2017/06/23

東北跋渉備忘録 ~2017初夏~


 6月某日、東北地方へ出張する。東京駅からは秋田新幹線『こまち』で宮城県・岩手県を経由して秋田県まで移動。
 

 翌日は羽越本線を特急『いなほ』で南下し、山形県へ。日本海側の海岸線は穏やかな初夏の候。
 

 山形での仕事も済ませて、最終日は山形新幹線『つばさ』に乗車し、福島経由で東京に帰着。
 

 今回の出張では岐阜から東京までの往復距離を合わせると、電車での全行程の移動距離が2,000㎞あまりと今までにない長距離移動となりました。



2017/06/04

6/3_vs山形 一ヶ月の未勝利 ~白熱のニューバランスダービー~


 土曜日のホーム山形戦は岐阜市民総力戦で無料招待、多くの岐阜市民が行列する。入場者1万人にどれだけ上積みできるかが注目である。
 

 絶好の気象条件の中で選手入場、このところ勝ち切れてないギフ、大観衆のホーム戦ですっきり勝ちたいところであった。
  

 ディフェンスラインを変更してきた大木采配、前半は攻守とも理想的な試合運びを見せ、ホームサポーターを魅了する。

 そして前半23分、高い位置でインターセプトに成功した古橋亨梧#11がダイアゴナル・ランでゴール前に切れ込み大本祐槻#17へのラストパス、それを冷静にゴールに流し込んだ大本は、Jリーグ初ゴールである。

 今シーズン多くのゴールゲッターが生まれていることが、ギフの強みの一つでもある。得点力だけ見ればJ2リーグで3位前後に位置する好調ぶりである。
 

 ところが、後半に失速するギフは最近のパターンとなってしまった。相手のフォーメーションチェンジにうまく対応できなかったか、防戦に費やす時間帯が増える。その中での失点シーン、人に付けなくなると、容易に崩されてしまう。

 その後は選手交代で攻撃の活性化を図るが、期待の高かったクリスチャン#9の投入も、前線でのターゲットにはならなかった。ベンチワークが嚙み合わず、またしても惜しいドローゲームで勝点1を積み上げるのみとなった、前半の間に追加点が奪えなかったことが未勝利の要因として大きく圧し掛かる。
 

 ただ、負けていないのも事実、焦ることなく鷹揚(おうよう)として次の一戦に集中していただきたい。先鞭(せんべん)を着ける大木監督の手腕に期待しよう。
 

 今日集まった1万1千人超の観客は、新しいギフのサッカーを確かに堪能できたはずだ、次こそはギフの勝利の瞬間を体感していただきたいものである。





2017/05/19

5/17_vs熊本 『緑蔭りょくいんに 留めりギフの もどかしさ』~ホーム連敗~


 平日のナイトゲーム、ホーム熊本戦に参戦。
 

 前節のフラストレーションを払拭してほしい所だったが、願い叶わずギフはホーム戦、連敗を喫した。
 

 ゲームの流れは終始、ギフが優勢で、決定的なゴールチャンスも熊本のそれを大きく上回っていたが、肝心な決定力の無さが如実に表れ、紙一重のところで勝ちきることができなかった。
 

 昨年の調子が上がらない時のイメージに近く、やや気になる状況になってきた。
 

 ただ、3日後にホーム長崎戦を控えている中、早急に切り替えが必要である。SBのヘニキ#27が出場停止の状態で、強豪と化した長崎をどうにか封じていただきたい。
 そして、若手には更なるシュート練習を徹底して貰わなければならないだろう。
 

 気分転換に、勝利した金沢戦(4/29)のイメージビデオ、スライドショーをピックアップ。ラストシーンは、ギフの「推しメン」1位に選出されたシシーニョ#6の清々しい笑顔に癒される。






2017/05/14

5/13_vs徳島 99.99%の勝利 ~アウェイ観戦記~


 当初予定にしてなかったアウェイ徳島戦に急遽参戦。霧に煙る明石海峡大橋を超えて四国に上陸する。
 

 ゲーム前、ポカリスエットスタジアム周辺を逍遙(しょうよう)する。
 

 天候は回復し、徳島の屋台村は盛況であったが、そこまで混雑するものではなかった。ゆっくりと見て周ることが出来るのは有難い。
 

 さて、今日の遠征は2試合の異なるゲームを観戦した感覚に陥る。

 前半はホームの徳島にゲームを支配され防戦一方の負け試合だった。徳島がゴールを決められない中で、ビクトル#25の好セーヴが冴え渡る展開となり、0-0のスコアで折り返す事ができたのが不思議なくらいである。
 

 対して後半は、あれ程強かった風が収まると、ギフは徐々にゲームを組み立てつつ主導権を取り戻す。いつものポゼッションの高さを生かし、終盤の徳島の足が止まって来たあたりからサイド攻撃が活性化する。
 

 そして後半の38分、永島悠史#28のシュートはGKに弾かれながらも、スローモーションのようにゴールに吸い込まれて行く。その瞬間アウェイサポーターサイドは歓喜の渦である。このまま後半はギフの勝ち試合で終わるはずだった。


 残り7分+アディショナルタイム、ギフは守りに入っても良かったのかもしれないが、大木監督からは2点目奪取の指示のようだった。そして悪夢のアディショナルタイム3分経過のその時、主審がゲーム終了を示すように両手を挙げたかけた刹那、ボールを失わなかった徳島のオフェンスがゴール前までボールを運びシュート・・・。
 

 このラストプレイの同点ゴールでゲームセットとなる。最後の最後、ギフがハッキリとボールクリアに徹していれば結果は変わっていたかもしれない。いずれにしてもギフは99.99%まで勝ちを手にしたところで、勝ち点2を失ってしまった。この結果はちょっと後を引くかもしれない。
 

 選手としては悔やんでも悔やみきれないところだが、前半からのゲーム展開を勘案すると引き分けでも御の字なのかもしれない。とにかくは今日の結果をポジティヴに捉え、3日後のホーム戦に切り替えていただきたい。混戦模様のJ2、次の勝利は上位進出を約束してくれるだろう。




2017/05/07

5/7_vs大分 ゲームチェンジャーに期待


 今日のギフは大分相手に前半から五分以上の戦いを見せてくれた。圧倒的なポゼッションを生かして何度もゴールに迫るが、フィニッシャーが現れずに前半が終了する。

 どんなにゲームを優位に保っていても、ミスからの失点はいただけない。その悪い流れで2点目を献上し劣勢に立たされる。

 しかし、山田晃平#22投入後はサイド攻撃から活路を見出し反撃に出る。相手のクリアミスで1点返した後は怒涛の反撃を見せるが、あと一歩及ばず試合終了のホイッスル。ギフはホームで痛い敗戦を喫した。
 

 負けたとはいえ、終了間際のスタジアムが一体となった盛り上がりはホームゲームならではの醍醐味である。

 リードされてもなお、ゲームを諦めず最後まで戦い続ける姿を今後も見せてくれ。苦しい時にこそ流れを変えるゲームチェンジャーの登場に期待しよう。