2019/08/12

8/11_vs福岡 焦燥 ~勝てないホーム戦~


 蝉がひねもす啼(な)き止まない盛夏の長良川競技場、ホーム福岡戦に参戦。

天までとどけ

 前節の長崎戦の快勝を受けて、ホームで連勝を目論むギフであったが、焦燥感の残る零封を喫してしまった。

今週の円陣(限定ユニ)

 オフェンスに手数を掛ける時間帯は作れたのだが、中々フィニッシュまで持って行けないでいると、相手に味方したかのように、力無いボールがギフのゴールに吸い込まれて行く。

FKの軌道

 それでもまだまだ逆転のチャンスは充分あったのだが、時間の経過と共にギフの攻撃が淡白になって、更に2失点目を許す頃にはちぐはぐな攻撃に陥り、福岡のディフェンスを崩せないまま終了の笛を聞く。

FC岐阜 0-2 福岡

 この敗戦はかなり痛い結果であることは間違えないが、攻撃の形が確立しつつある今、次節からでも全く挽回可能である。次のアウェイ金沢戦での奮起を期待したい。その勇姿はDAZNのPVで余すことなくチェックしよう。

肩を落とすイレヴン

 酷暑の夏はもう暫く続きそうだ。
 
打ち上げ花火、横から見る






2019/08/04

8/4_vs長崎 圧倒 ~アウェイ de 快勝!~


 アウェイ長崎戦に快勝のギフ、いよいよ降格圏脱出に向けて俄然勢いが付いてきた。

DAZN スクリーンショット①

 仲間のお膳立てをきっちり決めて2得点の川西翔太#5と、狭い局面を打開してゴールに繋げるライアン デ フリース#10、夏の補強選手に刺激されてか見事なパフォーマンスだった。

 今日は開始10分までに失点したとしても、逆転後の終了10分では冷静に守り抜く事ができる。前節の無失点に続き、ギフの堅守速攻の着実な進歩を感じとる事ができた。

 ゲームを重ねるごとに、北野監督が指摘されていた課題を一つひとつ克服して来ているようである。
 
DAZN スクリーンショット②

 さあ、次はホームで勝って、この喜びをみんなで分かち合おう。



2019/08/01

7/31_vs大宮 均衡 ~掴み取った勝点1~


 日傘、冷却タオルなど万全の暑さ対策をして、酷暑の長良川競技場ホーム大宮戦に参戦する。
 
FC岐阜 vs 大宮

 試合開始の午後7時を過ぎても、気温30度を上回るピッチでのキックオフ、いずれも普段の充分なパフォーマンスは期待出来ないだろう。
 
進化するスタメン

 そんな前半、ギフは守勢一方で効果的なオフェンスに中々繋げる事が出来ない。それでも巨人シモビッチら相手の大型FW陣に対応し、無難に0-0で折り返す事が出来た。
 
今週の円陣

 給水タイムが設けられる程の消耗戦、ギフは後半に入って足の止まった選手を適時に交代して、攻撃の活性化を図る。

 結果、まだ充分な練度に至っていない急造FWのコンビネーションからはゴールは生まれなかったが、「繰り返し」と「積み重ね」で今後に期待が持てそうである。
 
ゴールに絡む前田遼一

 ジュニオール バホス#29にしても、馬場賢治#39にしても、今後このチームにもっと馴染めば、必ずやギフの救世主に成り得る逸材達である。

 まずは最下位脱出、次にJ2残留の安全圏確保。このメンバーを以てして、然程に困難なミッションではないはずである。
 
FC岐阜 0-0 大宮

 今日の勝点1を前向きに捉え、次節の長崎戦に繋げていただきたい。



 尚、試合前の練習中、ギフのベンチにTシャツ姿のビクトルが一瞬現れたが、直ぐに席を立って帰って行かれた。怪我ではないようだし、今後の処遇が何とも気になるところではある。
 
ビクトルの憂鬱



2019/07/28

7/27_vs京都 予兆 ~西京極最終戦始末~

 
 アウェイ京都戦に参戦。
 
今週の円陣

 J2首位のチームに対し積極的な攻撃を仕掛けるも、結果1-2は後半のPKに泣く。
  
馬場賢治#39のデヴュー戦

 移籍選手を積極起用する北野戦術に、ギフ浮上の予兆を垣間見る事は出来たのか。ギフの逆襲はここからだ。



2019/07/14

7/14_vs千葉 前へ、一歩ずつ。 ~痛恨のドローゲーム~


 J2もいよいよ後半戦、長良川競技場ホーム千葉戦に参戦。
 
FC岐阜 vs 千葉

 途中までは運も味方してか、勝点3に手が届きかけたが、千葉の執念に同点を許す展開となった。そのゴールの為に全身全霊を注ぐのはどのチームも同じである。

 ギフの攻守の切り替えは未だ精密さを欠くところはあるが、着実に前進しているようである。ボールへの素早い寄せと、ゴールへの意識は確実に高まっている。
 
今週の円陣

 今日のようなゲームをして勝ち切る事ができれば、自ずと集客を増やす事が出来るだろう。雨予報の日曜日ナイトゲームで7,000人超のサポーターが集まったのは、言うまでもなく前節の勝利の結果に牽引されたものである。

 楽しいイヴェントや催し物はそれとして大事ではあるのだろうが、市民デーの無料招待や人気アイドルのミニコンサートより、一つの勝ちの方が余程に価値が高い。フロント陣も既に気が付いているだろうが、勝利の為に何を為すべきかを考える事が今後の最重要課題なのである。
 
岐阜 2-2 千葉

 2失点目を喫した時に見せた北野監督のあの悔しがりようが今日の全てである。今節の失敗を糧にして、このチームはまだまだやれると感じさせる、そんなFC岐阜のJ2後半戦始まりの一コマだった。