2011/06/20

日曜日の憂鬱

   今日こそは、今日こそはと祈りながらまた週末を迎えた。日曜日のナイトゲーム、今節のマッチアップはコンサドーレ札幌。
   あれはもう一昨年おととしになるのか、花火大会の夜にどうにかメモリアルまで辿りついて観戦した対札幌戦。花火をバックに最高のロケーションで完敗してしまった強烈な印象が未だに残っている。


   そんなことを思い出させてしまうのはこのところの不調FC岐阜。トップ、中盤に新しい選手を先発させるも、ディフェンスはいじることができない。

   そして、キックオフ…。


前半 2分 0-1

前半34分 0-2※オウンゴール

前半39分 0-3

後半30分 1-3※PK

淡々とゲームが始まり、フラストレーションだけを残してゲームが終わる。


試合終了後、バモスゾーンの時間が止まった。サポーター座して動かず。


   ここまで来れば、もはや我々外野が騒いでどうにかなるレベルを通り過ぎた感がする。プロのゲームとして見るに堪えられないと言わざるを得ない、FC岐阜は勝ち方だけでなく、「負け方」さえも忘れてしまったのか!

   アマチュア時代からFC岐阜を追い続けて、いつもゲームがあるたびごとに一喜一憂させてくれた。もちろん順風満帆ばかりではなかったが、週末が楽しみだった。そんな感動を届けてくれたFC岐阜は、正に「日曜日よりの使者」でいてくれたと思う。
   しかし今は、そんな週末を楽しむことができない期間が続く。なんとかならないものかと嘆くばかり。

   多少、感傷的になってしまったがリザルトは以下の通り。


気分転換にYouTubeの「日曜日のよりの使者」にUp-Linkしました。
(ちょっと刺激的な動画をチョイス。)

2011/06/14

映画「さや侍」



   6月13日、FC岐阜が千葉戦に敗れた翌日、自身の仕事がOFFだがトップチームの練習もOFFなので、通常料金より800円OFFの、月曜メンズデイのシネマコンプレックスに行く。

   観賞した映画は「さや侍」、ダウンタウンの松本人志監督の最新作。氏にとっての第3作目となる。意見は分かれるところだが前2作に較べてみると、一番「映画」らしい映画に仕上がっていると思う。映画撮影での「セオリー」や「お約束」を忠実に守っているなど、「松本人志」らしくないと言われればそうなのかもしれない。
   逆の言い方をすれば、こんな引き出しもあったのかと感心する。監督の「今」の状況が如実に反映した作品と言えるかもしれない。おそらく5年前でも、5年後でも、このテイストの作品は成立しなかったであろう。
   そういう背景を考えずに「普通の映画」?としてみれば、普通に面白いお勧めの映画の一本である。

   「引き出し」が多いことはどの世界でも大切で、あるサッカークラブはその引き出しが少ない為に低迷していたりする…。精神論だけでなく、戦術・戦略の構築も重要であろう。

   そして次に観たい映画は、川島眞也選手#5のブログでもふれられている「SUPER 8/スーパーエイト」(J.J.エイブラムス監督)、S・スピルバーグのファンは必見となるエンターテインメント作品。この映画が公開される頃(6/24)には、FC岐阜に次の1勝が届けられていることを祈りたい。

   最後は「さや侍」のネタバレ情報をひとつ。
エンディングロールにはこんな人のクレジットも。

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2011/06/05

新しい風

   梅雨の中休み、土曜日のメモリアルはナイトゲーム湘南ベルマーレ戦に参戦。

   湿度の高いスタジアム内、照明のカクテル光線がピッチにわだかまったそのもやを浮かび上がらせる。これが不快指数上昇に繋がらなければいいが。


   勝てないFC岐阜、菅#7を先発に起用し中盤の要にアクセントを付ける。持ち前のポジティブシンキングで統率のとれた守備意識を引き出してほしい。


   前半、J2に来ればやはり強豪の湘南と五分に渡り合う。撃つ手も少ないが、敵の攻撃にも遜色なく対応できている。そう最近の前半のゲーム運びは大体がこんな感じ。ここまではできている。それでは、後半をどうまとめていくのか。


   そして後半開始。守備意識は強く保たれていたが、後半13分に一瞬の隙を突かれる。結局、今日の両チームのシュート数は同じくらいでも、この決定力が勝敗を分けることになる。


   それでも、このゲーム後半残り15分(いわゆるファイナルクォーター)微かにゴールの兆しが見え隠れする。「長良川劇場」開演の兆候がないわけではない。あえて言うなら、0.1歩前進と言うところか、1ナノ(nano)の希望すらないわけでもない。


   「遅すぎた助っ人」ブルーノ#34の起用で悪い流れを変えて貰うことに期待するしかない。今日は少ない時間ではあるが、華麗な「エラシコ」でその片鱗を覗かせてくれた。新しい風を吹いてきたようである。


   リザルトは以下の通り。岐阜のフラッグにまとわり付く「0」の羅列。こんなモノいらない!!

   調子の上がらないFC岐阜でも観客数が五千余名(まさしく5004人)に上る(多少の裏事情はあるとはしても)。ホームで勝てば、あっと言う間に3割・4割アップすると思われる。悪いことばかり考えてもしょうがないし、泣いても笑っても一週間後には次のゲームがやってくる。

   ならば、笑って過ごそう…。

2011/05/28

いざ愛媛へ

   こんな時こそ、全力でFC岐阜を応援しなくてはと、愛媛に飛んだ…



   …失礼、また嘘をついてしまった。正直に言うと、これは1週間前の5月20日の画像。「コラム」に書いたように仕事で出張していた。タイミングさえ合えば、仕事終わりに「ニンスタ」に駆けつけられたはずだが、ここでも歯車が噛み合わないのか。こうして応援する気持ちだけは愛媛に置いてきたつもりなのだが、賞味期限が切れていて結局は効果がなかった。


   いつものWeb観戦で試合経過を辿ると、相手にとってはサッカーでの理想的な形で失点している。前半の終了間際に先制し、後半途中での追加点。選手交代をしながら、時間を使って逃げ切る…。ホームのサポーターはさぞかし満足なことだろう。

   まずはディフェンス。無失点に抑えられる守備がないと、攻撃に注視出来ない。もはやこの時期に試行錯誤している場合ではないのだが、もう一度実戦をこなしつつ、ゼロからチームを組み直す決意がほしい。

   今週も梅雨入りした空よりも憂鬱な気分で一週間を過ごさなければならない。
   さて、次はホーム。相手は全て格上。失うものは何もない。今回、2日間「FREE」が与えられているので、リセットし、リフレッシュしてから、リスタートしてほしい。そして、6月4日には新しい何かを見せてくれ!


   「共にいる、どんな時も」

2011/05/23

チャレンジ宣言 5.22

   日曜日の夕方、諸々の諸事情をクリアしてメモリアルに到着したのが、午後8時25分。サンサンデッキ下駐車場に車を止めて、チケットのもぎりを素早く済ませ、必死でバックスタンドのオーロラヴィジョンに走る!

   途中経過、0-2。まさか!この目を疑った…。


   …失礼、今嘘をついてしまった。正直に言うと、またか!やっぱり…。このところの絶不調を今だに引きずっているのかと。いろいろ確認すると、スタメンもGK以外は変化なしと聞く。

   後半も残り20分、菅#7を投入するなどの変化を見せるが全体的に精彩を欠く。オフェンスのプレッシャーが感じられず、恐らくは容易に相手ディフェンスに去なされてしまう様相。この日も「長良川劇場」の開演はなかった…。


   これだけの観客に何かを残せただろうか。


   果して、FC岐阜はJリーグ昇格以来、初の単独最下位を記録することとなる。この屈辱を我々は決して忘れてはならない。

   ここから、フロントも選手も性根場。大胆な改革がないと、せっかく獲得したファンを無くしてしまう。結果が求められるのはプロとして当然の責務。「誇り胸に」だけでは救えない。ブレークスルー!ブレークスルー!、早急にブレークスルーをお願いしたい。


   それでは最後に、今日は自分がサポーターのチャレンジ宣言をします。

「わたしは、観客として最後の一人になってもFC岐阜を応援し続けることをここに宣言します!」

   恐らく、このように思っているサポーターが何人もいるはずである。矛盾してはいるが、こんなサポーター達の為にも結果が必要である。

そして、今日も集まってくれた観客には心から感謝をしなければならないと感じた。




   「共にいる、どんな時も」