もう35年前になる。当時は「後楽園球場」と呼ばれ、もちろん屋根もないし、「人工芝」と言う言葉も知らない。修学旅行で東京へ訪れた際に当初の「旅程」にはなかったプロ野球観戦(パ・リーグ戦であったと記憶している)で訪れて以来、悠久の時を超えて「東京ドーム」に参戦する。
そのころは、今の様に「サッカー」に触れる機会が少なく、当時の20世紀少年はすこぶる「野球少年」であった気がする。
そんなノスタルジーに浸りながら、7月9日FC岐阜のアウェイ東京ヴェルディ戦の「味の素スタジアム」参戦の為に、東京へ前乗りした流れでNPB「巨人×広島」を観戦した。
回転扉を抜けると、鼓膜で「ツン」と気圧の変化を感じながら、「金曜日のナイター」でごった返す一塁側上層部の指定席に着く。現時点で「Bクラス」の巨人ではあるが、フランチャイズだけに熱狂的なファンでライトスタンドは満席となる。
最初に目に飛び込んで来るのは、忘れてはいけない「ミスター」、この位置からずっと巨人を見守っている。
巨人のスタメン、正直全ての選手に明るい訳ではないが、今日は広島の苦手にしている「マエケン」こと前田健太投手#18攻略に策を講ずるという。
「ストライク」と「ボール」の表記順が入れ替わったのは今シーズンからだったか。
「adidas」と「baseball」は今だにしっくりこないのは私だけか。
ファンなら一度は行ってみたい「マクドナルドエキサイトシート」、チケットは6,500円でヘルメット着用義務が科せられる。
イニング間のコンコースはこの賑わい。「東京ドーム」は野球ファンのみならず、東京の「観光地」のひとつでもある。
そして肝心のゲームは、5回まで広島が3点リード。案の定、巨人は「マエケン」を捕らえられない。
しかし6回裏、巨人は「ビックイニング」を迎える。連打で一気に逆転。スコアボードも3D化、専用メガネで飛び出して見える。(ウソです。)
それでは、ラミレス#5の今年の登場テーマ曲「フォルテシモ」をどうぞ。
タオルを回しての応援パフォーマンスはここでも大盛り上がり。
スタンドでの、もうひとつの主役はこちらの売り子さんたち。それなりに涼しいドームの中で、汗だくになりながら奮闘中!
結局、9回表を久保投手#11で逃げ切った巨人が5試合ぶりの勝利で連敗街道を脱出した。リザルトは以下の通り。
最後は「闘魂込めて」を全員合唱。
めったにない「プロ野球」観戦だったが、ある意味新鮮な驚きや時代の変化を感じながら「東京ドーム」を後にした。
そして、明日の夜は…