2012/05/04

「5232」


   ゴールデンウィーク真っ只中、J2リーグは中二日の過密なスケジュールで熱戦を繰り広げている。今節のFC岐阜はホーム長良川競技場に水戸ホーリーホックを迎えてのナイトゲーム。


   連敗中のFC岐阜、行徳監督は故障明けの樋口寛規#10を先発に復帰させ、サブにFWでは中島康平#27を起用し、無得点続きの悪い流れを変える布陣を敷く。


   疲れが溜まっている頃だろう、501試合目のは服部年宏#6に今日も頼らなくてはならない。


   3日前の富山アウェイ戦ではいい流れのゲームができていたと聞く、後はフィニッシュをどう纏めるか、ブレイクスルーへの道程は今尚遠くに霞んで良く見えて来ない。


   そんな中、前半キックオフ、ワイドに仕掛けてくる水戸に防戦一方、危惧していたセットプレイでまたもや失点してしまう。
   岐阜もコーナーキックのチャンスを繰り返えすが一向に実らない。「出会い頭で…」「どさくさにまぎれて…」のゴールにすら見離されてしまっている。 それを引き寄せる為にも、もっとゴールに向かうスタンスが必要となる。


   後半から、中島#27を投入し相手DFの裏を狙うが、そこに適時のパスが通らない。ドリヴルで切り込む選手もスペースもないので、単調な攻撃は相手の脅威にはならなかった。
   水戸はワントップの鈴木隆行#30が効いていた。前線にキープ力がある選手がいると攻撃のバリエーションが豊富となる。

   選手どおしの連携を高めるにはもっともっと時間を費やして同じ練習を何度も繰り返さなれけばならないのか。しかしその為の時間は永遠にあるわけではない事を我々は理解しよう。


   さて、今日のゲームのVTRを見た次節の対戦相手ファジアーノ岡山のスカウティングや影山監督は、今のFC岐阜に対する攻撃のポイントとディフェンスの注意点を容易に導き出せることだろう。
   中二日でアウェイ戦に乗り込むFC岐阜はその裏をかくハードワークとゴールへの強い意識を持って勝点を死守してほしい!

   本日のリザルト(入場者数)は以下の通り。言うまでも無いが、FC岐阜に期待してスタジアムに足を運ぶ人はまだこんなにいるのだ。

(参考資料)5月3日 J2リーグ第12節 全11ゲーム入場者数一覧


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