2016/06/18

さだまさしコンサート2016


 2年ぶりにさだまさしコンサートを観賞する。

~いつもコンサートが始まると 必ず僕はこの後ろの席にいました~

 


 今年のコンサートツアーの演奏スタッフも昨年に引き続き、室内管弦楽風の楽器を配し、ヴァイオリン、チェロ、そしてオーボエなどの生音で、長良川国際会議場メーンホールに集まったオーディエンスを魅了した。 

 プログラムは懐かしいグレープ時代の楽曲から始まり、その後からは往年のヒット曲ではなく、さだまさしが今歌いたい曲、伝えたいメッセージを、世相を折り込んだ軽快なMCと共に繰り広げる。

 現在は最新アルバムの製作中のようで、その新曲の披露はなかったが、今まで聴いたことがなかった曲としては、『誰も知らない二番目のうた』と『シラミ騒動』を聴くことができた。
 シラミ騒動』については、その性質上2番の歌詩は成立しない(分かる人だけが理解できる)のだが、今日は遂にそのタブーを破り、33年越しに2番が発表された。そして更に3番の作成も示唆するなど、次の展開が楽しみである。
 面白い曲なので、是非次のアルバムにでも捻じ込んで欲しいものである。

 コンサート終盤、今回も2回目のアンコールの要求は、終演のブザーに呆気なく掻き消されたのが残念ではあったが大盛況の内にコンサートはフィナーレを迎えた。

 帰りしな、熊本への支援なるかどうか『長崎ピーススフィアの募金箱にいくばかりかのコインを託し帰路についた。



2016/06/13

6/12_vsC大阪 ホーム連敗現在進行系


 FC岐阜はホームに現在5位のセレッソ大阪を迎える。
 

 そのピンクの軍団はまた多くのサポーターも一緒に連れて来ていただいた。
 

 前節の引き分けた流れで、今節も勝ち点を積み上げて行きたいところだったが、またしても、勝てるゲームを落してしまった感が拭えない。
 

 少なくとも、同点に追いつく事が最低条件であったろう。失点の場面以外はギフにも多くの決定機があっただけに、後味の悪い悔まれるゲームとなった。 
 

 終了間際、焦慮(しょうりょ)に駆られるイレブンは、蒸し暑さの中でボールが足に付かず、パスが通らない。選手交代で活性化を図るのだが、空回りするばかりで決定機をふいにする。
 

 今日も僅か1失点に泣いたFC岐阜、サポーターの自己憐憫(れんびん)の日々は暫く続きそうだが、まだまだこのままでは終われない。

  次節からは、いよいよナイトゲームに突入する。体調維持に留意しつつ、巻き返しに期待したい。






2016/05/29

5/28_vs山形 黒星先行


 5月下旬、仕事で三重県内に出張した。伊勢志摩サミットに関連して各所で見られたテロ警戒のインフォメーションは、ここ長良川競技場にも及ぶ。
 

 J2リーグ第15節、ギフはモンテディオ山形を迎える。薄曇りの中から和かい日差しが注ぐ、サッカー観戦には絶好の環境に、「岐阜市民総力戦」のアテンダンスは8,000人を超えたが、あたらし10,000人には届かなかった。
 

 さて、ゲームは立ち上がりこそ慎重に入れたのだが、山形に押し込まれる中でPKを献上してしまう。後にも先にも、これ以外に両チームとも、ゴールネットを揺らすことがなく、凡戦の様相を呈して試合終了となった。

 1シーズンの中では、何度か盈虧(えいき)を繰り返すことはあるのだろうが、このところ選手に躍動感が感じられないゲームが続いている。新たな選手投入で、この閉塞感を打破する必要があるようだ。
 

 この連敗で、いよいよ黒星が先行となった。各クラブでゲーム消化数が異なるので、岐阜の暫定順位は10位以内で留まってはいるが、実質半分以下まで下がって来ていると判断すべきだ。
 

 悪い流れを一度リセットして次のホーム戦に期待しよう、夏はもうすぐそこまで来ている。



2016/05/15

5/15_vs岡山 アウェイで4勝2敗


 我慢強く戦ったアウェイ岡山戦、紙一重のゲームのあやで、ギフは勝ち点3をものにした。


 両チームとも、それぞれの持ち味を生かしたゲームであったが、劣勢に立たされたギフに一瞬の勢いがあったと言う事か。エヴァンドロ#9のPKが相手GKにコースを読まれたにもかかわらず、その勢いが勝(まさ)ってゴールネットを揺らした。


 ドリヴルで切り裂く田中達也#34のオフェンスが、このゲームのMOMとなった。これから夏場に掛けて、この世代がチームを牽引して行けば十分に上位で戦える集団となるだろう。

 アウェイでの勝ちパターンを続けて、次はホームで勝利を見せてくれ。








2016/05/09

5/8_vs清水 J1 Experiment  ~もしも、J1で戦うならば~


 薫風香る五月、あの清水エスパルスが長良川競技場にやって来た。
 

 Jリーグのオリジナル10の名誉を持つエスパルスでさえJ2に降りてこなくてはならないほどに渾沌(こんとん)を極めるJリーグは、今やJ1からJ3までの実力差はかなり縮まって来ているのかもしれない。改めてJ2の存在意義が問われそうだ。

 オレンジ色の地球儀を配(あしら)ったレプユニを纏(まと)う橙サポが、屋台村を闊歩する。もしも、近い将来(或いは遠い未来)、FC岐阜がJ1で戦う事が出来たなら、あの赤いチームやあの青いクラブをメモリアルで見ることが日常茶飯事となる事だろう。

 今日の入場列の隣にはエスパルスのマスコット、『パルちゃん』がチケットを握りしめて普通に並んでいた。
 

 さて今節のFC岐阜である。前節、町田戦の引き分けを受けて、強豪清水エスパルスからも、ホームで勝ち点が欲しい所である。前線のブラジリアントリオは、清水の脅威となるか注目である。
 

 ところが、前半立ち上りに不用意なミスパスから、あっさりFKで先制点を与えてしまう。ラモス監督はおとがいをつまんで善後策を思案するしかない。
 

 そして、前半の内に同点に追いつく事ができるようになったのは、少なからずチームの成長の表れか。阿部正紀#2のゴールに向かう執念がギフに勝ち点をもたらす事になった。
 

 これで2試合連続のドローゲーム。勝ち切れなかったが、イレヴンの間にはやや満足の表情が窺(うかが)える。

 少なくとも、負けさえしなければ、中位あたりの順位は確保できる。上位クラブに引き分け狙いの戦略もありである。(ラモス監督自身はお気に召さないだろうが・・・)また、そういう戦い方が出来る様になれば、自ずと高順位が確保できるだろう。
 

 この後も、アウェイで上位クラブとの連戦である。連敗は避け、着実に勝ち点を積み上げていただきたい。