2014/02/15

実戦モード突入!!


   休息日なしで行われたという別府キャンプもいよいよ最終日、最後の仕上げはJ2大分トリニータとのトレーニングマッチである。

   昨シーズンの大分はJ1で思い通りの戦いが出来ず、早い段階でJ2降格が決まってしまったが、それを糧に2014シーズンは立て直しを図ってきた。 J2下位の岐阜にとっては同じリーグではあっても、0.5上のカテゴリーに位置するクラブとの対戦と言ったところだろう。

   このキャンプで強化を重ね、戦えるチームになれたかどうかの試金石として重要な位置付けとなる。 今までの練習試合とはレヴェルが異なり、いよいよ実戦モードへと突入する。


   漏れ聞こえるネット上でのテキストデータの情報から総合すると、午後から行われたトップチーム同士の対戦結果は4対2と勝利した模様だ…。

   こちらもキャンプ真っ只中の大分の本気度は計れないが、まさか遥々別府まで来たビジターのギフに華を持たせてくれた訳ではないだろう。

   練習試合とは言え、格上のJクラブに対しての勝利の報にギフに残った関係者は驚きを持って接することになる。
   もちろん修正点はいくらもあるだろうが、いわば、ここまでのラモス監督によるチーム構築の方向性が間違っていなかった事の証明であり、選手達には大きな自信となるだろう。


   こうして天候に恵まれなかった事を除き、別府キャンプは概ね成功裏に満了した事として、開幕までに残りのテストマッチはvs名古屋グランパス戦(2/22@豊田スタジアム)のみとなった。

   ただ、この練習試合は西野新監督のおかげで、非公開以外はほぼ開幕戦を想定した実戦さながらのスケジュールで行われるという。 ギフにとっても、格好のシュミレーションになることは言うまでもない。

   ラモス新監督によって短期間で作り上げられた新生FC岐阜の、この時点での完成度を計ることができるだろう。果して1シーズンを通して、ただひたすらに『勝ち』にこだわって戦い抜くプロチームへと昇華することができたのか、楽しみ待つこととしよう。

   先行予約で2014のレプリカユニフォームのオーダーも完了した今、我々サポーターも徐々に準備が整ってきた。
   さあ、いよいよ開幕間近、今年もカウントダウンタイマーが動き始める。

〈2014シーズン J2リーグ開幕戦〉
FC岐阜 vs カマタマーレ讃岐

キックオフまで、あと ►►► 



2014/02/08

別府からの便り


   新生FC岐阜の別府市実相寺で春季キャンプは順調な滑り出しのようだ。

   九州に南下してのキャンプではあるが、岐阜に較べて劇的に暖かい訳でもない。実際に(みぞれ)交じりの中、練習試合を行う画像やゲーム内容のレポートが送られてくる。

   このように、注目度が高いと言うことは、多くのメディアからキャンプ情報がいただけて大変有難い事である。

   まずはスティッペ#16の怪我については残念であるが、それこそ別府温泉の効能で全治までの期間を最短にしてはくれまいか…。とは言え、長いシーズンなので無理をせず、治療に専念してもらいたい。

   そして練習試合については、アマチュアチームとの対戦とはいえ、「勝利」のイメージを養うことが重要である。今シーズンのレギュラーを約束された選手は未だ皆無と言われているようだが、日々の実戦の中で危機感を持ってアピールしていただきたい。

   どうやら今年は、観戦可能なPSMは実施されない雲行きとなっている。開幕直前にナゴヤとのTMがあるとしても非公開のようなので、試合の観戦は3月2日の公式戦まで待つしかない。


   開幕までの間は、バックスタンドからの『360°オールビューモニター』で、熱烈応援のシュミレーションをして置くことにしよう。



Microsoft Silverlightのインストールが必要です。(Full画面での表示が可能。)



2014/02/01

『ラモス狂想曲』 ~新緑のラプソディ~


   新生FC岐阜も、いよいよ新年度2月を迎える。

   ラモス新監督を始めとする、川口能活#22ら日本代表クラスの加入による宣伝効果は絶大で、平日午前中の練習でさえも、数多くのオーディエンスが集まる。例年では有り得なかった賑わいとなっている。

   この状況になって初めて練習見学に来たという主婦の方は、いつもの散歩コースの途中に練習場があり、今までは気にも止めなかったが、テレビや新聞の報道でギフに有名なサッカー選手が来ているらしいとの事で、一目見ようと駆けつけようだ。

   そんな「FC岐阜デビュー」の人々も加わり、練習場のピッチサイドは活況を呈する。(つまりは騒がしい…)

   地元テレビ局のカメラクルーに、別府キャンプの取材についてに逆インタヴューすると、昨年までは旅費の予算計上が極めて困難だったが、今年は現地で存分に取材が出来るようになったらしく、目を輝かせながら話してくれた。

   こうして、当分は注目の的であることは間違いないのだが、ただひとつ危惧する事があるとすれば、見学者が増えたことにより練習に集中している選手にとって要らぬ雑音にならなければいいがと言うことである。

   もちろんファンサービスもプロのJリーガーとして重要な仕事ではあるが、マナーを逸したファンの行動や、無秩序に取り囲まれた状況下でのファンサービスなどで必要以上に不快な思いをさせないように心掛けてもらいた。自分自身も含めて肝に銘じて置きたいものである。

   そして、ギフは2月4日キャンプ地の別府実相寺へと向かう。そんな中、クラブスタッフの方々は少数精鋭の中、初めてのケースが多く、ご苦労は絶えないと思われるが、円滑なクラブ運営が行えるようご尽力頂きたい。

   我々もサポーターの一人として出来得ることはどんどん協力していこう。なぜならギフは特定の人達のものでなく、私たちみんなの『FC岐阜』なのだから。




2014/01/27

フィジカルコーチのメソッド


   メモリアル補助競技場での練習に参戦する。
   何やら、見たことのない様なトレーニングメニューが行われていた。

   一定間隔の電子音に反応して、約10mのディスタンスで反復移動を繰り返す。10秒休憩後、再び反復移動。そして電子音の間隔が徐々に短くなる。

   1チーム8人でスタートし次々に脱落していく中、最後の一人になるまで繰り返す。ここでも勝ち負けが決まるのである。

   他のクラブでは普通に行われているフィジカルトレーニングなのかもしれないが、今までギフの練習しか見てきていないので何とも新鮮である。何故なら練習場にポルトガル語の音声や音楽のCDが流されているのである。

   練習終盤のシュート練習では、実践宛らにゴールキーパーを立たせて行う。ここまでは良くあることだが、このトレーニングは11時までと決められた練習時間を過ぎても終わらない。

   時間に関係なく、最初に設定したゴール回数が達成できなければ何時になっても終わらないのである。この日も最後の1本が決まるまでゴールキーパーの好セーブが何度も続く。

   今シーズンFC岐阜に初めてクレジットされたフィジカルコーチはアルタイール氏、新生ギフの新しい風の一つである。

   ギフではあまり見たことのなかった練習風景のYouTube動画は、こちら。



   今日のベストショットは、選手を鼓舞するフィジカルコーチ。そのパフォーマンスは常に熱い!




2014/01/24

2部連始まる。


   今年のギフは練習への取り組みも一味違うようだ。
   練習2日目は、早くも2部連となる。

   岐阜県フットボールセンターでの練習は寒風吹きすさぶ中、天然芝ピッチ全面を使って行われる。

   トレーニングのテーマは二つ。 ボールを使って二人以上で行う練習メニューでは必ず勝ち負けを決める。日頃から「勝ち」に拘る意識を植え付けるようだ。
   それと同時に、ゴール前ではシュートは常に結果を追及する。 当たり前の事なのだろうが、そうではなかったが故に2013年の成績だったかもしれない。

   ベテラン、若手関係なく声を掛け合い、その声を上回る監督の指示が飛ぶ。まずは、ラモスイズムの浸透が肝要である。

   ゴールに拘った練習風景の1分間動画はこちら。



   今日のベストショットは、屈託のない両ベテランのクールダウンの様子。どうか、この笑顔がシーズンオフまで続きますように…。

(メモリアル補助競技場にて)