2012/05/28

いまできる最善のこと


   気候だけを言えば、絶好のサッカー日和。昼間の暑さが少し和らぎ、肌寒いとまではいかない涼しい風の吹き抜けるくらいが、ピッチに立つ選手達には調度いい。

   FC岐阜のナイトゲーム、今節のマッチアップはヴァンフォーレ甲府。実力ではJ1にいるべきチーム、侮れないのは言うまでもない。


   ただ、ピッチ以外での話題が取り沙汰される、こんなタイミングだからこそ、絶対に負けられないゲームである。何とか勝点を祈らざるを得ない。


   もう耐えかねてFC岐阜から離れるサポーター、

   好きだからこそFC岐阜を批判するサポーター、

   ただひらすらにFC岐阜を応援するサポーター、


   今、あなたはどこにいますか?



   なりふりを構っていられない状況に追い込まれているFC岐阜の首脳陣、今西社長の掲げる支援募金にとりあえずポケットを探る。手を握って、「…なんとか、FC岐阜をお願いします…」今はそれ以上の言葉が見つからない…。

   既に「戦略」を論じる時ではなく、「戦術」を見定めなければならない時期に来ていると思うのだが。


   サポーター仲間の熱い「エール」はスタジアムの全てに届いた。「14」は彼が『FC岐阜公式ファンクラブ』の14番目の会員であることを意味している。


   しかし、現実にはFC岐阜はヴァンフォーレ甲府を凌駕できるほどの「チカラ」も「技」も持たない。
   勝ちたいと言う「魂」だけではもちろん勝てないのだが、今その「魂」までもが問われてしまっている。そう、自分たちで点を取らなければ、誰も取ってはくれない。




   終わってみれば、あまりにも順当なリザルトは、以下の通り。

   FC岐阜と取り巻く環境は、風雲急を告げる。だが今夜詰めかけた六千余の人々は、FC岐阜が今年で見納めだから集まった訳ではない!


   今節のYouTube動画は、ゴールに迫るFC岐阜イレブン。本当はホームでのゴールシーンをupしたいのだが、いつまでも待っていられない。
   先ごろFIFAは雌雄を決するPK戦のルールを「Task Force Football 2014」の中で再検証する考えを示唆したが、おしいシュートが何本あっても、合わせて「1点」にするルール改正は今のところ無いようである。




   前号に引き続き、第2回の「宇都宮徹壱氏のコラム」はこちら


2 件のコメント:

  1. まいどです。
    恥ずかしかったけど、岐阜への想いと家内への想いは伝えました。
    みんなに感謝してます。14のこと覚えてくれてたね(笑)

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    1. NIKE様
      お疲れ様です。

      見事な「センターサークル応援」でした。
      ブログでは、基本的に、選手・スタッフ・ミナモ等の
      公人しか写真を掲載しないのですが、
      痛く感動しましたので、
      今回はNIKE氏も、もはや公人として勝手に写真を使わせていただきました。

      互いに、何らかの形でFC岐阜をささえていきましょう。

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