台風11号の影響で開催が危ぶまれたホーム愛媛戦は、寸での所で開催が決定する。結果的には試合開始時間の午後7時には風の影響も最小限となり、懸念されていたピッチ状態もゲームに支障があるほど悪いものではなかった。
とは言え、この状況での強行に安全面で不安の向きもあろうが、そこは恩田社長が自ら観客に説明責任を果たす。何事においてもこの様なフォローが大事なのだろう。
さて、難しいコンディションの中、ギフが目下のベストメンバーで臨む。忘れられてしまいそうなホーム勝ち点3は誰もが望む所である。
サンドベージュの空の下、前半キックオフ。
ギフは地の利を生かし、愛媛を圧倒する。そして、流れの中から、ナザリト#9のラストパスをヘニキ#15が落ち着いてゴール左隅に流し込む。
攻撃的なポジションに入って行き成りのゴールであり、ラモス監督の思惑がまんまと当たる。ヘニキにとっては嬉しい嬉しい移籍後の初ゴールである。
ただ、その後の2失点は、前半のいい流れを全て帳消しにしてしまった。このレヴェルの修正となると、もっともっと時間を掛けなければならないかもしれない。
後半開始早々の突然の豪雨は何かを暗示する・・・
つまりは、1-3からのギフの逆襲は、今までになかったラモスサッカーの信念が選手たちに浸透し始めた証なのだろう。
益山#19のボレーシュートとヘニキの同点ゴールは、ラモス監督が送り込んだ交代選手が自分に与えられた役目を確実に熟し、全員で勝ち取ったゴールである。
そして最後にはナザリトのPKが決勝点になり4-3で勝利することになるが、互いのPK判定に賛否があるとすれば、相殺してなおギフの勝利は揺るぎない。
2得点でMOMのヘニキには惜しみない拍手を送ろう。
ラモス岐阜の逆転劇場、感激のリザルトは以下の通り。
最後は共に、『勝利の讃歌』をいざ謡わん。願わくば、この思いが次節アウェイ正田醤油スタジアム群馬まで届きますようにと。
今回の1分間動画は、ナザリトの決勝PKからヘッドスライディングまで。これにて前回のPK失敗のトラウマは払拭されただろうか。
岐阜と共に闘い、前に進もう!
10歩前進 11歩後退 5足踏み 11列目激走中。
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