当初予定にしてなかったアウェイ徳島戦に急遽参戦。霧に煙る明石海峡大橋を超えて四国に上陸する。
ゲーム前、ポカリスエットスタジアム周辺を逍遙(しょうよう)する。
天候は回復し、徳島の屋台村は盛況であったが、そこまで混雑するものではなかった。ゆっくりと見て周ることが出来るのは有難い。
さて、今日の遠征は2試合の異なるゲームを観戦した感覚に陥る。
前半はホームの徳島にゲームを支配され防戦一方の負け試合だった。徳島がゴールを決められない中で、ビクトル#25の好セーヴが冴え渡る展開となり、0-0のスコアで折り返す事ができたのが不思議なくらいである。
対して後半は、あれ程強かった風が収まると、ギフは徐々にゲームを組み立てつつ主導権を取り戻す。いつものポゼッションの高さを生かし、終盤の徳島の足が止まって来たあたりからサイド攻撃が活性化する。
そして後半の38分、
永島悠史#28のシュートはGKに弾かれながらも、スローモーションのようにゴールに吸い込まれて行く。その瞬間アウェイサポーターサイドは歓喜の渦である。このまま後半はギフの勝ち試合で終わるはずだった。
残り7分+アディショナルタイム、ギフは守りに入っても良かったのかもしれないが、大木監督からは2点目奪取の指示のようだった。そして悪夢のアディショナルタイム3分経過のその時、主審がゲーム終了を示すように両手を挙げたかけた刹那、ボールを失わなかった徳島のオフェンスがゴール前までボールを運びシュート・・・。
このラストプレイの同点ゴールでゲームセットとなる。最後の最後、ギフがハッキリとボールクリアに徹していれば結果は変わっていたかもしれない。いずれにしてもギフは99.99%まで勝ちを手にしたところで、勝ち点2を失ってしまった。この結果はちょっと後を引くかもしれない。
選手としては悔やんでも悔やみきれないところだが、前半からのゲーム展開を勘案すると引き分けでも御の字なのかもしれない。とにかくは今日の結果をポジティヴに捉え、3日後のホーム戦に切り替えていただきたい。混戦模様のJ2、次の勝利は上位進出を約束してくれるだろう。
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