …負けたわけではない、大丈夫、まだまだこれから… サポーターは皆、そう自分に言い聞かせる。。。




2022/06/03

6/1_vsG大阪 『大阪青春夕焼物語』

 
 「太陽の塔」を見たのはこれが初めてです。幼い頃にあった大阪万博には連れて来て貰えなかったので、できた当時のものは見ていませんが、50余年が経過した塔の姿は今なお圧倒的な存在感でこの大地に根付いている様子です。

Tower of the Sun since 1970

 今にして思えば、先の敗戦を乗り越えた後の日本が、一番勢いがあって成長が実感できた時代でした。コロナ禍の影響だけではない、昨今の閉塞感のある日本を嘆くわけではありませんが、世の中が少しづつ斜陽に向かっている気がしてなりません。

 つくづく自分も年を取ったと感じる。日暮れて道遠しです。

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 まだ誰もいないパナソニックスタジアムに到着。天皇杯2回戦のガンバ大阪戦の参戦は実に3年ぶりのアウェイ遠征である。

Panasonic Stadium in Suita

 J3が主戦場のギフがJ1のクラブと公式戦で対戦出来るのがこの天皇杯、大阪まで遠征する価値のある一戦である。(放送も配信もないしね。)

Team of FC Gifu

 どんなゲームになるのか分からず手探り状態の内に、まさかのギフが2点を先制! これなら行けるかと思っても無理はなかったが・・・

First goal

 徐々に大阪がゲームを理解し、ボールを支配し、ギフを包囲する。

Y. Kashiwagi#42 →

 後半早々に追い付かれると、その後は大阪の洗練されたJ1のサッカーについて行くのが精いっぱいのギフ。いつ失点してもおかしくなかったが、何とか必死でゲームを維持し延長戦へ。

→ Y. Shoji#10

 最後は、僅かなミスも逃さない個の力に屈服させられる。

Oh... Patric...

 J1クラブに完敗すること自体はあり得ない事ではないが、一番の問題は、 2-0 から有効な手が打てず 2-4 で完敗してしまったことである。

 大阪まで観に来る価値のある良いゲームであり、ギフはよく頑張ったとは言えるが、決してそれで終わってはいけない。

G-Osaka 4-2 FC Gifu

 これからはJ3を勝ち上がる事によってこんな強いチームともっと対戦できる。それが楽しみでならない。。。