いわゆる格上のチーム相手に勝つ為の理想的な試合展開、相手の攻撃の時間帯を無失点に抑え、数少ない決定機を確実に点に結びつける、そんな戦い方ができた。
また、こういうゲームでは相手の猛攻に対してGKのスーパーセーヴが必ずクローズアップされるが、スーパーセーヴもこれだけ続くと、川島永嗣#1にとっては特別なものではなく、高いモティヴェーションの中で繰り出される「当り前」のプレイになっているのかもしれない。
フランス代表にとってこのゲームは10/16のW杯予選対スペイン代表とのアウェイ戦の前哨戦、テストマッチであり、「勝ち」のイメージを付けたいところであったろうが、それにしては日本代表が予想に反して強すぎた!!。両チームの試合に臨むモティヴェーションの差こそあれ、日本代表は「思いがけない勝利」を掴んだ。
そして大方の批評家が言う通り、この勝利は決して「奇跡」などではなく、今まで積み重ねてきた日本代表の順調な進化と、低迷期を脱したばかりのフランス代表の現状を考慮すると、大きくは予想の範囲から逸脱しない結果だったのかもしれない。
これで次の王者ブラジル戦が益々楽しみである。ザッケローニの送りだすジョカトーレに更なる期待をしよう。
惜しむらくはこのユーロ遠征を特別な思いで迎えた本田圭佑#4が怪我のため強豪クラブにアピールする場が今回は与えられなかったことである。しかし彼は「持ってる」男なので、この苦境を打破し、W杯本大会は最高の形で迎えてほしい。
日本代表の戦績と今後の日程はこちら。
0 件のコメント:
コメントを投稿