2013/10/16

妖精の稼業(しごと) ~さだまさしコンサート2013~

 

   昨年に続き2年連続で、今年も『さだまさしコンサート』を観賞する事が出来た。

   10月14日に長良川国際会議場メインホールで行われたさだまさしコンサート2013の、今回のツアータイトルは『天晴~あっぱれ~』で最近発売されたベストアルバムのタイトルでもある。

   この週末はFC岐阜のゲームは無いが(全国的に天皇杯充当日)、ギフのナイトゲーム参戦のと同じタイムスケジュールでメモリアルセンター周辺に車を進める。

   国際会議場エントランスホールには既に大勢の観客が集まっている。言わずもがな、そのオーディエンスの年齢層の高いこと。悲しいかな、(はた)から見れば、自分もその世代に溶け込んでいるのだろう。

   『さだまさしコンサート』は歌そのものより、合間のステージトークがオモシロい事で有名である。今日のトークハイライトは「お伊勢さん」のお話しで、大いに盛り上がった。

   2013年10月、伊勢神宮は20年ぶりの遷宮で話題になっているが、実は我が家でも25年棲み続けたアパートの部屋を、リフォームされた真向かいの部屋に移動させる事になり、その際にもう弾く事もなくなった古いギターを処分するつもりでいた。

   しかし、こうして生でアコースティックギターの弦の音を聞いたりすると、少し考え直そうと思ってしまう。

   さだまさしは近年、ミュージシャンとしてのコンサート活動以外で小説家としての活躍が目覚ましく、その脚本はドラマや映画などの映像媒体に引っ張りだこのようである。
   今後、同氏原作の『サクラサク』や、最近刊行された『風に立つライオン』などが映像化される予定となっている。


   今年も盛り上がったコンサート終演後、ロービーに設けられた震災等の募金受付コーナーの一角に、福島原発事故で避難されておられる方々への支援の募金箱が目に入った。「福島」には浅からぬ縁があるので、幾許(いくばく)かの支援をさせていただき帰りの途に就いた。





2013/10/09

『緑のヤマが揺れる』


   10月6日、長良川競技場のホームvs松本山雅FC戦は1-2で惜敗する。

   前半、松本の攻撃を上手く押えていただけに、後半の立て続けの失点が悔やまれる。


   ギフは、組織的な攻撃の松本山雅イレブンに敗れ、統率の取れた応援の松本山雅サポーターにも差を見せつけられた。1日に2敗した気分である。


   辛うじて、下位の鳥取の敗戦で、21位はキープできたが、直上(ちょくじょう)の群馬には水をあけられる結果となる。

   次節から、厳しい3連戦が続く不利な状況と、対象チームより残りが1試合多い有利な条件を、如何にクリアして勝ち点を積み上げることができるか、J2残留に向けた最大の正念場である。


   残り7試合のカウントダウン、JFLの動向も気にしながら、余談を許さない日々が続く・・・。




   今回のYouTube動画は3本立て。
   ① Jリーグ屈指のスタジアムグルメ、緑のサポーターで賑わう屋台村の風景。



   ② スタメンを発表するオーロラヴィジョン、シーズン開幕当時とは大きく異なるメンバーとなった。



   ③ 「選手入場」そして、一矢報いる「バージェ#34のゴール!」。





   ガンバレFC岐阜! ギフの力を見せてくれ!。



2013/09/30

「ゲームのない週末は、」


   ゲームのない週末は、練習見学に限る。

   2週間、公式戦の間隔が開いてしまうFC岐阜、この間に有意義なスキルアップを図るべくいくつかの練習試合が行われた。


   まずは、9月23日に岐阜県フットボールセンター(新天然芝ピッチ)で行われたvs静岡大学、サッカーの名門大学相手に3-0で勝利する。


   ここ岐阜県フットボールセンターは、照明設備・クラブハウス等を完備した人工芝のサッカー練習施設としてオープンしたが、この日、道路を挟んだ反対側に「天然芝」のピッチが整備され使用が再開された。

   激しい接触プレイでの転倒で怪我をしてしまう可能性の高いプロの練習では、本来「天然芝」が有用である。今後、この場所を使用する際は、練習メニューに合わせて、有効に使い分けしたいところだ。


   そして、9月28日の練習試合vsレイジェンド滋賀FCは2-2、9月29日のvs清水エスパルスも2-2と、勝ちきれないまでもオフェンス面では成果が上がっているのだろうと思いたい。

   また、この間に行われたJ2リーグ戦では、鳥取・群馬共に敗戦となった。このアドヴァンテージを良い方向に捉え、J2残留のモチヴェーションに繋げて頂きたい。


   今回の1分間動画は、固定カメラによる練習試合の模様。(得点シーン有り。)






   こうして、次の週末が楽しみになる。この感覚はいつ以来のことだろうか。


   ガンバレFC岐阜! ギフの力を見せてくれ。



2013/09/22

「浅中ニテ、斯ク闘エリ。」


   浅中がFC岐阜にとって「聖地」と呼ばれていたことを知る者は今や数少ない。

   クラブ創生期の社会人リーグ時代は長良川球技メドウと合わせて頻繁に使用していたが、J昇格後は競技場規格を満たさず、公式戦で使われなくなって久しい。

   また、このことが現在の西濃地域在住のサッカーファンの微妙なスタンスに現れていたのかもしれない。

   こんな曖昧なサポート体制を払拭すべく、全県での支援体制で始まった2013シーズンの新たな試みとして岐阜市以外でのJリーグ公式戦開催が初めて実現した。

   6年ぶりの「聖地浅中」での試合は、選りに選ってJ残留に大きく影響する目下の所の最大のライヴァルであるガイナーレ鳥取との雌雄を決する大一番となった。
   前節に引き続き、必ず勝たなければならない一戦である。

   そんな決戦に今回は参戦することが叶わなかったので、某大はフォトライブラリーの中から、せめて前回「浅中」に参戦した時の、少し荒い画質の写真を掲載しよう。 
 
(2007年11月3日撮影)

   この開催が成功裏に終われば、次は中濃地域、そして飛騨地域での公式戦開催を模索することとなるだろう。 しかし、()れも()れも飽くまでJ残留有りきである。


   さて最下位脱出を目論むFC岐阜である。
樋口#27の出場停止は痛いが、最近調子を上げてきたFW陣の有機的な選手起用で勝ち点3を狙う。
服部キャプテン#6も、美尾#10もガイナーレ戦では黙っていない。今日、勝つ事で残留への道が見えて来る!

   そして、運命のキックオフ・・・
 


   果たして、FC岐阜は手傷を負いながらも、宿敵鳥取を下し、見事に最下位を脱出した!!

   ここに来ての「浅中」開催が、ギフに幸運を(もたら)したと言えよう。いよいよ「浅中公園陸上競技場」についても、スマート・ベニュー化が必要である。

   もちろん選手の奮闘を讃えなければならない。特筆すべきは2得点のスティッぺ#36である。貪欲に狙った2点目があってこその勝ち点3である。

   前節のバージェ#34に続く、FW陣の決勝点で連勝は、J2残留に向けて大きな弾みとなる。

   次節、2週間後のホーム松本戦では更なる進化を期待しよう。


   ガンバレFC岐阜! ギフの力を見せてくれ。



2013/09/13

祝!東京オリンピック開催決定記念
飛騨御嶽高原高地トレーニングエリア視察

 



   2013年9月8日未明、2020年の夏季オリンピック・パラリンピックが東京で開催されることが決定した!

   その日の朝から、列島はこの話題で持ち切りとなり、気の早い輩は東京五輪の特需や経済波及効果について算盤を弾く。

   先の震災以降、久々の明るい話題であるが、これから7年を掛けて成熟した日本での繊細で着実な大会運営を構築していただきたい。同時に、震災から復興した日本の勇姿を世界にアピールできる有意義な大会になる事を信じて止まない。

   そんな日本でオリンピックが開催されることを受けて、各地でスポーツ関連の施設、企業の取り組みが連日ニュースに取り上げられている。 そんな中、岐阜県内には飛騨地方の山間部に高地トレーニング施設が整備されているので、早速見学に赴いた。


   高山市内から国道361号線で長野方面への向かう御嶽山の麓、チャオ御岳スノーリゾートに隣接した地域一帯に『飛騨御嶽高原高地トレーニングエリア』が広がる。

   今回訪れたのは標高1,325mにある『日和田ハイランド陸上競技場』、曲がりくねった山岳道路を縫う様に登っていくと、忽然と現れる蒼色のアンツーカが敷かれたトラック。


   正面に乗鞍岳を望み、背中に御嶽山を背負ったローケーションは清々しい限りである。トレーニング中の競技団体が無いようなので、トラックの外縁を軽く一周ランニングしてみる・・・。

   日頃、殆ど運動していないので低地でも息が上がるのだろうが、この高地では更に顕著である。這う這うの体で休憩所のベンチに辿りつく始末である。


   今後、本大会が近くなる連れて、こう言った施設が使われる頻度が増すことだろう。このエリアは国内のみならず、海外からも注目の施設の様で、東京五輪に関連した、岐阜県の大きなアピールポイントの一つになり得るのだろう。

   色々な意味で楽しみなオリンピックの東京開催である。

   更にその隣のグランドでは、某少年サッカークラブが、7年後の(U-23)オリンピック代表入りを目指して練習を開始した所だ。