2022/12/25

Final Destination 『私はね、……FC岐阜の明日!』

 
 2022年も暮れようとしています。

 まるでリオネル・メッシが主人公の長編映画を観ているようだったカタールW杯決勝の劇戦は、アルゼンチン代表の優勝で幕を閉じました。

 そのW杯で一際ひときわ注目を浴びた日本代表は、惜しくもベスト8には寸でのところで手が届きませんでしたが、この戦い方を目の当たりにした今際のサッカー界は、日本代表がW杯で決勝トーナメントに勝ち上がることのできる常連国の1つになったと、その実力を認めることでしょう。

 そんな進化を続ける日本代表のコーチングスタッフだった上野優作氏が、来シーズンFC岐阜の監督に就任します。大いなる期待をもって迎えることができるでしょう。

 J3降格後の3年間、一刻も早くJ2に復帰するためにと、短絡的な補強を繰り返す戦略を選択してきましたが、またしても正鵠せいこくを射ることはできませんでした。

 『今一度原点に立ち返り、時間をかけて一からクラブの礎を築き上げる』これからの数年間は、その役目を上野新監督に託し、FC岐阜の恢復かいふくを待つことにしよう。。。


 来年も良い年でありますように。


2022→2023







2022/10/24

10/23_vs沼津 ゲームチェンジャー投入! ~逆転のホーム戦~

 
 ホーム長良川のアスルクラロ沼津戦に参戦。

今日の岐阜城

 陸上競技の併催により、今シーズン最後のナイトゲームである。

岐阜 vs 沼津

 ハロウィンナイトにミナモは仮装で登場。

Minamo as Pumpkin

 前半は押され気味のギフ、後半に勝負を掛ける。

円陣 2022 秋

 また先制を許す展開で諦めかけていたのだが、選手交代から徐々にギフの攻撃が活性化する。

 藤岡浩介#38が同点ゴールを決めて、J3ゴールランキングトップに並ぶと、

執念の同点ゴール

 松本歩夢#29が途中出場から5分で逆転ゴールを決める。怪我に泣いた1年目を乗り越えてのJ初ゴールでギフを勝利に導いた。

歓喜の逆転ゴール

 今年のギフらしからぬ見事な逆転勝利だったが、たまにはこんな出来事もなければ、いつまでも岐阜サポなんてやってられない。。。

岐阜 2-1 沼津

 我々には、いつでも柏木キャプテンがついている。 安心、安心。

柏木陽介#42




2022/10/16

10/15_vs松本 悲報 ~オレンターノツアー再開戦~


 コロナ禍を乗り越えて再開されたオレンターノツアーで、アウェイ松本山雅FC戦に参戦する。

‟中央フリーウェイ”

 隣県なのだが、松本へは今回が初めての遠征、10月のこの時期にしては少し汗ばむ程の気候だが、絶好のアウェイ遠征日和であった。

松本 vs 岐阜

 先の天皇杯で遠征したパナスタ同様、サッカー専用スタジアムの臨場感は格別である。もちろん松本山雅のスタッフとサポーターがあってこそのこの雰囲気であることは言うまでもない。

サンプロ アルウィンスタジアム

 今節、まさにスクランブル体制のFC岐阜だが、定評の選手層の厚さがここにきて生きてくる。本来J3を戦う上では遜色のないメンバーを揃えられたのではなかろうか。

円陣 2022アウェイ

 前半のCKから畑潤基#39のゴールが決まり1点を先制したギフは、このリードを是が非でも守り切りたかった。

1点を守り切れるか!

 しかし、残念ながら終わってみれば 1-2 の敗戦、ディフェンスの集中力を90分続けて保つことができなかった。

松本 2-1 岐阜

 このゲームは田中パウロ淳一#7にしてやられた。日頃からパウロの活躍は期待しているのだが、それは今日ではなかった。

田中パウロ淳一#7

 もう一つ残念だったのは、ゲーム中に振られる一部の大旗によって、その後ろにいる観客に頑張ってプレイする選手たちの姿が頻繁に遮られて観戦しづらかったことである。

 ホーム側、アウェイ側に係わらず、全ての観客席の中で、インプレイ中にただ一本だけ振られている大旗の光景はいかにも異様であった。

インプレイの大旗

 FC岐阜を応援する熱い情熱はみんな同じなのだろうが、せめて最低限の応援マナーは守っていただきたい。大旗が全ての免罪符ではないことを理解すべきである。

 この状況を寛大な既存のサポーターが許容していて、これがギフ独自の応援スタイルであるなら、たまたまゴール裏で観戦した立場でとやかく言うべきではない。

 ただ、今後クラブスタッフや選手がどんなに頑張って集客を呼びかけても、サッカーの試合をじっくり観戦したい新しい顧客をゴール裏に呼び込む気にはなれないだろう。。。


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FDA225便 札幌行

 恐ろしいことだが、最近の勝てないギフに慣れてきてしまった。しばらくはどこか、もっと遠くへ行きたい。






2022/10/10

10/9_vs富山 『Rainy Blue』

  
・その前に日、笠松競馬場では、森山泰行さんのトークショーが行われた。

笠松競馬場

 ギフをJリーグへ導いた立役者の一人である森山さんが当時の思い出を振り返り、今のFC岐阜への思いを語ってくれた。

森山泰行 × 永田薫



・その日、柏木選手を欠くギフは、それでも残り7試合を戦わなければならない。

KASHIWAGI 42

 実力通りの結果でゲームが終わった。
 
岐阜 1-3 富山



・その試合後、川西選手が挨拶に来てくれた。最後まで昇格争いに絡めるのは羨ましい限りである。

川西翔太#18


・今シーズン結果が残せなかったFC岐阜だが、目の前の目標を失い、この成績の中で、しかも雨の日のゲームにも係わらず4,500余の集客ができるJ3クラブはギフの他にはないだろう。

 その可能性に期待し、いつか雨が上がることを信じて応援してゆこう。。。

 頑張れ !  FC岐阜 ! !




雨の岐阜城




2022/09/15

9/14_vs藤枝 遠いゴール ~敵に『FC岐阜』コールを送る藤枝~

 
 平日の夕刻、8月30日に雷で中止となったホーム藤枝MYFC戦の再試合に参戦。既に0-1のビハインドからの再開、何とか一矢報いたいところ。

岐阜 vs 藤枝

 日が傾くとやや涼しくなってきた長良川競技場、今日のおすすめグルメは中華料理しょうりゅうさんの「ハヤシライス」をいただきました。そろそろこちらの全メニューのコンプリートが近づいてきた。

ハヤシライス

 原則前回と同一メンバーからの再開だが、ギフは柏木陽介#42に替わって、吉濱遼平#11を投入する。柏木選手は次節八戸戦に温存か。

円陣2022(再)

 キックオフから始まらない前半、あっと言う間に22分である。

 残りの23分でギフには2度ばかり決定的な得点チャンスがあった、そこで同点に追い付く事ができていたら結果は変わっていたかもしれない。

22.09からのリスタート

 ギフの攻撃を冷静に抑え込んだ藤枝は、確実にギフのディフェンスの隙間をついて加点する。なすすべなくギフはホーム戦で零封されてしまう。

 これでJ3リーグも残り10試合となった。さてこれからどうしよう。

岐阜 0-3 藤枝

 試合後、不意に藤枝サポから『FC岐阜』コールが聴こえたきた。快勝した余裕が為せる業で、ギフも頑張ってとのエールなのだろうが、そんな深読みをせず単純に考えると、センターサークル応援で「2度も岐阜に来てくれてありがとう」と感謝されたことや、声出し応援ができた環境を提供してもらったことへの社交辞令なのだろう。

 ただ、残念なことに、岐阜サポからは返答を返す余裕はなかった。これが現状のギフと藤枝のチーム力の差でもあるのだろう。。。


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今日の岐阜城


今日の大旗