2012/12/07
Go for 2013 Season ~練習場 編~
木曽川河畔の笠松町江川運動場付近に整備される「岐阜フットボールセンター」(仮称)の工事進捗状況を視察した。
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12月7日現在まだ更地であるが、ここに建設される人工芝のサッカー練習場や付属するクラブハウス等を、概ね平日にはFC岐阜が優先的に使用できるようである。
笠松町が公告する工事入札書には天然芝補修工事も含まれているようなので、ギフもこの天然芝を使わせていただければ練習内容にもバリエーションが広がり大変有難いことである。
今までは、数多くの練習施設を借りて行っていたのだが、今後はナイター設備のある笠松町のこの施設を主体に、岐阜市の北西部グランドとで、集中的に練習することができると思う。
クラブハウス等のホスピタリティが充実していて、練習後のフィジカルケアや体調管理が格段に改善されると更にいい。
そして練習終了後は、あの観覧車に乗ってリフレッシュとか。
がんばろうFC岐阜、共に2013シーズンへ!
2012/11/29
練習見学
2012/11/20
2012シーズン総括
VIRIBVS VNITIS ~コンテンツとしてのFC岐阜~
FC岐阜、2012シーズンの戦況は、残念ながらJ2残留を果たせるかどうかの戦いに終始してしまった。
昨シーズンの成績を踏まえ、積極的な補強があったとはいえ、冷静に分析した個々の実力と、それも統率する新監督のクラブチームがいきなりリーグ上位には食い込めないのは必然であろうと思う。
それでも、(余りにも悪すぎた昨シーズンと較べると)格段に楽しめるシーズンにはなった。プレシーズンマッチでジュビロ磐田に勝利したあたりは今年こそやってくれると独りごちるほどだった。
ただ独自集計したFC岐阜2012戦績を見るまでもなく、得点力不足は否めない。さらに、シーズン序盤はディフェンスが未完成だったので、自ずと勝ち点が積み上げられなかった。
そんな状態が続く中でも、第18節以降は一度も最下位に落ちずに済んだのは、ギフの他にいわゆるボトム4と呼ばれた「富山」「鳥取」「町田」が同じような成績で推移した結果であろう。
シーズン中盤から、徐々に零封するゲームが増え、後半では2年ぶりの連勝をすることができた。(このことが話題になる様では寂しい限りである・・・)
そして、ディフェンスが安定したことにより昨シーズンより劇的に増えたのが「引き分け」の数である。これによる勝ち点1の積み重ねが最後に町田を振り切った要因ではないかと思う。
紆余曲折があったのだろうか、最下位のギフを選んでくれた新キャプテンの経験値が若いギフのイレブンにも刺激になってくれたのだろう。服部年宏#6の全試合フル出場は称賛に値する。
また、ギフの発展途上の環境下で指揮を引き受けていただいた行徳監督には、分かっていたとは言え、要らぬ苦労が多かっただろうと思う。是非、複数年の契約更新をしてこの環境改善にも取り組んでいただきたい。(来季も宜しくお願いしますと付け加えておこう)
2012年のFC岐阜を語る上で避けて通れない問題がある。経営の問題(=クラブライセンスの問題)はギフの越年の課題であったが、今年の経営陣総入れ替えの大なたが最終的にいい方向に動き出したのは皮肉としか言えない。
「クラブライセンス」を振りかざすJリーグ中枢部と、意見の
ただ、薫田新社長の手腕による経営改善策やスポンサー獲得が功を奏し、成績面でもギフはJに残った事実は変わりない。西濃地区を含む岐阜県全体のスポンサードが確立することにより安定した経営と負債解消が成されればギフはもっと強いクラブへと進化できることだろう。
その為にも、岐阜県における「FC岐阜」を一サッカークラブとしてだけでなく、岐阜県や地元企業の発展の為のPRができるコンテンツとしてさらに熟成して行く必要があるのだろう。FC岐阜SECONDの活動が存続される見込みとなったことでも、さらに地域密着の展開を拡大することができる。
今こそ地域全体で「一致団結して」FC岐阜をサポートする、そんな次に段階に入ったのである。
がんばろうFC岐阜、共に2013シーズンへ!
2012/11/14
空のむこう、決戦の地へ ~The Last Shooting~
いよいよ残留を懸けた最後の戦いとなった。
早朝に岐阜を出発し、新東名経由で午前10時に横浜入りする。
今までにない数のサポーターと報道陣が駆けつけたニッパツ三ツ沢球技場でなんとかJ2残留を決めて貰いたい。
果たしてFC岐阜最終戦のスターティングメンバーは以下の布陣で臨む。
2位以内の自動昇格でJ1に上がりたい横浜FCと、引き分け以上でJ2に残留したいFC岐阜、どちらの気持ちが強いか90分後にその結果が明らかになる。
前半、何時になく攻め込めたギフは、佐藤洸一#18の今シーズン9得点目のビューティフルゴールで先制する。攻守のバランスは横浜FCのそれを上回っているようだ。
前半の終了間際、カイオ#10のゴールで同点にされるが、今日のギフはやってくれそうな雰囲気でハーフタイムとなる。
後半、森本良#28のゴールで逆転を許すが、適時の選手交代でオフェンスに変化を付ける行徳監督の采配が冴える。
そして、佐藤洸一の今シーズン10得点目の同点ゴールは、ギフサポーターの待つゴールサイドに突き刺さる。ここに来て、ディフェンスのみならず、オフェンスについても成長の兆しが見えてきた。
結局、最後は横浜の怒涛の攻撃し屈し、2-3と惜敗するが、町田ゼルビアのリザルトにより、ギフはなんとかJ2残留を決める。
富山と鳥取が勝利した為、ギフの最終順位は21位、「もしも」の話はもうしたくはないが、JFLから2チーム昇格があったとすれば、「入れ替え戦」になる順位である。これは運が良かったと言うことでいいのだろうか・・・。決してこの事実を忘れずに2013シーズンを迎えていただきたい。
いろいろなことがあったシーズンだったが、最後は残留を果たした選手・スタッフに心からのありがとうと、お疲れ様をお伝えしたい。
シーズン最後の動画は、初参戦ニッパツ三ツ沢球技場のパノラマヴューイングと、遂に捉える事の出来た佐藤洸一の感動のゴールシーン(The Last Shooting of 2012)、迫力あるゴール裏からの映像をご覧いただきたい。
泣いた、笑った、そして残った。
次回、「Jリーグ記録室」を凌ぎ、FC岐阜のことならどこにも引けを取らない詳細なデータ分析を元に、2012シーズン総括を寄稿する。 行徳監督に託された新生FC岐阜、今シーズンの成績は順当だったのかどうか、
2012/11/06
「Super Sunday」
某国では、
一方、日本の某所での11月の日曜日、サッカークラブチームの存亡を懸けた、熾烈な戦いが繰り広げられる注目の一日となっている。あえて、臆面もなく言わせていただければ「Super Sunday」なのである。その戦いに敗れたグラブチームはJリーグを去らなければならないのである。(JFL若しくは近い将来のJ3へと)
その真っ只中にいるFC岐阜、大事なホーム最終戦を前に今回はいつにも増して集客活動を集中して行った。
多少の批判は覚悟の上で、仕事関係各所からの後援会優待券やスポンサー招待券を融通いただき、職場の関係者や知人に勧誘を行う。少しでも予定がつきそうな方に招待券を配布させていただきFC岐阜をPRする。
普段なら有料入場者に影響があり、諸刃の剣になりかねないので積極的に行わなかったが、緊急事態なので背に腹は代えられない。一人でも多くの観客を集めでホームゲームを後押し残留に決める必要があったのだ。
これにより、恐らく十数名のアテンダンス増加に微力ながら貢献できただろうと思う。
ただ、この日は中日新聞社のサンクスマッチとなっており、マスメディアの集客力も合わせるとかなりの入場者が予想される。必然的に駐車場確保が懸念されるので、今日は午前中から、長良川入りした。
ホーム最終戦くらいは
午前中から世界イベント村南臨時駐車場に車を置いて、まずはインラインスケートの「長良川カップ」が開催されている長良川河畔へ向かう。心地よい気候の中、ジュニア選手のスピード感溢れるレースを観戦する。
続いて長良川球場で「ボーイズリーグ府県選抜野球大会」の試合を観戦。こちらの観客席は無料開放され自由に出入りが可能である。
いくつかのイヴェントを経由して長良川競技場13時の一般入場は、もちろん一番のりである。
そしてメインスタンドに席を確保した後は、エディオン提供のTVモニターでスカパー「水戸ホーリーホックvsFC町田ゼルビア」を観戦する。ホームなのに劣勢の中、水戸の鈴木隆行#30のヘディングシュートにより、辛くも同点でゲームを終える。 よってこの日ギフが残留するためには勝点3が必須となった。
そこで今日のFC岐阜である。前節の天王山を落としたショックを引きずっていないだろうか。今日こそはホームのパワーを背中に受けて全力で戦ってほしい。佐藤洸一#18を欠くエクスキューズはあるが、ホーム最終戦、今シーズンの行徳イズムの集大成を見せてくれ。
零封で守りきったギフではあったが、急場しのぎのオフェンスではゴールを勝ち取るまでは行かなかった。
町田と同じく、勝点1積み上げて、ギフのホーム最終戦は終了する。望むと望まざるとに係わらず、J2残留の確定は最終第42節に持ち越された。
最後に今日の動画はホーム最終戦の模様をダイジェストでお届けする。最後の最後まで、ゴールシーンを捉えることができずに終わってしまった。
ここで現実的な話をしよう。現在の各クラブの実力や置かれている状況から判断すると、町田が2位以内でJ1昇格を目論む湘南ベルマーレに勝利するのはそう
最終的には今日の互いのドローでギフの残留は濃厚になったと言えるかもしれない。 ・・・ただ、いつも言っているようにサッカーは何が起こるか分からない!!
町田が最後の力を振り絞って湘南に勝利し、ギフが横浜FCに大敗(これはよくある・・・)した場合、ギフの逆転降格もあり得る。
最終節の懸念の一つはギフがアウェイなのに対して、町田と鳥取、富山(勝点差優位で既に残留に当確)はホーム戦であることだ。 それならば、ニッパツが少しでもホームに近づけられるよう一人でも多くのサポーターが応援に行くしかない!!
さあ横浜遠征に向けて、こうしてはいられない。
ガンバレFC岐阜!、ギフの心ひとつに。
J2残留まで、あと一つ・・・。
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