FC岐阜にとっての「レコンキスタ」と言えば、2014シーズン開幕時の高揚感・期待感の復活であろう。開幕2連勝により単独首位を体現したあの勢いを、後半戦に突入した今、再び取り戻して貰おう。
今節の相手は、押谷祐樹#14と染矢一樹#11が移籍したファジアーノ岡山、この「負けない岡山」をホームに迎えて、ギフは讃岐戦に続いての連勝を目論む。
ところが、前半の早い段階で2失点となる。この所のギフは後半に崩れるパターンが多いだけに、何時にも増して気の抜けない時間帯が続く。
そして、前半終了間際のナザリトのスーパーゴールは、後半に向けて選手の体力回復に絶大な効果を発揮した。
後半、攻撃に転じるギフは、中村英之の惜しいシュートや、ナザリトのPK失敗で落ち込むも、それを補って余りある川口能活のスーパーセーヴで何とか均衡を保つ。
最後は執念のナザリトの同点ゴールに、関田寛士の一発退場などの急展開の中、「長良川劇場」は最大のクライマックスを迎えた。
最後まで集中力を切らさなかったギフは、ナザリトの2ゴールと川口の確固たるキャプテンシーで勝ち点1を死守する。
壮絶なリザルトは以下の通り。ギフは今、混戦の真っ只中、次の勝敗一つで順位が大きく変わろうとしている。
今回の1分間動画は、中村英之#34の幻のゴール、あのシーンをスローモーションで再確認する。副審からすれば、ゴールとは判定しづらいボールの挙動であったのだろうか。
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