2012/01/18

今年は快晴の空から


   2012年、練習開始は快晴の北西部グランドから始まった。 去年は雪に祟られて、1月17日の練習が中止となり、翌日のヒマラヤアリーナ(当時は岐阜アリーナ)の室内練習がスタートとなった。ただ、まだ監督が合流されないままで。


   今年は、新監督・新コーチ・新加入選手のほぼ全スタッフが参集した。(4~5人の選手が欠席した模様)


   練習前には、メディアクルーとサポーターに向けての挨拶から始まる。


   今日の練習メニューは、ランニングとストレッチが中心。その後には軽くボールタッチ。



   キーパー陣の練習に村尾龍矢#21は、別メニューで参加。


   2時間で初日の練習は終了。選手のクールダウンと、行徳監督ら主要スタッフがマスコミのインタヴューに応じる。


   終了後のお疲れの中、今日はこの二人に写真をお願いした。

   行徳監督は、太陽の位置やフェンスの影を避けるお気遣い。「今年のギフをお願いします」と握手していただいた。


   この選手が注目を集めるようになっていれば、FC岐阜がそれなりの順位を保っていることだろう。
   これでDELLパソコンに「いのうえ」と入力して変換すれば「井上平#14」が一気に表示されるよう、IME2007で単語登録の変更が完了した。




2012/01/15

2012年 新生FC岐阜、始まる。


   2012年1月14日、マーサ21の4階マーサホールにて、FC岐阜の2012年新体制の発表記者会見が行われた。オフィシャルサイトやJsGOALのサイトで新監督や、各選手のコメントをチェックするにつけ、今シーズンが少しづつ楽しみになってきた。少なくとも、昨シーズンの様な結果に陥ることがないように期待したい。

   今年は岐阜だけでなく、他のクラブについても、選手の入れ替えが活発に行われた感じがする。J2がいよいよ22クラブになり、JFLとの入れ替えがスタートすることも少なからず影響しているのだろうか。J2の下位クラブは生き残りをかけて真剣に(いままでが真剣でなかったわけではないだろうが)取り組まなければならない。
   そして、我らがFC岐阜もその中に含まれているのである。今年の補強が功を奏し、そんな懸念を払拭していただきたい。

   昨今のJリーグは、取分けJ1とJ2の差がどんどんなくなりつつある。それは入れ替え制度のあるリーグはどこでも同じ傾向にあるのだが、しかしこれはあくまでもJ1の下位クラブと、J2の上位クラブと実力差に言及しており、その分、同じカテゴリー内のJ2上位クラブと下位クラブの差が更に開いてしまう要因となっている。
   FC岐阜は正にJ2下位クラブに属していると言わざるを得ないので、むしろJFLの上位クラブに近い実力のグループと言えよう。
   将来J1を目指す上で、まずはJ2上位グループに入る為の厚い壁を突破しなくてはならない。そこまで来れば、自ずとJ1が射程に捉えられると思う。
   それに向けて、今シーズンは一から(むしろ0から)の再スタートの年に位置づけられると思う。クラブ全スタッフが同じベクトルで臨んでいただきたい。

   『2012シーズンFC岐阜新体制』を拝見すると12選手が新規加入(昨年は6選手)し、ベテランから若手までバランス良く補強された(と思いたい)ようである。気になるのは、FW登録が4人で佐藤洸一#18のみが昨シーズンからの選手になっている。(ブルーノ#28はMF登録に変更されている)
   これは、このポジションに新たな外国人選手を用意する為の布石なのか、「#10」の取扱いを含め今後の状況を見守りたい。

   そして筆者が期待する選手は、『全員』。昨シーズンからいる選手も含めて『全員!』である。一人でも気を抜くようなことがあれば、また元の木阿弥になってしまう。絶対に犯してはいけない過ちはJFLへの降格。最低限これだけは避けてもらうようお願いしたい。決して高いハードルではないと思うが、サッカーは何が起こるか分からない…。

   最後に、行徳浩二新監督のコメントで、「(監督要請の)話をいただいたときは嬉しかったですね」の言葉が一番嬉しかった。

   がんばろうFC岐阜!、復活の2012シーズンへ!


2011/12/24

贈る言葉 ~西川優大の場合~


   12月23日の『FC岐阜サンクスフェスタ2011inマーサ21』に参戦した。毎年恒例のイヴェントで今年は大垣会場でも開催された模様。
   成績面ではふるわなかった1年ではあったが、この場だけは、いつもの様に緩いムードでスタートする。


   今日のゲストはこの3選手。ここに来ていると言うことは、来年も岐阜のピッチに立っていると言うことで理解していいのだろう。選手の入れ替わりが現在進行形なので、発言には要注意のようである。


   そんな中、急遽、西川優大が移籍の挨拶兼サイン会に登場するとのアナウンスが流れた。
   彼の場合は、契約満了での離脱ではないだけに、心中を察するところはあるのだが、爽やかに移籍の挨拶を行い、快くサインに応じてくれた。


   筑波大を卒業後、FC岐阜でプロのキャリアをスタートさせ、大型FWとして常に耳目を集める活躍をしてきたのだが、結果が残せない今シーズンだっただけに、移籍は選択に一つにあったのだろう。是非、富山でもその長身を生かし、実力が開花することを期待したい。
   そして挨拶で述べたように「もっと大きくなった岐阜に戻ってきたい…」が実現することを願いたい。
   来季、メモリアルの岐阜戦でゴールを決めたら、激しくブーイングしてやろう、心の中で拍手しながら。

   これが最下位に沈むクラブの哀しい現実なのだ。 


 


2011/12/22

TOKYO WALKER (EPILOGUE) ~「東京駅」(ラストメッセージ)~



   東京駅に訪れるのは総じて夜である。それは東京へ来る時も、あるいは岐阜へ帰る時も。

   リアルTOKYOWALKER、最後の夜は「東京駅」に立っている。 あの暑い夏の日から半年余り、断続的に続いた東京遠征(出張のこと)もようやく一段落し、晴れて「岐阜勤務」に戻ることができる。 その間、幾度も通過する東京駅の新幹線コンコースは、この日もそれぞれの目的地を目指す人々で溢れていた。

   東京駅に限らず、最近はいわゆる「駅ナカ」のショップ展開が充実し、東京駅の場合は「グランスタ」と称して、地下のフロアーに複数の店舗が出店している。
   特に、何か購入する訳ではない時でも、新幹線の出発時間まで間がある時は、時間調整に手ごろなスペースとなる。
   数年前までは、東京駅構内に「サッカー日本代表グッズ」中心とした『アンテナショップ』が数箇所あったのだが、いつの間にか撤退して久しい。それはそれは、東京駅に来た時の楽しみの一つであった。最近また日本代表人気が出てきたので、是非復活してほしいものである。

   夜の東京駅に滑り込む新幹線、品川を出て「低速」で東京駅まで向かう間に、ビルの谷間に見え隠れする「東京タワー」が印象的である。全景が確認できるのはほんの一瞬であるが、幻想的なライトアップは時としてその配色を変化させる。
   そして東京最終日、「N700系 のぞみ」の窓からオレンジ色の東京タワーを見送れば、暫くは見ることがないかもしれない。最近の話題は「東京スカイツリー」に移りつつあるが、やはり東京の夜景には、いつまでも「東京タワー」は欠くことができない。やがて「品川」、「新横浜」を経由したスーパーエクスプレスは最高速に達し「名古屋」へと向かった。


   こうして、半年間の東京遠征(出張のこと)は何とか終了することができた。長期間でなかなか困難な仕事ではあったが、無事完結出来たのは関わった全ての方々のご尽力があったからこそであり、改めて感謝します。そしてもちろん、陰で支えてもらい、留守を守っていてくれた家族にも感謝の意を忘れない。

   さあ、東京アウェイから岐阜ホームに帰ろう。
   そして、仮想ウェブの世界へ戻ろう。


2011/12/18

師走のサッカー事情


  




   12月に入ってもサッカーを取り巻く環境は常に変化し、話題に事欠かない。

【Topic.1】
   クラブW杯は、柏レイソルが戦前の予想以上に準決勝まで駒を進めた。南米王者のサントスFCには苦杯を喫するが、12月18日の3位決定戦では有終の美を飾っていただきたい。
   個人的には名古屋グランパスが「豊田スタジアム」で活躍する姿を期待していたのだが、Jリーグを制したリーグ戦後半の勢いをそのまま維持し続けた柏レイソルにして、この結果なのかもしれない。
   そして、決勝戦FCバルセロナvsサントスFCは見逃すことができない。ネイマール#11のドリブルや、バルサのパス回しは、既にサッカー競技を超越し、高度に鍛練された優美なショーのようでさえあり、感嘆するより、もはや笑ってしまう。
   また、彼らのこの大会での勝利への執念は、小さな島国に住む我々の想像を遥かに超えているようだ。言うまでもないが、日本のクラブチームがこの領域に辿り着くまでには、越えなければならない壁はまだまだいくつも残っている。

【Topic.2】
   天皇杯は4回戦に突入し、一番の話題は「松本山雅FC(長野)」の大躍進である。今夏に急逝した故松田直樹氏を引き合いに出すまでもなく、12月17日の対横浜F・マリノス(J1)戦には注目が集まる。
   ほんの10日程前ならば、純粋に松本山雅ガンバレ!、リュージもガチャもいることだし、で済んでいたのだが、FC岐阜と同じJ2に昇格を決めた後なので見方が少し微妙になってきた…。このクラブが来季公式戦で対戦する相手なのだと。
   尚、このゲームの山雅はグッドルーザーを演じたようである。

【Topic.3】
   そして、J2がとうとうフル登録の22クラブとなった(前述の「松本山雅FC(JFL4位)」と「FC町田ゼルビア(JFL3位)」のJ2入会が12月12日に正式承認された)結果、来シーズンからJ2とJFLの入れ替えが行われることになる。
   最新の情報では入れ替え対象は2クラブづつで、JFL2位とJ2の21位は入れ替え戦を行い、JFL1位とJ2の22位は自動入れ替えとする方式が濃厚らしい。もちろんJFLから昇格できるのはJリーグ準加盟のクラブに限られるので、今のところ残りの準加盟クラブは順不同で「V・ファーレン長崎」、「S.C.相模原」、「カマタマーレ讃岐」の3クラブである。
   仮に今シーズンのJFLの順位で想定すると、既に昇格した2クラブを除けば「V・ファーレン長崎」が3位換算、「カマタマーレ讃岐」は9位換算となる。このケースであれば入れ替えは発生しないことになる。「S.C.相模原」はJFLより下位の地域リーグに属しているので数年待たなければならない。
   そもそも、こんなことを心配しなければならないのが今のFC岐阜…。来年1月には入れ替え制度のレギュレーションが正式にアナウンスさせる模様である。

【Topic.4】
   最後は、そのFC岐阜についてであるが、5選手の契約満了と、押谷祐樹のジュビロ磐田復帰、以降の動向がまだ何もない!新監督の発表もまだない!去年と同じ轍だけは踏まないでいただきたと切に願う。
   唯一の明るいらしき?ニュースは、来年度、笠松町に整備される事が決まった「フットボールセンター」、JFAが各都道府県に整備を進めている人工芝のサッカー専用施設である。今シーズンのFC岐阜のスポンサーに「ハイブリッドターフ」が加わったあたりからその伏線があった気もするが、公共の施設とは言え、平日であればFC岐阜がある程度、優先的に使用できれば有難い。最近の人工芝はかなり天然芝の感覚に近いようである。
   クラブハウスもできるので、是非、何らかの形で「FC岐阜」専用の施設を間借り出来れば、中心的な練習拠点になると同時に、新たな情報発信基地になるのではと期待したい。
   ただ、来年4月度の着工となると、完成は早くてもシーズン後半となるだろう、それまでは今年の練習環境で凌がなければならない。
   いずれにしても良いきっかけになることは間違えないだろう。FC岐阜の巻き返しを期待しながら師走が過ぎて行く。