その日の朝から、列島はこの話題で持ち切りとなり、気の早い輩は東京五輪の特需や経済波及効果について算盤を弾く。
先の震災以降、久々の明るい話題であるが、これから7年を掛けて成熟した日本での繊細で着実な大会運営を構築していただきたい。同時に、震災から復興した日本の勇姿を世界にアピールできる有意義な大会になる事を信じて止まない。
そんな日本でオリンピックが開催されることを受けて、各地でスポーツ関連の施設、企業の取り組みが連日ニュースに取り上げられている。 そんな中、岐阜県内には飛騨地方の山間部に高地トレーニング施設が整備されているので、早速見学に赴いた。
高山市内から国道361号線で長野方面への向かう御嶽山の麓、チャオ御岳スノーリゾートに隣接した地域一帯に『飛騨御嶽高原高地トレーニングエリア』が広がる。
今回訪れたのは標高1,325mにある『日和田ハイランド陸上競技場』、曲がりくねった山岳道路を縫う様に登っていくと、忽然と現れる蒼色のアンツーカが敷かれたトラック。
正面に乗鞍岳を望み、背中に御嶽山を背負ったローケーションは清々しい限りである。トレーニング中の競技団体が無いようなので、トラックの外縁を軽く一周ランニングしてみる・・・。
日頃、殆ど運動していないので低地でも息が上がるのだろうが、この高地では更に顕著である。這う這うの体で休憩所のベンチに辿りつく始末である。
今後、本大会が近くなる連れて、こう言った施設が使われる頻度が増すことだろう。このエリアは国内のみならず、海外からも注目の施設の様で、東京五輪に関連した、岐阜県の大きなアピールポイントの一つになり得るのだろう。
色々な意味で楽しみなオリンピックの東京開催である。
更にその隣のグランドでは、某少年サッカークラブが、7年後の(U-23)オリンピック代表入りを目指して練習を開始した所だ。
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