6年9ヵ月ぶりに「空想科學寫眞館」のラベルを更新しました。
今回のレヴューは『TENET(テネット)』、 「インセプション」や「インターステラー」を手掛けたクリストファー・ノーラン監督の最新作。このテイストのSF映画に興味がある人が観れば必ず楽しめる作品です。
科学的側面から見れば、難解と言われる量子力学の世界を現実世界に持ち込んだ感覚で、必然的に難解な映画になってしまっていますが、そこはノーラン監督の映画、没入感の高い映像作品になっています。
時間が逆行する世界を描いていますが、映像が逆再生されている時の流れる音楽は、おそらく正転/逆転どちらから再生されても楽曲として成立するものにしているのだろうと思えるくらい、手の込んだ演出が見て取れます。
劇場では(もちろん)字幕版を鑑賞しました。いづれは吹き替え版で再鑑賞して逆行プロットの整合性を再検証したいと思いますが、まずはスクリーンで体感する事をおすすめする新感覚の映画です。
-last five cinemas result-
(字)イエスタデイ 2019
(吹)ターミナーター:ニュー・フェイト 2020
(吹)スターウォーズ:スカイウォーカーの夜明け 2020
(字)ミッドウェイ 2020
(字)テネット 2020
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