2012/01/15
2012年 新生FC岐阜、始まる。
2012年1月14日、マーサ21の4階マーサホールにて、FC岐阜の2012年新体制の発表記者会見が行われた。オフィシャルサイトやJsGOALのサイトで新監督や、各選手のコメントをチェックするにつけ、今シーズンが少しづつ楽しみになってきた。少なくとも、昨シーズンの様な結果に陥ることがないように期待したい。
今年は岐阜だけでなく、他のクラブについても、選手の入れ替えが活発に行われた感じがする。J2がいよいよ22クラブになり、JFLとの入れ替えがスタートすることも少なからず影響しているのだろうか。J2の下位クラブは生き残りをかけて真剣に(いままでが真剣でなかったわけではないだろうが)取り組まなければならない。
そして、我らがFC岐阜もその中に含まれているのである。今年の補強が功を奏し、そんな懸念を払拭していただきたい。
昨今のJリーグは、取分けJ1とJ2の差がどんどんなくなりつつある。それは入れ替え制度のあるリーグはどこでも同じ傾向にあるのだが、しかしこれはあくまでもJ1の下位クラブと、J2の上位クラブと実力差に言及しており、その分、同じカテゴリー内のJ2上位クラブと下位クラブの差が更に開いてしまう要因となっている。
FC岐阜は正にJ2下位クラブに属していると言わざるを得ないので、むしろJFLの上位クラブに近い実力のグループと言えよう。
将来J1を目指す上で、まずはJ2上位グループに入る為の厚い壁を突破しなくてはならない。そこまで来れば、自ずとJ1が射程に捉えられると思う。
それに向けて、今シーズンは一から(むしろ0から)の再スタートの年に位置づけられると思う。クラブ全スタッフが同じベクトルで臨んでいただきたい。
『2012シーズンFC岐阜新体制』を拝見すると12選手が新規加入(昨年は6選手)し、ベテランから若手までバランス良く補強された(と思いたい)ようである。気になるのは、FW登録が4人で佐藤洸一#18のみが昨シーズンからの選手になっている。(ブルーノ#28はMF登録に変更されている)
これは、このポジションに新たな外国人選手を用意する為の布石なのか、「#10」の取扱いを含め今後の状況を見守りたい。
そして筆者が期待する選手は、『全員』。昨シーズンからいる選手も含めて『全員!』である。一人でも気を抜くようなことがあれば、また元の木阿弥になってしまう。絶対に犯してはいけない過ちはJFLへの降格。最低限これだけは避けてもらうようお願いしたい。決して高いハードルではないと思うが、サッカーは何が起こるか分からない…。
最後に、行徳浩二新監督のコメントで、「(監督要請の)話をいただいたときは嬉しかったですね」の言葉が一番嬉しかった。
がんばろうFC岐阜!、復活の2012シーズンへ!
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