2012/03/05

Gifu in a Day


   岐阜市内にも、春の雨が降り始めた頃、サッカーJリーグ ディヴィジョン2のFC岐阜2012シーズンがスタートした。
   今年は緑感が多くなった。テントにも、案内板にも緑が基調色となっている。


   岐阜メモリアルセンターも、岐阜国体を前に化粧直しが行われている。


   新生“FC岐阜”がいよいよ始まる。


   今週のハイヴィジョン動画はスターティングメンバーを発表するオーロラヴィジョンから。


   そこで期待するのは、初戦のFC岐阜である。
先週のPSMとは異なるメンバーで臨む。最大の課題とされるディフェンスの構築がどこまで出来ているのか。全体守備からの全員攻撃への切り替え、行徳イズムは具現化できるか、楽しみとなる。


   小雨の午後3時キックオフ、前半は見るべきところが豊富にある、息詰まる展開となる。先制されて→同点にして→逆転する!
   これが服部年宏#6が言うところの「また見に来たくなるゲーム」の一端だろう。


   後半に見えた修正点は次に期待しよう。そう、次に期待を持たせるチームが戻ってきたのである。


   有機的な選手交代で90分戦えるチームは必ず出来上がる。

   最終リザルトは以下の通り。まずは価値点かちてん1からのスタートになる。


   遂に始まったJ2リーグ2012シーズン、
ここに日常に溶け込んだFC岐阜の掛けがえのない1日がある。

Gifu in a Day


2012/03/01

日本代表観戦記2012



   2月29日、サッカーW杯アジア3次予選最終戦(第6節)が豊田スタジアムで開催された。年に1度行けるかどうかの代表戦、楽しみに出かけたのだが。



   個々のレベルは、ウズベキスタン代表のそれを凌駕していたのだが、それだけでは勝てなかった。今日はゴール前での精度や威圧感が無い。改めて代表戦のフィジカルやモティベーション維持の難しさを痛感する。

   以前の代表戦であれば、4日目(2/24vsアイスランド代表戦@長居スタジアム)のゲーム(フレンドリーマッチ)である程度連携を確認し、修正してこのゲーム(公式予選)に臨むのだが、ユーロ登録選手を両方のゲームに召集することが困難である為、実際的にはゲームを重ねて連携を高め、フィジカルを上げていくことができなくなっている。ユーロ組は一発勝負なのである。結果、それぞれが関連性のない個別のゲームになってしまった。
   私たちはこの2試合で、全く異なる日本代表チームのゲームを見たことになる。


   6月からの最終予選には、またまた危機感を持って戦う必要がある。U-23がそうであったように。
   この連敗で、幾分、W杯南アフリカ大会前の様相を呈してきたので、最終的には良い結果をもたらすのでは、と信じたい。


   最近にない悪い内容のゲームで、ストレスが溜まる一方であったが、今回、豊田スタジアムまでは、「臨時駐車場・パーク&バスライド」を利用して車で行くことにした。前回の電車利用に較べ、混雑や待ち時間、歩く距離など、これに関してはストレスなく行って帰ってくることができた。上手く整備されたインフラという印象だった。


2012/02/26

5年目の春が来た。


   昨年に引き続き、J1ジュビロ磐田を迎えてのJリーグプレシーズンマッチ、ホーム長良川競技場に参戦。 今シーズンから、「WELCOME ARC」はこの位置に移動となった。


   好評の「屋台村」を含めた各スタッフの方々も、準備万端か。(モバイルフォンの待ち受けも2012モードへ。)


   しかし、準備状況が一番気になるのが、FC岐阜である。 新チーム発足から、1ヵ月あまり、キャンプのトレーニングマッチの情報しかないが、どこまで出来上がっているのか、「知将」(※1)行徳浩二の手腕を見せてもらおう。
(※1 個人の感想です。意見には個人差があります。)

   新ユニフォーム・新練習着を身にまとったイレブン。入場シーンはYouTube動画にup。 今シーズンより、遂にハイヴィジョン化、full HDの高解像度で撮影した。(※PCのフルスクリーンでご覧いただいても遜色がありません。)


   FC岐阜から見た、今日のゲームのテーマ、
代表戦で絶対的ワントップの前田遼一#18ら主要選手を欠くとは言え、J1クラブ相手にディフェンス重視の全体サッカーがどこまで通用するか、それぞれの連携の修練状況をチェックする場となる。

   特に、前半は組織だった守備がある程度機能しているようである。去年の悪すぎた状況を差し引いても、何とかJ1クラブに対抗出来ている。
   単純に昨年のPSMと比較するのは乱暴ではあるが、明らかに、ゲームとして成立していた。もちろんまだまだ課題を上げたらきりがないのだが、この時点でのチームの仕上がり状態は、及第点なのだろう。
   終了間際に、ニューカマーである関田寛士#25にゴールが生まれるあたりが、今年は期待を持たせてくれる。
   染矢一樹#11のアジリティーの良さは今年も健在、ブルーノ#28はファールを貰いたがり過ぎ、右サイドに位置する野田明弘#2のオーバーラップには更に期待しよう。
   そして、ゲーム全体に効いていた服部年宏#6は一味違う、今までに岐阜になかったエッセンスのような気がする。

   このボールが、刹那、ゴールに吸い込まれることになる。


   こういうシーンが何度も見たい。


   今年最初のリザルトは以下の通り。モデルチェンジしたオーロラヴィジョンの画像もCool。「いいね!」ボタンがあれば、連打したいところである。


   イエローのキャプテンマークが眩しい服部がメ~テレさんのインタヴューに答えている。本日のプレシーズンマッチ、最後はジュビロサポーターからの「ハットリ」コールで幕を閉じた。もちろん、その粋な計らいに我々は拍手を忘れない。いつの日かJ1の舞台で…。


   (追伸)
   Jリーグサイトで発表のあった、#16の選手が気になる所。先日の北西部で目があった見慣れない選手に挨拶したら、満面の笑みでハングルで答えてくれた謎の練習生、その正体が間もなく判明すると思う。


2012/02/23

ロンドンからの風



   2月22日のU-23マレーシア代表との1戦で、日本代表は初めて自分たちの意図するサッカーを完遂することができたと思う。
   最終予選ホーム緒戦のマレーシア戦(2-0)も、先日のアウェイでのシリア戦(1-2)も、決して全力を出し切れなかったわけではないが、結局は昨夜のゲームのように追い込まれた状態にならないと本気の闘争心が発揮できない。
   逆を言えば、不定期に招集され、慣れない環境で戦うことが宿命の代表チームを統率し、最高のパフォーマンスを持続することが、如何に難しいかを物語っていると言える。

   「4-0」の結果を枕元に置き、朝目覚めて「バーレーン2-1シリア」のリザルトに歓喜する。選択肢としては当然あり得るのだが、どこかのメディアに煽られすぎて忘れかけていた展開である。ホームのバーレーンはまだ死んでいなかったと言うことだ。充分グループ2位(プレイオフに進出できる)を狙える位置に付けた。

   このバーレーンと最終戦(3月14日:国立)を戦うことになる日本代表、しっかりと準備して、このゲームは何をしなければいけないのか、何をしてはいけないのか、冷静な判断で迎え撃ってほしい。

   最終戦は、同時キックオフ、国立での試合開始が19:20(予定)と言うことは、シリアホームは12:20のキックオフとなる。少しでもアドバンテージ(追い風)となればいいが…。※但し、それとは別にシリアの政治情勢は同情せざるを得ない。

   今、ロンドンからの風を、少しだけ感じた。


2012/02/22

FC岐阜職業足球隊、帰還ス。


   台湾台中市での海外キャンプ、宮崎市に於ける二次キャンプを満了しFC岐阜は半月ぶりにホームタウンに帰還した。


   この日は午後2時からの練習となる。


   過密なキャンプ日程を終えたイレブン達、トレーニングマッチの結果は(得失点だけの情報では)芳しくなかったが、一回り大きくなって帰ってきた(と思いたい)。


   今日の練習はチームを3つに分けて、いわゆるサーキットトレーニングや、パス交換などの練習を順次ローテーションしていく。


   その後はミニゲーム形式でポジションをチェックする。サイドに開いた選手はそのエリアを出てはいけない。その取り決めの中、幾度もセンターリングを繰り返す。


   全体練習終了後は、個別にシュート練習を行う。こう言う練習が少しづつ血となり肉となる。


   さあ、いよいよ週末にはジュビロ磐田を迎えてのプレシーズンマッチ。洗練された新ユニフォームのお披露目となる。2012シーズンのオフィシャルユニフォームスポンサー様には感謝しつつ、更なるスポンサーが付くような魅力あるゲームが展開されることをお願いしたい。