2011/08/07

TOKYO WALKER Vol.1

   TOKYOWEBWALKERのウェブネームでサイトを立ち上げてFC岐阜の観戦記を綴ってきたが、仕事の都合で今週末はリアルTOKYOWALKERしている。

   今節のマッチアップFC東京とのホーム戦は、残念ながらメモリアルに参戦できない。そこで、FC岐阜の東京方面のサポーターブログでよく紹介されている、スポーツバーでのPV観戦に赴いた。


   この日、東京地方は午後3時頃から都心をゲリラ豪雨が襲う。落雷は一部の電車を止めたと聞く。傘も役に立たないほどの集中豪雨をやり過ごして、午後5時半にはTOKYOMETRO「中目黒駅」に着く。

   今日選んだPV会場、メキシコ料理「ONCE11」の外観はこんな感じ。


   マスターは快く料理や店内の撮影を許可してくれた。でも結局オーダーしたのはピザとソフトドリンクだけ…。ホーム戦をPV観戦する違和感を感じつつキックオフを待つ。


   しかし問題はテレビの中のFC岐阜である。

   4戦無得点での連敗中、ゴールが奪えなければどんな完璧なディフェンスを敷いても勝つことができない。決定力を上げるには日々の練習の繰り返ししかないのか。しかもより実戦形式で。いい意味での先発メンバーが固まってくればきっと流れに乗れるはず。


   「ONCE11」はFC東京サポーターの団体さんがゴールの度に大盛り上がり。FC岐阜が1点でも返せば、ひとり盛り上がろうと心に決めていたが最後まで叶わなかった。


   FC岐阜の選手は決して走り負けたわけではないし、ミスは多いが気迫に欠けるプレイでもない。根本的な実力の差はあるにしろ、前節、北九州戦を落とし調子の上がらないFC東京だけに付け入る隙はあったかもしれない。少ないチャンスをどう得点に結びつけるか、最大の課題であり、永遠の課題となる。



   リザルトは以下の通り。


   最後は、途中の某有名高級焼き肉店で自棄食いして帰る。




2011/08/04

四国紀行①


8月3日夕方
四国香川に来ている。
高松空港に降り立ち、高松市内に向かう。

   恵まれた天候で汗ばむほど、翌朝はホテル8階まで響く蝉の声で目を覚ます。

   仕事での出張なので観光する間もなく、打合せが終わると、慌ただしく松山市へと向かう。

   唯一気をとめることができたのは、地元のサッカークラブ「カマタマーレ讃岐」のホームスタジアム「丸亀競技場」付近を通り過ぎてテンションが少し上がったこと。

   JR予讃線、特急「いしづち21号」は右手に瀬戸内海の小島を望みながら2時間半をかけて松山へと辿り着く。

   沖縄地方に接近する台風9号の影響など微塵もない、抜けるような真夏の日差し、今年も水不足に悩まされるのだろうかと、人ごとながら心配となる。

   松山駅舎に到着してから、無意識で地元のJクラブの痕跡を探してしまう。8月4日は松山市に宿を取る。

   ホテルに到着、

   ・・・そして訃報にふれる。


   サッカーを心から愛し、いつまでも続けたいと願っていた、
   松本山雅FC、松田直樹選手のご冥福を心よりお祈り申し上げます。

   合掌。


2011/07/23

TRIAL AND ERROR

   3週間ぶりにメモリアルに帰ってきたFC岐阜、「味スタ」でのアウェイ2連戦はコテンパンにやられたが、せめてホームでは勝機を見出してほしい。


   子供達は待ちに待った夏休みに突入し、真夏の日差しが傾く頃、今日は「シーズンチケット」購入者のキャンペーンを利用させていただきメインS席に陣取る。

   スーパーシートまであと僅かに迫った。


   控え選手はここから全体を見渡し、今の岐阜に足らないものを見定める。そして自分自身の将来をも見据える。


   そして問題はピッチレヴェルのFC岐阜である。

   押谷#27をMFのポジションに起用、嶋田#14と西川#16のFW陣と絡ませ3トップ気味(?)のフォーメーションに見えなくもない。さらに右WINGの染矢#11の飛び出しでオフェンスが有機的に作用すれば…。そして、漢宰#8と“ゾノ”こと地主園#35のニューカマーを木村采配はカンフル剤よろしく、TRYしてくるのか。


   「オーロラヴィジョン」まで調子の上がらない中、選手入場。


   前半戦、走り負けないFC岐阜、ボールポゼッションでも優勢、けれど決定力がないのはいつもの如く。栃木のプレッシャーがさほど強くない内に先制しないと、いつもの後半戦が待っている気がしてしまう。それでも何とか前半0-0で折り返す。


   後半開始、あのPKを取られるまでは一進一退の攻防戦だったが、それ以降の栃木は勝ち方を知っている。今の岐阜の単調な攻撃ではゴールネットは揺らせなかった。こうして最低でも勝ち点1を死守しなければならないゲームを落としてしまう。これが今の実力であることを認めた上で、次は何をしなければならないか、選手・監督・フロントの次なる「試行錯誤」が始まる。(…次の一手はありますよね?)


   リザルトは以下の通り。


   夏休み・晴れ・土曜日・ナイトゲーム、この好条件で入場者数は3,218人、(勝てない)=(人が入らない)この至極当然な0次方程式は万人が承知している。折しも凱旋した「なでしこJAPAN」はリーグ戦が再開し、観客がW杯前の実に40倍に膨れ上がったと言う。単純に較べるのは酷であるが、いずれにしても結果が必要であるのは変わりがない。

   気分を変えて、次節は北海道!、行けはしないがこの季節一番行ってみたいアウェイである。


2011/07/18

「MIRACLE NADESHIKO」



   おめでとう「なでしこJAPAN」。強い夢は必ず叶う。

   今後、日本代表女子チームの着るユニフォームのエンブレムには、この偉業を祝して、ピンクの星が冠されることだろう。

   これから更なるステップ、新たなステージでの活躍を期待したい。

   今の日本を元気にしてくれる感動をありがとう「なでしこJAPAN」。


2011/07/17

味スタの空(第2話)

   前節の東京ヴェルディ戦になくて、今日のFC東京戦にあるもの…
それは、この「賑わい」。3連休の中日なかびだけに各方面からサポーターが集結したのだろう。


   J1に一番近いクラブの観客席をパンする。。


   変則的な専用スタジアム、メインのオーロラヴィジョンは稼働中、レスポンスの良さと多彩なコンテンツは緑のスタジアムでも見習ってほしい。


   さてFC岐阜である。
前節に大敗するも、今節は野田恭平#1やブルーノ#34が復帰し、李漢宰#8がサブスティテュートに初登録。イレブンの半数が代表級のFC東京、この「味スタ」2戦目の上位強豪クラブとの対戦では勝ち点1でも有難いところ。
   スターティングイレヴンは以下の通り。メインのオーロラヴィジョンにはこんなサービスも。






   今日はアウェイ用のユニフォーム、されど気分はホームのつもりで。


   そして試合開始。

しかし選手の足が相変わらず重い。むしろ守備の時間帯に終始する。やはりこのクラスになると、個でも、組織でも全くもって敵わない。

結局、正当(?)に0-4(PK1含む)での敗北。ただ、はっきりしておきたいことは、今シーズン4点差は初めてのこと。集中力の欠落を問われても返す言葉もない。


   走り抜いたFC岐阜、それでもやっぱり勝てない…。


   最後に、アウェイに駆けつけたサポーター各位にお疲れ様を。
   それにしても17,183人の集客力!「人」「モノ」「金」全てがJ1級でした。
   力をひとつに合わせて、来週は岐阜の地に集わん。



   そして、このブログを書き上げた頃、フランクフルトでは…。