2014/07/31

7/30_vs岡山 Gifuの『レコンキスタ』


   FC岐阜にとっての「レコンキスタ」と言えば、2014シーズン開幕時の高揚感・期待感の復活であろう。開幕2連勝により単独首位を体現したあの勢いを、後半戦に突入した今、再び取り戻して貰おう。

   今節の相手は、押谷祐樹#14と染矢一樹#11が移籍したファジアーノ岡山、この「負けない岡山」をホームに迎えて、ギフは讃岐戦に続いての連勝を目論む。


   ところが、前半の早い段階で2失点となる。この所のギフは後半に崩れるパターンが多いだけに、何時にも増して気の抜けない時間帯が続く。

   そして、前半終了間際のナザリトのスーパーゴールは、後半に向けて選手の体力回復に絶大な効果を発揮した。


   後半、攻撃に転じるギフは、中村英之の惜しいシュートや、ナザリトのPK失敗で落ち込むも、それを補って余りある川口能活のスーパーセーヴで何とか均衡を保つ。

   最後は執念のナザリトの同点ゴールに、関田寛士の一発退場などの急展開の中、「長良川劇場」は最大のクライマックスを迎えた。


   最後まで集中力を切らさなかったギフは、ナザリトの2ゴールと川口の確固たるキャプテンシーで勝ち点1を死守する。

   壮絶なリザルトは以下の通り。ギフは今、混戦の真っ只中、次の勝敗一つで順位が大きく変わろうとしている。


   今回の1分間動画は、中村英之#34の幻のゴール、あのシーンをスローモーションで再確認する。副審からすれば、ゴールとは判定しづらいボールの挙動であったのだろうか。






2014/07/21

7/20_vs横浜 ラモス岐阜の『第二楽章』


   J2リーグは今日から後半戦のスタート、ラモス岐阜の『第二楽章』は、梅雨明け間近のトパーズ色の風が吹き抜けるホーム長良川に横浜FCを迎えてのナイトゲームである。
   今のところ調子の上がらない相手に勝機を見出せるはずだったのだが。


   数分間であっさり逆転を許す展開は、もう遠い過去の様に思えるW杯初戦の日本代表の悪夢を思い出させる。


   現代サッカーを精神論だけでは語るべきでは無いが、この負け方はいただけない。一瞬の気の弛みが今日も墓穴を掘る結果となった。


   1万人越えの集客がコンスタントに可能となった今、後は勝つだけである。

   今日の悪いイメージを払拭する為には、先ずは切り替えて次のアウェイで勝利をもぎ取り、その次のホーム戦で連勝でもしなことには、本日詰めかけたサポーター達は納得してはくれないだろう。

   過酷ではあるは、「ホームで勝つ!」、特にサッカーではこれが必須なのである。


   次こそ、サムアップするナザリトの雄姿と凱歌を揚げるギフの歓喜に期待しよう。『第二楽章』はまだ始まったばかりである。







2014/06/27

「さよならザック」 ~4年間の感謝を込めて~

 


2010年9月より、代表監督に就任したアルベルト・ザッケローニ氏の

激闘の4年間が終焉を迎えた。

就任当初から、「攻撃サッカー」を推進し、アジアカップ制覇など、

着実に日本サッカーの躍進に貢献していただいた。


不幸な震災による停滞時期を乗り越え、最終的に、

日本代表を当初の目標であるW杯ブラジル大会に導くことができた。


4年間の代表戦の中では、コンディションが悪く、

パフォーマンスが上がらないゲームが、少なからずあった事だろう。

残念なことに、ザックジャパン最後の3ゲームもその中に数えられてしまった・・・。


今後は、ユーロ圏のリーグなど新たなステージでの活躍を期待したい。

W杯の成績不振で、暫くはネガティヴな状況を強いられる日本代表ではあるが、

ザックの4年間は、いずれ正当な評価を受ける事が出来るだろう。


日本サッカー界に、新しい息吹をもたらしたザッケローニ氏に感謝の意を表すと共に

SAMURAI BLUE の、次の展開を期待しよう。


ガンバレ!ニッポン!!





2014/06/24

The Last Match at Brasil ~今できる最善のこと~

 


決勝トーナメント進出に向けて、

極めて厳しい状況に追い込まれた SAMURAI BLUE は、

グループリーグ突破に一縷の望みを託して、

最後のコロンビア戦に臨む。


ここに来て、

C組最強と言われるコロンビアとの対戦は

最大の関門ではあるが、

今更、特別な戦い方ができる訳もないので、

むしろ開き直って、4年間積み上げてきた組織力を発揮し

勝敗度外視で、最後まで楽しんできていただきたい。


日本サッカー界の未来のために、

何より、自分自身のために、

今できる最善のことを。




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そんな中、SAMURAI BLUE にエールを送るため、

東京六本木に特設されている

2014 FIFA World Cup Brazil STADIUM』に駆けつける。


まずは、カフェエリアで情報交換。


展示エリアには、歴代のW杯公式球が並べられている。


日本国内では、長良川競技場のみに実戦配備されているという

AGC社製のベンチユニットに座り、地球の裏側にパワーを送る!


今、

日本全ての熱き魂は、SAMURAI BLUE と共にある。

ガンバレ!ニッポン!!




2014/06/23

6/21_vs長崎 第8位のFC岐阜


   6月14日と21日の長良川ホーム2連戦で企画された集客プロジェクトで、ギフは合計28,000人超の入場者を記録し、歴代の入場者記録を更新することができた。

   ゲームでの勝ち点は結局「1」のみで、順位を一つ下げて16位に沈んでしまったが、平均入場者数は『7,780人』で、J2リーグ中8位とジャンプアップする結果となった。
(以前から入場者数に関する順位等の資料は、愛媛FCさんのトップページが一目瞭然なのでよく参照させていただている。)

   興業主としての(株)岐阜フットボールクラブによる、日頃からの地道な取り組みが確実に実を結んだ証拠である。


   W杯期間中と言う事で、いつもとは違った独特のモチヴェーションの中、イレヴンは最後まで走り抜いた。

   後半には、自分たちの時間を作るのだが、フィニッシュまで持っていけない。長年の宿痾が今日も頭を擡げる。

(いよいよJリーグでも、すぐ消えるスプレーを採用か!?)


   最近、露出過多のラモス監督、今宵はオーロラヴィジョンにも登場である。


   試合終了後、バックスタンドでの初見らしきグループの会話、

     「次は1時間早よ来なあかんね。」

     「一ヵ月空いてまうで、忘れんようにせんと。」

   恩田社長、確実にリピーターは増えています。



   今日は、うーたん(岐阜市ホームタウンデー)のチケットで入場させていただきました。