2014/03/10

ギフ祭り 第二章 ~開幕2連勝に喜ぶ~


   FC岐阜のホーム2ゲーム目は、冬の寒さに逆戻りした午後4時のメモリアルにカターレ富山を迎える。


   今節も試合前には十分の待ち時間を確保している。

   ゆっくり屋台村を散策する中で、今日の一押しは『神岡とんちゃんうどん』、懐かしい“トンチャン”の響きに惹かれ、この屋台の1番目の客となった。


   さて、相変わらず注目度満点のラモス岐阜、開幕戦に勝っても納得しない言動がいかにもラモス監督らしい。

   この1週間で、どんな修正をしてきたのか、一度も練習見学に行けなかったので、その進化が楽しみである。

   昨シーズンはJ2リーグ18位のカターレ富山相手に、前節がフロックだったかのか、その真価が問われる。


   そして第2戦、名将ラモス瑠偉が選んだ至極の11人は以下の通り。美尾#10に代わってスティッペ#16がオフェンスのアクセントになる。



   前半キックオフ、立ち上がりは富山ペースか、ギフは今日もスロースタートで、相手には自由にパスを回される。

   しかしこの状況を打破したのは、またしても難波宏明#24。開幕からの連続ゴールで早くも流れを引き戻す。


   後半に入ると、安定した試合運びを披露するギフイレヴン、最前線のナザリト#9に面白いくらい見事にボールが収まる。攻撃の起点となるファーストタッチ、ポジショニング、1対1でのフィジカルどれを取っても別次元である。


   更に、アレックス#11のフリーキックはピンポイントでターゲットを狙う。例えそれがカターレ選手であってもボールはゴールに吸い込まれる。公式記録はオウンゴールであっても、99%アレックスのゴールと言えよう。

   次に、高地系治#6のゴールは技ありのターンから前節を彷彿とさせる流れるようなシュートで、J2優秀ゴールにノミネートされる。これも、ナザリトのノミネートゴールに続いて2試合連続となる。

   感嘆のリザルトは以下の通り。試合後のラモス監督も納得の結果であろう。


   早くも開花した両ベテラン、ギフに移籍してくれて『サンキューー』である。


  

  

   2014シーズン 難波と共に、前に進もう!

   2歩前進 0歩後退 0足踏み 単独1列目




2014/03/04

ギフ祭り 第一章 ~J2開幕に沸く~


   その日の朝、いつもそうであるように、まず近所の八幡様に手を合わせ、ギフの緒戦の勝利と一年間無事に戦い抜けるようにと願掛けしてからスタジアムに向かう。

   毎年恒例の行事なのだが、今年に限って違うことがあるとすれば、それは家を出発する時間である。

   3月2日、メモリアル付近の駐車場問題を考慮して午前7時30分に出陣する。


   2014年1月、遂にルビコン川を渡ったFC岐阜。これからは立ち止まる事無く、後ろを振り返らずに、J1昇格の目標に向けてひたすらに走り続けるしかない。

   ラモス新監督を迎え、劇的に環境が変化する中で、いつになく注目を集める状況が、邯鄲の夢と終わらない事を切に祈る。


   さて、J2リーグ開幕戦の中で今最も話題となっているのは岐阜メモリアルセンター長良川競技場である。その南側入口付近には『カマタマーレ讃岐』と共に来岐した、丸亀市観光スタッフの特設ブースが設けてある。初のJ参入で気合が感じられる。


   長蛇の列を成すサンサンデッキでは、新ユニフォームのミナモがお出迎えである。


   いよいよ始まる開幕戦、闘将ラモス瑠偉が選んだ最初の11人は以下の通りである。

   ホーム開幕戦の勝利が義務付けられて、そのプレッシャーに押し潰されそうなイレヴンではあるが、ギフに関わるすべての人の願いが託された、非常に難しいゲームが今キックオフされる。



   そしてラモス監督以外のほとんどが大満足だったFC岐阜開幕戦は、色んな意味でギフ祭りとなった。


   何はともあれ、開幕戦初勝利はギフに勢いを与える。幾つもの修正点が露呈したことにより、次節の富山戦には気を引き締めて臨むことが出来るだろう。

   感激のリザルトは以下の通りである。


   やっと編集の終わったYouTube動画3本で今日1日を振り返る。



  


  


 &nbsp

   2014シーズン ナザリトと共に、前に進もう!

   1歩前進 0歩後退 0足踏み 同率1列目




2014/03/01

開戦前夜!


   3月2日、いよいよJ2リーグの2014年シーズンが開幕する! 毎年この時期をワクワクしながら迎えるのだが、程無くしてテンションが下がる展開がここ数年続いてきた。


   毎シーズン、新加入選手への期待や、新たな戦術でレヴェルアップしたかに見えても、結局開幕戦から勝利することができなかった。 他のクラブもそれ以上に周到な準備をしていたということである。

   そういう意味で言えば、今シーズンを何ら変わることなく、FC岐阜だけが劇的に強いクラブになったという保証はない。
   開幕戦、勝利が大前提ではあるが、まずは地に足を付けて驕ることなく冷静にキックオフを迎えてほしい。

   …とは言いつつも、今年は例年よりも期待値が高いことは間違えない。ラモス監督が統率する最後まで諦めないサッカーで何とか結果が残せるよう、ゲーム終了の笛が鳴るまで戦い抜いていただきたい。


   ギフと最後にトレーニングマッチを行った名古屋は後半に逆転を許しての敗戦となり、初昇格の徳島はJ1の痛烈な洗礼を受ける。そして敗戦したものの、C大阪のフォルラン#10は柿谷#8とのコンビで鮮烈なJデヴューを飾った。J1の動向も些か気になるところである。

   5月には最後の国立で東京ヴェルディ戦がマッチメークされ、そして6月にはブラジルW杯が開幕する。何時になく楽しみなサッカーシーズンがいよいよ始まる。


   2014シーズン ギフと共に、前に進もう!




2014/02/26

開幕5日前のルーティン。


   名古屋グランパスとのトレーニングマッチ後、月曜日のオフを挟んで、開幕前最後の1週間を迎える。


   午後3時の岐阜県フットボールセンターは、風も穏やかで、少しだけ寒さが和らいだ様子。


   休み明けのトレーニング、しかも開幕戦から数えて5日前の練習メニューは、ランニングとストレッチが中心となる。
   ここからは行動の全てが開幕戦をターゲットとして、決められたルーティンに従って刻まれてゆく。


   2月27日は練習の公開がクローズドとなり、開幕戦に想定されるスターティングメンバーによって最終の連携確認が図られるのだろう。

   右からのCKは誰が蹴るのか? 

   FKに隠し玉はあるのか? 

   想像性の高いパスワークでボールを支配できるのか?

    などなど。


   開幕戦に向けてコンセントレーションを高めてゆく中で、イレヴンもサポーターにしても、必要以上にナーヴァスな状況になりつつある。
   取り巻く環境がざわついているので、今後の練習風景の映像や、戦術的なトレーニングの写真掲載は自粛させていただくこととしよう。例えローカルなブログであったとしても予期せぬ波及による情報飛散は本意ではない。


   この日は実践的な練習の無いまま、午後5時を過ぎて日没によるサスペンデッドとなる。よって、今日のラモス監督はとても静かである。


(2月25日 練習レポート tokyowebwalker著)

2014/02/20

北西部ニ戻ル。


   別府キャンプの日程を無事クリアしたFC岐阜は、久し振りに北西部グランドに戻って来た。


   朝一に伊奈波神社での必勝祈願を済ませ、今日の練習開始は11時からとなっていたが、その10分前に練習場を訪れるも、既に練習が始まっている。


   相変わらず多くのギャラリーと各メディアの取材陣が先着していたが、恐らくは必勝祈願の取材からの流れだろう。ラモス監督らが合掌している様子は、この時期ソチ一色になりがちなスポーツニュースのアクセントとしては持って来いである。


   さて、別府キャンプで更に連携を高めたイレブンは、この日も実践的な試合形式での練習メニューを熟す。攻守共にサイドバイサイドでボールを追って球際は常に厳しい。
   センターサークル付近で指示を出すラモス監督、要所要所でゲームを止めてはポジション調整に余念がない。


   今週末は名古屋グランパスとのクローズドマッチが二日連続で予定されており、新生ラモス岐阜リリースへの最終段階を迎える。