2014/09/12

GO FOR 2018 ~アギーレJの手並み~





ハビエル・アギーレ氏が日本代表監督に就任して2試合目の代表戦が、

9月9日、横浜の「日産スタジアム」で行われた。


いつもながら盛況な代表戦、『カララ』と『カラッペ』の写真撮影にも長蛇の列、

10分並んでなんとか撮影に成功した。


日産スタジアムは3年ぶりの参戦、

今回はメインスタンド2F(カテゴリー2)に席を確保する。


2試合目にアギーレ監督が指名した注目のFW陣には本田#4に加え、

柿谷#11、大迫#18らがスターティングメンバーに名を連ねる。


前半、立ち上がりは攻勢に出るも程無くベネズエラの

カウンター攻撃に苦しめられる展開。


しかし後半から投入された代表初召集の武藤嘉紀#14、

さらには新戦力の柴崎岳#7らの2ゴールが炸裂、

オフェンスでは結果を残す事ができた。


下の写真は、柴崎のゴールが決まった瞬間である!


予期せぬ2失点は、不運ではあったが、

先のW杯以降、ディフェンス面の再構築が次の課題となった。


早く代表初勝利が欲しいアギーレ監督ではあるが、

日本代表人気は未だに顕在。


フレンドリーマッチでさえ6万人越え。



ドローゲームではあったが、満足のいく代表戦を観戦する事ができた

いつものリーグ戦とは異なる、格別の雰囲気であった。


一先ず納得のリザルトは以下の通り。



今宵の月を見上げて、次こそ大きなまるがつきますようにと祈る。


2018年のその日まで、ガンバレ!ニッポン!!





2014/08/12

8/10_vs愛媛 Gifu Triumphs ~ラモス岐阜の逆転劇場~


   台風11号の影響で開催が危ぶまれたホーム愛媛戦は、寸での所で開催が決定する。結果的には試合開始時間の午後7時には風の影響も最小限となり、懸念されていたピッチ状態もゲームに支障があるほど悪いものではなかった。

   とは言え、この状況での強行に安全面で不安の向きもあろうが、そこは恩田社長が自ら観客に説明責任を果たす。何事においてもこの様なフォローが大事なのだろう。

   さて、難しいコンディションの中、ギフが目下のベストメンバーで臨む。忘れられてしまいそうなホーム勝ち点3は誰もが望む所である。


   サンドベージュの空の下、前半キックオフ。

   ギフは地の利を生かし、愛媛を圧倒する。そして、流れの中から、ナザリト#9のラストパスをヘニキ#15が落ち着いてゴール左隅に流し込む。
   攻撃的なポジションに入って行き成りのゴールであり、ラモス監督の思惑がまんまと当たる。ヘニキにとっては嬉しい嬉しい移籍後の初ゴールである。

   ただ、その後の2失点は、前半のいい流れを全て帳消しにしてしまった。このレヴェルの修正となると、もっともっと時間を掛けなければならないかもしれない。


   後半開始早々の突然の豪雨は何かを暗示する・・・

   つまりは、1-3からのギフの逆襲は、今までになかったラモスサッカーの信念が選手たちに浸透し始めた証なのだろう。

   益山#19のボレーシュートとヘニキの同点ゴールは、ラモス監督が送り込んだ交代選手が自分に与えられた役目を確実に熟し、全員で勝ち取ったゴールである。

   そして最後にはナザリトのPKが決勝点になり4-3で勝利することになるが、互いのPK判定に賛否があるとすれば、相殺してなおギフの勝利は揺るぎない。

   2得点でMOMのヘニキには惜しみない拍手を送ろう。


   ラモス岐阜の逆転劇場、感激のリザルトは以下の通り。


   最後は共に、『勝利の讃歌』をいざ謡わん。願わくば、この思いが次節アウェイ正田醤油スタジアム群馬まで届きますようにと。


   今回の1分間動画は、ナザリトの決勝PKからヘッドスライディングまで。これにて前回のPK失敗のトラウマは払拭されただろうか。





   岐阜と共に闘い、前に進もう!

   10歩前進 11歩後退 5足踏み 11列目激走中。



2014/07/31

7/30_vs岡山 Gifuの『レコンキスタ』


   FC岐阜にとっての「レコンキスタ」と言えば、2014シーズン開幕時の高揚感・期待感の復活であろう。開幕2連勝により単独首位を体現したあの勢いを、後半戦に突入した今、再び取り戻して貰おう。

   今節の相手は、押谷祐樹#14と染矢一樹#11が移籍したファジアーノ岡山、この「負けない岡山」をホームに迎えて、ギフは讃岐戦に続いての連勝を目論む。


   ところが、前半の早い段階で2失点となる。この所のギフは後半に崩れるパターンが多いだけに、何時にも増して気の抜けない時間帯が続く。

   そして、前半終了間際のナザリトのスーパーゴールは、後半に向けて選手の体力回復に絶大な効果を発揮した。


   後半、攻撃に転じるギフは、中村英之の惜しいシュートや、ナザリトのPK失敗で落ち込むも、それを補って余りある川口能活のスーパーセーヴで何とか均衡を保つ。

   最後は執念のナザリトの同点ゴールに、関田寛士の一発退場などの急展開の中、「長良川劇場」は最大のクライマックスを迎えた。


   最後まで集中力を切らさなかったギフは、ナザリトの2ゴールと川口の確固たるキャプテンシーで勝ち点1を死守する。

   壮絶なリザルトは以下の通り。ギフは今、混戦の真っ只中、次の勝敗一つで順位が大きく変わろうとしている。


   今回の1分間動画は、中村英之#34の幻のゴール、あのシーンをスローモーションで再確認する。副審からすれば、ゴールとは判定しづらいボールの挙動であったのだろうか。






2014/07/21

7/20_vs横浜 ラモス岐阜の『第二楽章』


   J2リーグは今日から後半戦のスタート、ラモス岐阜の『第二楽章』は、梅雨明け間近のトパーズ色の風が吹き抜けるホーム長良川に横浜FCを迎えてのナイトゲームである。
   今のところ調子の上がらない相手に勝機を見出せるはずだったのだが。


   数分間であっさり逆転を許す展開は、もう遠い過去の様に思えるW杯初戦の日本代表の悪夢を思い出させる。


   現代サッカーを精神論だけでは語るべきでは無いが、この負け方はいただけない。一瞬の気の弛みが今日も墓穴を掘る結果となった。


   1万人越えの集客がコンスタントに可能となった今、後は勝つだけである。

   今日の悪いイメージを払拭する為には、先ずは切り替えて次のアウェイで勝利をもぎ取り、その次のホーム戦で連勝でもしなことには、本日詰めかけたサポーター達は納得してはくれないだろう。

   過酷ではあるは、「ホームで勝つ!」、特にサッカーではこれが必須なのである。


   次こそ、サムアップするナザリトの雄姿と凱歌を揚げるギフの歓喜に期待しよう。『第二楽章』はまだ始まったばかりである。







2014/06/27

「さよならザック」 ~4年間の感謝を込めて~

 


2010年9月より、代表監督に就任したアルベルト・ザッケローニ氏の

激闘の4年間が終焉を迎えた。

就任当初から、「攻撃サッカー」を推進し、アジアカップ制覇など、

着実に日本サッカーの躍進に貢献していただいた。


不幸な震災による停滞時期を乗り越え、最終的に、

日本代表を当初の目標であるW杯ブラジル大会に導くことができた。


4年間の代表戦の中では、コンディションが悪く、

パフォーマンスが上がらないゲームが、少なからずあった事だろう。

残念なことに、ザックジャパン最後の3ゲームもその中に数えられてしまった・・・。


今後は、ユーロ圏のリーグなど新たなステージでの活躍を期待したい。

W杯の成績不振で、暫くはネガティヴな状況を強いられる日本代表ではあるが、

ザックの4年間は、いずれ正当な評価を受ける事が出来るだろう。


日本サッカー界に、新しい息吹をもたらしたザッケローニ氏に感謝の意を表すと共に

SAMURAI BLUE の、次の展開を期待しよう。


ガンバレ!ニッポン!!