2016/10/04

10/2_vs岡山 『臥薪嘗胆の夜』


 ファジアーノ岡山戦は、フジサワドリームシートでの観戦が許された。しかも、いつもバックスタンドで観戦してるハーフウェイラインの位置である。
 

 イレヴンの息使いさえ聞こえてきそうなベストポジションからキックオフを待つ。
 

 しかし、幸運もこれ以上は続かなかった・・・。

 失点を重ねるギフは、何度も何度もキックオフを行わなければならない。
 

 歴然とした実力差を感じながらゲームオーバーのホイッスルを聞く。冷静になって考えれば、我がクラブはディレクターチェアに深く身を沈めて、ゆっくり観戦できる程の余裕があるクラブではなかった事に、今更に気が付く。
 

 時に喜びに満ち、時に絶望に苛(さいな)まれ、それでも最後まで走り続けろFC岐阜。 



2016/09/25

9/25_vs山口 『勝ちは勝ち』


 アウェイ山口戦は、前半立て続けのオフェンスで連勝を飾る。惜しむらくは終了間際の2失点で得失点のマイナスを減らしきれなかった事か。

 この調子で降格圏内との勝点差を広げて行こうFC岐阜。







2016/09/20

9/18_vs愛媛 ホーム快勝に沸く! ~オマケ付き~


 降りやまない雨の中、ホーム愛媛戦に参戦。メインスタンドの大屋根の下には多くのサポーターが集まった。
 

 愛媛FCに移籍した深谷友基#22、ギフへの思い入れは残したままである。
 

 今日は、『緑のサイリウム』を振って、ギフの勝利を引き寄せる。
  

 今節はバランスのとれたスタメンで勝ち点3を狙いに行く。今日勝てなければ、いよいよ後が無い。
 

 前半立ち上がりから、ゲームは大きく動く。相手CKからの失点や直後のレッドカードで、雨のメモリアルは不穏な空気に包まれる。

 一人多いギフは、後半に底力を見せた。ポジション取りを重視した阿部正紀#2の動きが功を奏し、左サイドからのセンターリングのこぼれ球をジャストミートし同点ゴールのネットを揺らす。

 その後はボールを支配しながらも追加点が上げられなかったが、アディショナルタイムに入ってからのラストチャンスのコーナーキックで、レオナルドロシャ#10のインスイングのボールが、キーパーのグローブを掠(かす)めて直接ゴールに吸い込まれる。

 最近のサッカーゲームを観戦している中で、コーナーキックを直接ゴールするシーンを久々に見た気がする。やはり、ラモス前監督も認めた背番号10は只者(ただもの)ではなかった。
 

 勝利を確信したベンチは歓喜に踊る!
 

 こうしてギフは、実に半年ぶりのホーム戦の勝利を飾る。度重なる『1-1』の既視感(デジャヴュ)を払拭し、漸くにして待ち望んだ結果を招来することができた。 
 


 突如、勢いを増した豪雨の中、『FCギフコール』はいつもでも続く。
 

 この結果、順位そのままの20位ではあるが、下のチームとの勝ち点差を広げることができ、19位の讃岐の尻尾を掴むことができた。この勢いのまま、次のアウェイ山口に乗り込んで行こう。


  最後は欣喜雀躍のイレヴン、何度でも繰り返し見たいシーンである。





 -追伸-

 
 翌9月19日は、大垣浅中公園球技場にて、大阪産業大学との練習試合が行われた。昨夜のスターティングメンバ―以外の選手がほぼ全員ゲームに出場する。1-0で試合終了の後、時間を掛けたミーティング・反省会・意見交換・・・が更に45分ハーフで続いた。今迄になかったチームの結束を重要視する一場面である。ここからは全スタッフ一丸となって、J2残留を勝ち取らなければならない。





2016/09/12

9/11_vs千葉 『危急存亡の秋(とき)』


 試合前の鷹揚(おうよう)な光景は、まるで夢のようである。
 

 されどホーム千葉戦は、何ら語るべき言葉も無い、明らかな完敗であった。
 

 後半の中盤までは無失点で凌げたのだが、終盤に入って足が止まってから、決められる場面では、確実に決めて置く決定力とゴールへの執念。これが出来る千葉と、出来ないギフの差は極めて大きいと言わざるを得ない。
 

 今日の様なちぐはぐな攻撃では、どんなチームからも得点できそうにない。厳しく守って、後半に攻撃のシフトチェンジして攻め上がるギフのパターンが今日は鳴りを潜める。相手がスカウティングしてきている中で、その守備をどう崩して行けるか、難しい課題を克服して行かなければならない。次なる深慮遠謀をめぐらす必要があるのだろう。
 

 翌週もホーム戦が続く、そしてそれは絶対に勝たなければならないホーム戦なのだ。




2016/08/28

8/27_vsHonda FC 「天皇杯、初戦に散る!」


 久々のメドウ参戦は、天皇杯1回戦のHonda FC(JFL、静岡県代表)戦。13時キックオフの過酷な時間帯でのゲームを予想していたが、曇りの時間も多く、観戦するには許容範囲のコンディションだ。
 
Emperor's Cup 2016

 ターンオーバーとまでは言わないまでも、リーグ戦と異なった布陣で戦うギフは、前半、格下相手に先制を許す展開となる。しかしその後すぐに追い付き、プロとしての意地を見せる。
 

 後は、ゲームを支配しつつ、いつ追加点が入ってもおかしくない状態のまま時間だけが過ぎて行く。結局1-1で前後半が終了し、カップ戦ならではの延長戦に突入する。

 ここからは、格上だとか、ホームだとかのアドバンテージはあまり関係なく、120分走りきれるチームが優位に立つ。
 

 そう言う意味では、ギフの敗戦はありえなかった、とまでは言いきれない。エキストラタイムに入る前に決定機をいくつか外した時点で、それは覚悟しなければいけなかった結果なのかもしれない。
 

 それでも、重要なのは言わずもがなのリーグ戦、今日の結果とは切り離して、次節までの有意義な2週間で練度を上げていただきたい。今日の悔しさを次の糧にすることができるだろう。さあ、9月からの巻き返しに期待しよう。