2016/11/08

11/6_vs横浜 君の名は『希望』。


 前節、見事な逆転勝利で残留争いに残留できたFC岐阜は、ホーム連戦で横浜FCと会敵する。

 今日もギフの勝利を信じ、まずはスタジアムグルメを堪能する。「牛ほほ肉の赤ワイン煮込み丼」と「高山ラーメン」を美味しくいただいた。
 

 

 試合前、ピッチに散水する光景、素早いパス回しで敵を翻弄してもらいたいところ。
 

 そして今節のスターティングメンバーは、前節の勢いをそのままに。連勝するために選ばれたメンバーである。
 

 前半開始からゲームを優位に進めるギフは、課題とされた前半無失点でハーフタイムとする。

 後半、向い風の不利な状況を感じさせない動きで横浜ゴールに迫る。そしてその姿勢が幸運なPKを呼ぶ。何時ぞや試合であのPKはないだろうと嘆いた、そのお返しとして有難く頂戴しよう。審判の微妙な判定はシーズンを通してプラマイゼロなのである。

 レオミネイロ#33のゴールの瞬間、長良川スタジアムは耳を聾(ろう)せんばかりの歓声に包まれる。
 

 レオミ3試合連続ゴールにサポーターは大歓声で答える。
 

 更にゲームを支配するギフは、9千人超の観客の前で追加点を挙げゲームを決定づける。

 レオミの2点目は、DF、GKを交わし難なくゴールに吸い込まれる。
 

 

 こうしてギフは、この緊迫した状況の中で、見事にホーム2連勝を飾り、取り敢えずはJ3降格圏を脱出する。次節の結果次第では残留を果たせる状況まで盛り返すことができた。

 また、このゲームでホームの平均入場者数は5,338人で、J2リーグ11位と半分より上に上がれた。そしてレオミのシーズン12ゴールはJ2得点ランキングのベスト10に入る成績となった。これからしてFC岐阜はJ2に残るに遜色のないクラブであることは誰もが認めるところであろう。
 



 もちろん、ここで一息付いてはいけない。最後まで緊張感を持って有終を飾っていただきたい。
 

 さて次節、熊本からもたらされるのは吉報なのか凶報なのか神のみぞ知るところである。最後まで気を抜かず闘えFC岐阜。




2016/11/03

11/3_vs群馬 断崖の攻防戦


 前節、敗戦が許されない直接対決を落したFC岐阜は、その傷を癒す間もなくホーム群馬戦に挑む。

 このホーム2連戦で、恐らくは今シーズンの体勢を決する事になるだろう。
 

 このゲーム、ギフには二つのアドヴァンテージがあった。一つはホームサポーターの後押し、そしてもう一つは相手退場による数的優位である。

 所が前半、セットプレイからの失点で1点ビハインドで後半に突入する。
 

 ここに来てようやく押し気味にゲームを進めるギフは、レオミネイロ#33のゴールで同点に追い付く。相手DFからの跳ね返りを瞬時に右足を振り抜きゴールネットを揺らす技ありのゴールであった。

 更に畳み掛けるギフは、ゴール前の混戦から、冨士祐樹#18がゴール右隅にねじ込み、逆転に成功する。既に後半42分である。

 このまま逃げ切ったギフは、長い長いトンネルを抜けて、貴重な勝ち点3を積み上げる。終わってみれば下位3チームが『勝点37』で並ぶ事になる。そして歯痒い得失点差でギフの最下位は変わらずである。
 

 これにより、次節の横浜戦まで望みを繋ぐことができる。ここで連勝ができれば残留に向けて光明が見えてくるだろう。

 中二日でまた『万歳四唱』が繰り返される事を祈らずにはいられない。
 

 ホーム長良川には、勝利の讃歌が響き渡る。
 

 さあ残り3試合、持てる全てを賭けて這い上がれFC岐阜。




2016/10/23

10/22_vs町田 新しい調和を求めて ~for new-balance~


 連敗が許されない中、ホーム長良川に町田ゼルビアを迎えるFC岐阜。これが吉田監督の送り出した現時点でのベストメンバーなのだろう。
 

 前半を、零封したギフは、後半に入ってエヴァンドロ#9のヘディングシュートで先制する。レオナルドロシャ#10からのFKにジャストミートする見事なゴールだった。
 

 しかし、歓喜の時間はここまで、立て続けに失点を喫し、あっけなく逆転負け。成す術なく4連敗となった。ここに来て勝ち点が全く積み上げらせない状況にサポーターは遂に諦念(ていねん)の境地に達する。
 

 そして気になるライヴァルの動向、10/23の試合結果は、ギラヴァンツ北九州は敗れたが、ツエーゲン金沢は劇的な逆転勝ちで20位に浮上、ギフはとうとう降格圏の21位まで転落することになる。どうにも気の休まらない状態で、次節北九州戦を待つしかない。負けたら終わり!その気概で戦えFC岐阜。



2016/10/17

10/16_vs京都 2016京都戦始末記


 あの温厚と思われる吉田監督にして、審判団に詰め寄り、最後にジャッジについて猛烈な抗議をするほどの衝撃的な幕切れで、ギフは勝ち点1を掴み損ねた。最後の最後まで集中力を保てなかったディフェンス陣の甘さもあるのだが、ここに来て受け入れ難い敗戦である。
 

 FC岐阜のJ2リーグ第36節、アウェイ京都戦は、オレンターノツアーで参戦。2011年以来の5年ぶりの京都遠征で当時のリベンジ(京都 3-1 岐阜 2011年最終節)を果たしていただきたいところだった。
 

 手数は少なかったが、ゴールに迫る場面もあった。しかし寸で所で中々シュートまでは持ち込めない。
 

 その代わり、今期初スタメンのGK常澤聡#1を中心に、京都の猛攻を辛うじて抑え込んだ・・・かに思えた・・・!!!。
 

 これで残りは後6試合。19位から22位まで勝ち点差2の中で競り合う。最終節までサヴァイバルゲームが続きそうだ。そして、得失点差のマイナスが突出するギフはかなり不利な状況にあることは間違いない。これからはまさしく絶対に負けられない戦いの連続となる。
 

 落胆するイレヴンに絶句である。
 

 まだ全てが終わった訳では無い。最後の最後、その最後のアディショナルタイムまで、決して諦めるなFC岐阜。






2016/10/04

10/2_vs岡山 『臥薪嘗胆の夜』


 ファジアーノ岡山戦は、フジサワドリームシートでの観戦が許された。しかも、いつもバックスタンドで観戦してるハーフウェイラインの位置である。
 

 イレヴンの息使いさえ聞こえてきそうなベストポジションからキックオフを待つ。
 

 しかし、幸運もこれ以上は続かなかった・・・。

 失点を重ねるギフは、何度も何度もキックオフを行わなければならない。
 

 歴然とした実力差を感じながらゲームオーバーのホイッスルを聞く。冷静になって考えれば、我がクラブはディレクターチェアに深く身を沈めて、ゆっくり観戦できる程の余裕があるクラブではなかった事に、今更に気が付く。
 

 時に喜びに満ち、時に絶望に苛(さいな)まれ、それでも最後まで走り続けろFC岐阜。