2017/06/04

6/3_vs山形 一ヶ月の未勝利 ~白熱のニューバランスダービー~


 土曜日のホーム山形戦は岐阜市民総力戦で無料招待、多くの岐阜市民が行列する。入場者1万人にどれだけ上積みできるかが注目である。
 

 絶好の気象条件の中で選手入場、このところ勝ち切れてないギフ、大観衆のホーム戦ですっきり勝ちたいところであった。
  

 ディフェンスラインを変更してきた大木采配、前半は攻守とも理想的な試合運びを見せ、ホームサポーターを魅了する。

 そして前半23分、高い位置でインターセプトに成功した古橋亨梧#11がダイアゴナル・ランでゴール前に切れ込み大本祐槻#17へのラストパス、それを冷静にゴールに流し込んだ大本は、Jリーグ初ゴールである。

 今シーズン多くのゴールゲッターが生まれていることが、ギフの強みの一つでもある。得点力だけ見ればJ2リーグで3位前後に位置する好調ぶりである。
 

 ところが、後半に失速するギフは最近のパターンとなってしまった。相手のフォーメーションチェンジにうまく対応できなかったか、防戦に費やす時間帯が増える。その中での失点シーン、人に付けなくなると、容易に崩されてしまう。

 その後は選手交代で攻撃の活性化を図るが、期待の高かったクリスチャン#9の投入も、前線でのターゲットにはならなかった。ベンチワークが嚙み合わず、またしても惜しいドローゲームで勝点1を積み上げるのみとなった、前半の間に追加点が奪えなかったことが未勝利の要因として大きく圧し掛かる。
 

 ただ、負けていないのも事実、焦ることなく鷹揚(おうよう)として次の一戦に集中していただきたい。先鞭(せんべん)を着ける大木監督の手腕に期待しよう。
 

 今日集まった1万1千人超の観客は、新しいギフのサッカーを確かに堪能できたはずだ、次こそはギフの勝利の瞬間を体感していただきたいものである。





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