2022/06/06

6/5_vs八戸 振り向けば雨 ~遠すぎた1点~

 
 FC岐阜のホーム長良川でのヴァンラーレ八戸戦は、つゆのあとさきのトパーズ色の風が吹き抜けるナイトゲームである。

岐阜 vs 八戸

 今節からのホーム2連戦、いい形でスタートしたいところ。

「1点取りに行こう!」

 しかし120分戦い切った天皇杯から中3日のギフは、どうしても体の動きや攻守のリズム自体が重く感じた。攻撃のスイッチが入るのが遅きに失する。

CKのチャンス

 ゲーム終盤にようやく攻撃の形が整いだしたのだが、最後の1点が遠い。あと10分あれば仕留められたかもしれないが、であるならば10分早く攻撃のスイッチを入れろ!

岐阜 0-0 八戸

 …負けたわけではない、大丈夫、まだまだこれから… サポーターは皆、そう自分に言い聞かせる。。。




2022/06/03

6/1_vsG大阪 『大阪青春夕焼物語』

 
 「太陽の塔」を見たのはこれが初めてです。幼い頃にあった大阪万博には連れて来て貰えなかったので、できた当時のものは見ていませんが、50余年が経過した塔の姿は今なお圧倒的な存在感でこの大地に根付いている様子です。

Tower of the Sun since 1970

 今にして思えば、先の敗戦を乗り越えた後の日本が、一番勢いがあって成長が実感できた時代でした。コロナ禍の影響だけではない、昨今の閉塞感のある日本を嘆くわけではありませんが、世の中が少しづつ斜陽に向かっている気がしてなりません。

 つくづく自分も年を取ったと感じる。日暮れて道遠しです。

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 まだ誰もいないパナソニックスタジアムに到着。天皇杯2回戦のガンバ大阪戦の参戦は実に3年ぶりのアウェイ遠征である。

Panasonic Stadium in Suita

 J3が主戦場のギフがJ1のクラブと公式戦で対戦出来るのがこの天皇杯、大阪まで遠征する価値のある一戦である。(放送も配信もないしね。)

Team of FC Gifu

 どんなゲームになるのか分からず手探り状態の内に、まさかのギフが2点を先制! これなら行けるかと思っても無理はなかったが・・・

First goal

 徐々に大阪がゲームを理解し、ボールを支配し、ギフを包囲する。

Y. Kashiwagi#42 →

 後半早々に追い付かれると、その後は大阪の洗練されたJ1のサッカーについて行くのが精いっぱいのギフ。いつ失点してもおかしくなかったが、何とか必死でゲームを維持し延長戦へ。

→ Y. Shoji#10

 最後は、僅かなミスも逃さない個の力に屈服させられる。

Oh... Patric...

 J1クラブに完敗すること自体はあり得ない事ではないが、一番の問題は、 2-0 から有効な手が打てず 2-4 で完敗してしまったことである。

 大阪まで観に来る価値のある良いゲームであり、ギフはよく頑張ったとは言えるが、決してそれで終わってはいけない。

G-Osaka 4-2 FC Gifu

 これからはJ3を勝ち上がる事によってこんな強いチームともっと対戦できる。それが楽しみでならない。。。








2022/05/29

5/29_vs長野 追い付いたドローゲーム

 
 アウェイAC長野パルセイロ戦、1-0 と先制してから 1-2 へ逆転されるネガティヴな事象を嘆くより、敗戦間際のアディショナルタイムで同点に追い付いて勝点1を死守したポジティヴな事象の方を評価して次に繋げたい。


 最後まで諦めない、ギフの一体感が強く表れたゲームだった。。。




空想科學寫眞舘 ~シン・ウルトラマン~

 
 空想特撮映画『シン・ウルトラマン』を鑑賞しました。

流星バッジ (in1966)

 「シン・ゴジラ」がそうであったように、庵野秀明テイストの新訳版として、この令和の時代にウルトラマンの物語を描くとどうなるかを、矛盾なく(?)成立させた作品になっていました。

 お約束のように、「エヴァ」のエッセンスを取り入れながらも、オリジナルへのリスペクトは忘れていません。

 あえて『禍威獣カイジュウ』や『禍特対カトクタイ』への置換など、細かい工夫を凝らし新鮮さを表現しているようです。着ぐるみ感を残したCG特撮は絶妙でノスタルジックな映像美を演出しています。

 ただ、オリジナル版のウルトラマン登場から最終回までを110分で纏めると、どうしても窮屈感があるので、この作品こそ三部作でできたら良かったのにと思ってしまいます。

 例えば「地球飛来篇」、「地球防衛篇」、そして「さらばウルトラマン」とかね。3回に分けたとしても、充分にオーディエンスを惹きつける事のできるコンテンツであるのは間違えありません。

 今回、コロナ禍の影響による公開時期の延期が続き、作品の賞味期間が何気に短くなってしまったような気がして少し残念ではありますが、大ヒット作となっているようで喜ばしい限りです。

 これぞ「空想科學寫眞舘」の王道を行く傑作、このような作品がこれからも増える事を期待しています。。。






 

2022/05/22

5/21_vs中京大 天皇杯2022 ~逆転で勝つ!~

 
 天皇杯1回戦のチケットは、『Jリーグチケット』から入手する事が出来ました。5/12の発売開始直後に手続きしたので、何のストレスもなくスムーズに決済まで進みます。


 一方、5/14の10時から発売開始された日本代表vsブラジル代表のチケットは、『チケットJFA』から購入しようとしましたが、大方の予想通りWEBページすら中々アクセスできませんでした。何度かトライする内に座席を選択する画面までは進行するのですが、確定しようとするとまたビジーの画面になる始末です。

 結局断念するのですが、のちに大方の懸念通り転売サイトにはかなりの高値でプラチナチケットとなって出品されている模様です。現行のシステムでは転売不可にしにくいのかもしれませんが、もうそろそろ本当にサッカーが観戦したい人や子供達に、適正価格のチケットが届く仕組み作りはできないのでしょうか。これもサッカーに係わる大人たちの大事な仕事の一つかもしれません。

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 天皇杯を1回戦から戦うのはFC岐阜の本意では無い、岐阜県サッカーのレベルアップの為に岐阜県代表をアマチュアチームに譲る事も、ギフがJ2に昇格しなければならない理由の一つだ。

The Emperor's cup 2022

 愛知県代表のアマチュアチームの実力を見れば、その重要性が実感できるだろう。

FC岐阜 × 中京大学

 ただ、誕生間もない横山体制のギフには、リーグ戦浮上の為にも天皇杯の2試合が新しい選手と新しい戦術を試す絶好の機会であることは言うまでもない。

ST XI

 前半、ギフは相手のパススピードに翻弄される場面で先制点を許すのだが、何とか前半の内に石津大介#51がFKを直接決めて同点で折り返す。

シーン①

 後半も再び中京大のゴールでリードされてしまうが、石津選手の捨て身のゴールで同点に追いつく。尚ゴールシーンで倒れ込んだが大事には至らなかった。

シーン②

 徐々にではあるが、プロの意地を見せなければならないギフは、ボールの支配率を上げつつゴールに迫る頻度を増す。

 そして最後はンドカチャールス#45のゴール(と見せかけて、実際は藤岡浩介#38のゴール)で逆転に成功する。

シーン③

 終わってみれば実力通りの結果にはなったのだが、この1勝の価値は色々な意味で大きい。リーグ戦に弾みが付くことも。J1クラブに本気モードで対戦できることも。。。

岐阜 3-2 中京大


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 さて国立には行けなかったが、大阪には行けるのか、行けないのか?