2011/04/27
各務原スポーツ広場にて
天気予報は一日雨。それでも午前中は僅かに晴れ間も覗く空模様。そんな中、平日の休みなので練習見学に赴く。雨が降りだせば帰ってこようと今日の練習場である「各務原スポーツ広場」に向かった。
バックに「Kawasaki」のロゴが見える小高い山の中腹のピッチ。雨はまだだがとにかく風が強い。そして練習開始のミーティングにはみんな駆け足で集合!
「各務原ベース」の飛行発着訓練の爆音に掻き消されながら、矢継ぎ早に指揮官の指示が飛ぶ。基本を大事に!基本を大事に!!
練習開始後1時間、ここで水入り。雨だけならなんとが凌げるが、横殴りの風が強過ぎ。4人のクルーで訪れたNHKの取材陣の傘、雨天での撮影に必須の透明のビニール傘が強風で裏返ってしまった。購入後1時間でぽしゃってしまったと嘆くばかり。
雨にも負けずピッチを駆けるイレブンの姿に後ろ髪を引かれながらも駐車場の車まで退避することにした。3日後、長良川競技場での雄姿を楽しみに、今日はこれくらいにシトイタロ。
2011/04/23
Jリーグ再開されども
PC上にGoogle Earthを展開し、熊本県総合運動公園陸上競技場(KKWING)を検索、その上に「Jリーグ速報」を被せての簡易web観戦。
これでPSMを含めた公式戦3連敗。Jリーグは再開したが、FC岐阜はまだ何かが再開できずにいる。次節、ホームに帰っての水戸戦。万全の態勢で勝ちにいってもらいたい。久しぶりの公式戦、まずは遠征メンバーに気を付けて帰ってもらうよう、労をねぎらいたい。
2011/04/20
「上を向いて歩こう」
4月18日、東京に出張する。3.11以降では初めて関東圏を訪れることとなる。余震活動が終息しない中、新幹線の遅れや運転見合せを気にしなければならないなど多少の不安は拭えない。花見などの自粛ムードや、一時期の計画停電による経済活動の停滞で「華の都、大東京」が元気がないなどと殊更に報道されている。実際のところどうなんだろうと、富士山を横目で眺めながら首都圏に入る。
少し時間が空いたので、お約束である「お茶の水の日本サッカーミュージアム」に足を運ぼうと思い立つが、今日は月曜日で休館。(その前に震災の影響で現在閉館中!、4月23日から再開の予定)
それならばと、浅草方面へ移動。先ごろ「634m」に到達した「東京スカイツリー」を間近で見ることにした。
YouTubeにupした映像には穏やかにハトが横切る。
いつまでも塞ぎ込むことなく、あるタイミングからはなるべく普段通りに戻そう。滞りなく仕事を終えて別段のトラブルもなく「N700」経由で雨の岐阜に戻ってきた。
2011/04/01
PROJECT NAGAI vol.3
3月29日午後6時を過ぎて、辺りが十分暗くなってから、いつもより少し遅めにようやく照明に火が入った。
立錐の余地もないスタジアムに両チームのイレブンがウォーミングアップに登場。必然的のプラクティスジャージーも同一のアディダス製。
Jリーグ選抜ゴール裏は多彩なカラーのユニフォームが犇めく。
そして、選手紹介。選出された選手が次々とオーロラヴィジョンに映し出される。
午後7時15分、日の丸のもと選手入場。
国歌・黙祷・チームキャプテンの挨拶、そして歴史的一戦のキックオフを告げる笛が鳴る。
これ以降、ゲーム中の写真は一切無い。感じた全てを自分の目に焼きつけることにした。
遠藤#7のフリーキックも、岡崎#9のループシュートも目の当たりにした。
ハーフタイムでのウェーブも自嘲気味に参加した。
両ゴール裏からの「ピクシー!オーレ!」に手を挙げて答えるピクシー。
何もかも夢のような時間の中で過ぎた。
そして後半37分が訪れる。
カズ#11のゴールにスタジアム全体が、おそらく日本全体が一つになった。またしても、サッカーがひとつのスポーツ競技を超越し、人々の心に響く崇高な慈善のイベントに昇叙した瞬間である。求められたゴールを決める事が一番難しいと言う、カズ(永遠の#11)はやはりキングカズであった。
結局、今日の3ゴールは全てJリーグ選抜サイドに納まり、それを間近で観れたことは僥倖である。
しかし、その後に我々の目前で繰り広げられたはずの「渾身のカズダンス!」は客席全体が飛び跳ねていたので、生で目撃する事が出来なかった。今日唯一の誤算である。
こうして、公式記録には残らない歴史的なゲームは感動のうちにタイムアップとなった。
リザルトは以下の通り。
これで「PROJECT NAGAI」の最後のミッションである、ゲームを心から堪能することは見事に完遂した。 そしてまた、カズがゲーム後のインタヴューで答えたように、これは始まりであり継続して支援活動を行わなければならないと思う。数か月、数年のスパンで事あるごとに支援が必要である。
今回の震災による試練は、たまたま自分の地域で発生したかっただけのことで、いつ当事者になってもおかしくない。その事を肝に銘じ、決して驕ることなく、決して気負うこともなく、日々慎ましく誠実に生きようと思う。
3月29日はサッカーファミリーの一員で良かったと強烈に印象付けられた忘れられない一日となった。
がんばろうニッポン!みんなのチカラがひとつになって。
「PROJECT NAGAI」 《完》
立錐の余地もないスタジアムに両チームのイレブンがウォーミングアップに登場。必然的のプラクティスジャージーも同一のアディダス製。
Jリーグ選抜ゴール裏は多彩なカラーのユニフォームが犇めく。
そして、選手紹介。選出された選手が次々とオーロラヴィジョンに映し出される。
午後7時15分、日の丸のもと選手入場。
国歌・黙祷・チームキャプテンの挨拶、そして歴史的一戦のキックオフを告げる笛が鳴る。
これ以降、ゲーム中の写真は一切無い。感じた全てを自分の目に焼きつけることにした。
遠藤#7のフリーキックも、岡崎#9のループシュートも目の当たりにした。
ハーフタイムでのウェーブも自嘲気味に参加した。
両ゴール裏からの「ピクシー!オーレ!」に手を挙げて答えるピクシー。
何もかも夢のような時間の中で過ぎた。
そして後半37分が訪れる。
カズ#11のゴールにスタジアム全体が、おそらく日本全体が一つになった。またしても、サッカーがひとつのスポーツ競技を超越し、人々の心に響く崇高な慈善のイベントに昇叙した瞬間である。求められたゴールを決める事が一番難しいと言う、カズ(永遠の#11)はやはりキングカズであった。
結局、今日の3ゴールは全てJリーグ選抜サイドに納まり、それを間近で観れたことは僥倖である。
しかし、その後に我々の目前で繰り広げられたはずの「渾身のカズダンス!」は客席全体が飛び跳ねていたので、生で目撃する事が出来なかった。今日唯一の誤算である。
こうして、公式記録には残らない歴史的なゲームは感動のうちにタイムアップとなった。
リザルトは以下の通り。
これで「PROJECT NAGAI」の最後のミッションである、ゲームを心から堪能することは見事に完遂した。 そしてまた、カズがゲーム後のインタヴューで答えたように、これは始まりであり継続して支援活動を行わなければならないと思う。数か月、数年のスパンで事あるごとに支援が必要である。
今回の震災による試練は、たまたま自分の地域で発生したかっただけのことで、いつ当事者になってもおかしくない。その事を肝に銘じ、決して驕ることなく、決して気負うこともなく、日々慎ましく誠実に生きようと思う。
3月29日はサッカーファミリーの一員で良かったと強烈に印象付けられた忘れられない一日となった。
がんばろうニッポン!みんなのチカラがひとつになって。
「PROJECT NAGAI」 《完》
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