2020/10/15

10/14_vs秋田 最強王者秋田の強襲 ~屈辱の5失点~


 平日のナイトゲーム、ブラウブリッツ秋田戦に参戦。ギフは要領を得た秋田の強襲とそこにミスが重なり、大差の敗戦を喫した。

 今日の敗因はサッカーのセオリーである立ち上がりの10分と締め括りの10分に要注意、その両方の時間帯をケアできなかった事に尽きる。

岐阜旗よ永遠なれ
 
 立ち上がりこそ無敗の王者秋田と対等に渡り合えたのだが、今日も一瞬の隙を突かれた形となる。

 前半終了間際から通算すると、ギフはおよそ10分間に4失点をした事になる。あっという間の出来事だった。

 (それはまるで僅か3分の間に12機のリック・ドムが全滅させられる様なものだ。「…ロアッソ大木が観ているのだぞ!!…」 〔※1〕)

 この勢力の差では今のギフには歯が立たない。痛いホーム戦連敗である。このタイミングで秋田に惨敗するのであれば、もっと早い時期に秋田の実力を把握して置いたほうが良かったかもしれない。ギフにとっては奇禍に罹るところである。

 ただ現実的にはこのゲームで全てが終わるわけではないので、4失点した時点で一矢報いる事を考慮しつつも、次の福島戦をキックオフさせていて欲しい。選手個々は無理でも、せめて指揮官は冷静な頭で大局を見ておく必要がある。

 今後はむしろ秋田には独走していただいて、残りの団子状態の中から2位に食い込む戦略で闘うべきなのだろう。1試合未消化のアドヴァンテージが無くなった次節からは一戦必勝で上位に喰らい付いて行くしかない。

 このゲームはギフのGKの判断ミスが取り沙汰されるが、古巣との直接対決であったり、試合前に表彰されたりした選手にそのお鉢が回ってくる事は、サッカー界のあるあるだそうである。この先いくらでも挽回するチャンスがあるのだから、気に病む事ではない。

岐阜旗よ永遠なれ

 今日も悲嘆に暮れて帰路に就く。

 嗚呼、それにしもアキタは強かった! 昨日は我慢できたビールが、今日は飲まずにいられない。エーイッ 自棄酒じゃ!!

   -last five games result- 
2020J3#18_岐阜 3-1 沼津 
2020J3#19_熊本 2-3 岐阜 
2020J3#20_今治 2-3 岐阜 
2020J3#21_岐阜 0-1 鹿児島
2020J3#12_岐阜 0-5 秋田 

#闘う集団

#ICHIGAN




〔※1 出典 : 機動戦士ガンダム 第33話 『コンスコン強襲』より〕

2020/10/11

10/11_vs鹿児島 オプティミストの憂鬱 ~錯綜するオフェンス陣~

 
 快晴のホーム鹿児島ユナイテッドFC戦に参戦。少し長めの芝が秋の日差しに映えて、絶好の舞台が整った。後は念願の5連勝が叶うかどうかだ。

岐阜 vs 鹿児島

 連戦のイレヴンに疲れはないのか。90分間走り抜いてほしい所である。

16人のフィールドプレイヤー

 前半は一進一退で推移する、互いにチャンスメイクが少なく、後半勝負となる。

 懸念されていたギフの守備については、失点したあの一瞬以外はある程度の集中は出来ていたはずである。

後半の円陣

 ところが攻撃陣はいつになく呼吸が合わない場面が散見する。連戦の疲れなのか、或いはホームで勝利を届けなければと気負い過ぎたのか、噛み合わないまま最後の粟飯原尚平#24のCKに全てを託す・・・。

粟飯原のCK

 ・・・結果は0-1、昇格圏内からはまた水を開けられてしまう。しかしこれで3日後の次節ブラウブリッツ秋田戦は勝利が絶対条件である事がはっきりした。

 ギフはこれまで無敗を誇る秋田に最初に黒星を付けるクラブにならなければならない。しかも秋田戦は2試合を残している最も重要な対戦相手なのだ。

 今日アウェイC大阪23戦を戦った秋田はどのルートで岐阜入りするのだろうか、明らかにギフには地の利があると信じよう。

岐阜 0-1 鹿児島

 ポジティヴシンキングな楽観主義者オプティミストでも、今日のような敗戦が続くと、いよいよ平常心ではいられない。フィジカルのケアは怠らず、選手にはこれからの一戦一戦を大事に闘い抜いていただきたい。

愛しのGiffy

   -last five games result- 
2020J3#17_富山 1-2 岐阜 
2020J3#18_岐阜 3-1 沼津 
2020J3#19_熊本 2-3 岐阜 
2020J3#20_今治 2-3 岐阜 
2020J3#21_岐阜 0-1 鹿児島

#闘う集団

#ICHIGAN





2020/10/07

10/7_vs今治 The 逆転劇場 ~破竹の勢い4連勝~


 アウェイFC今治戦、試合開始から目紛(まぐ)るしく展開が変化する中、ギフは前半の2失点を跳ね返し、後半の3得点で劇的な逆転勝利を収めた。

 前節に引き続き大接戦を制したのだが、ギリギリの勝利になってしまったのは、やはり失点を重ねる守備陣形に不備が残るのだろうか。

 DF出身の仲田監督ならではの立て直し策が、今後のチームの浮沈に係わるだけに、最優先の強化ポイントである。

 そして目を見張るのは攻撃陣、こちらは監督の采配が的中し、交代直後の橋本和#2は適確なポジショニングで1点目をゲットし、2点目はフィジカルの町田ブライト#15によって、更に川西翔太#10は冷静な3点目を決めて、このゲームは正に絵に描いたような『ザ・逆転劇場』となった。


 破竹の勢いのオフェンス陣はホンモノ!、ただ攻撃はミズモノだけに、後は守備面の連携を早急に完成形へと立て直していただきたい。

 連戦は続き次からはホーム3連戦、緩和された入場者数制限で更に観戦者を増やし、闘う集団を具現化した選手を後押ししたい所だ。 

    -last five games result-   
2020J3#16_岐阜 0-2 長野 
2020J3#17_富山 1-2 岐阜 
2020J3#18_岐阜 3-1 沼津 
2020J3#19_熊本 2-3 岐阜 
2020J3#20_今治 2-3 岐阜 

#闘う集団

#ICHIGAN





 


2020/10/04

10/4_vs熊本 逆襲のギフ ~攻勢に転じる3連勝~

 
 アウェイロアッソ熊本戦、岐阜サポの入場も解禁されたえがおスタジアムで、ギフは接戦を制し3連勝を達成した。

 先手を取っては追い付かれ、勝ち越しては追い付かれ、いささか動揺する場面だったかもしれないが、ここで気持ちを切らさなかったギフ。

 途中出場の粟飯原尚平#24の気持ちを込めた左足からの弾道が、相手GKの手をはね除けて殊勲の決勝点となった。


 ここぞの試合で勝ち切れないイメージのあるのが今までのギフだったが、分岐点となるこの熊本戦に最後まで諦めずに手にした勝利は、選手たちに大きな自信とこれから闘い続けて行く元気を与えてくれる事だろう。

 後半戦、攻勢に転じるギフ、この勢いのまま連戦を闘い抜いていただきたい。その先に見えるゴールは決して遠くはない!

    -last five games result-  
2020J3#15_八戸 0-3 岐阜 
2020J3#16_岐阜 0-2 長野 
2020J3#17_富山 1-2 岐阜 
2020J3#18_岐阜 3-1 沼津 
2020J3#19_熊本 2-3 岐阜 

#闘う集団

#ICHIGAN






2020/10/02

『TENET』 ~「空想科學寫眞館」ラベルの復活~


 6年9ヵ月ぶりに「空想科學寫眞館」のラベルを更新しました。

TENET

 今回のレヴューは『TENET(テネット)』、 「インセプション」や「インターステラー」を手掛けたクリストファー・ノーラン監督の最新作。このテイストのSF映画に興味がある人が観れば必ず楽しめる作品です。

 科学的側面から見れば、難解と言われる量子力学の世界を現実世界に持ち込んだ感覚で、必然的に難解な映画になってしまっていますが、そこはノーラン監督の映画、没入感の高い映像作品になっています。

 時間が逆行する世界を描いていますが、映像が逆再生されている時の流れる音楽は、おそらく正転/逆転どちらから再生されても楽曲として成立するものにしているのだろうと思えるくらい、手の込んだ演出が見て取れます。

 劇場では(もちろん)字幕版を鑑賞しました。いづれは吹き替え版で再鑑賞して逆行プロットの整合性を再検証したいと思いますが、まずはスクリーンで体感する事をおすすめする新感覚の映画です。

    -last five cinemas result-  
(字)イエスタデイ 2019
(吹)ターミナーター:ニュー・フェイト  2020
(吹)スターウォーズ:スカイウォーカーの夜明け  2020
(字)ミッドウェイ 2020
 (字)テネット 2020