2013/06/20

『オブリビオン』 ~トム・クルーズの最新作~



 
   トム・クルーズ主演のSF映画、『オブリビオン』を鑑賞する。

   最近の近未来SFの傾向なのか、幾分難解なストーリー展開にすることで映画に深みが出ると思っている節がある。或いは、リピーター増加を当てにしているのだろうか。

   いずれにしても、出演者が少ない映画なので、トム・クルーズはもとよりモーガン・フリーマンらの演技が冴える。
   アラウンド50のトムは、この作品でもスタントなしでアクションシーンに挑んでいる。


   次回からの「空想寫眞舘」は
パシフィック・リム』、ハリウッドが創造する「スーパーロボット大戦」と、
遂に完成、待ちに待ったシリーズ最新作!『スター・トレック イントゥ・ダークネス』、
共に8月劇場公開のSF超大作である。


『空想寫眞舘』鑑賞履歴(2011年6月~)
日 付 鑑 賞 作 品 監 督
 2011/6/24  SUPER 8  J・J・エイブラムス
 2011/7/22  スカイライン ~征服~  ストラウス 兄弟  2011/9/17  世界侵略:ロサンゼルス決戦  ジョナサン・リーベスマン  2011/10/28  カウボーイ&エイリアン  ジョン・ファヴロー  2012/2/21  はやぶさ 遥かなる帰還  瀧本 智行  2012/4/10  SPEC ~天~  堤 幸彦  2012/4/16  バトルシップ  ピーター・バーグ  2012/6/8  メン・イン・ブラック3 (3D)  バリー・ソネンフェルド  2012/8/24  プロメテウス (3D)  リドリー・スコット  2012/9/4  トータル・リコール  レン・ワイズマン  2012/11/17  ヱヴァンゲリヲン 新劇場版:Q  庵野 秀明  2013/1/14  LOOPER  ライアン・ジョンソン  2013/3/15  クラウド アトラス  ラナ・ウォシャウスキー 他



   尚、今年度からネットワークギヤを「DELLノートPC」+「iPod nano」のコンビから、SONYのUltrabook「VAIO DUO 11」+「WALKMAN NW-F805」のセットに更新した。最近になってようやく、WIN8環境のタッチパネル操作にも慣れてきた。

   ウォークマンならではの特別「いい音」に拘っている訳でもないが、歳を重ねてスローライフにシフトしつつ、知らず知らずの内に「Made in JAPAN」に回帰しているのだろうと感じる。 
 

   最後に、FC岐阜の話題を一つ。
鳥取ローカルの某放送局のニュース映像がうpされていた(非公式?)。 アノ(● ●)試合を鳥取サポーターは、このように見てくれていたようだ。

   動画「美尾敦 サポーターの声援に“涙”」へリンク。





2013/06/11

南へ ~佐藤洸一を迎えに~


   6月8日、約2ヶ月ぶりにホーム長良川競技場に参戦する。態々(わざわざ)、出張先の東北から舞い戻った理由は、この日のマッチアップがV.ファーレン長崎だからである。


   佐藤洸一の活躍も相まって、今の所絶好調の長崎だけに、遠方に所在しているとは言え、是非観戦したい一戦である。
   勿論、ガンバ大阪戦についても外せないが、勝機があるとすれば、断然こちらである。


   すっかりナイトゲームの装いとなった暑いメモリアル、梅雨の欠片も感じられない。
   サポーター仲間に挨拶しつつ、今日はメインスタンドへ、(むし)ろメインの方が混雑か? 入口辺りで滞る不慣れファンの群れで、出入りに困窮する。


   さて久しぶりに観る生のFC岐阜である。前節引き分けたものの、限りなく少ないシュート数では、浮上の兆しが見えて来ない。
   これからもっと暑くなるホーム岐阜で相手を迎え撃ち、90分走りきるサッカーで翻弄して、最下位脱出に繋げたい所である。


   長崎のスタメンには勿論、佐藤洸一の名前がある。このチームに移ってもやはり、チーム得点王であることに変わりはない。

   そして、前半5分の長崎の攻撃と佐藤#18に飛び込み…。

   「岐阜」は何故、「長崎」になれなかったのか?
   これが今日の命題(テーマ)である。 決して十分な体制が整っていたとは言えない状態で、Jリーグの都合(?)もあり、あれよあれよと言う間にJ2に加盟したギフと、十分過ぎる下準備を重ね、機が熟した状況で(ようや)くにもJ2入りを果たした長崎、この差が二つクラブの「今」を如実に表している。

   言わずもがな、「J」には早すぎたFC岐阜だったかもしれないが、それでも5年間戦ってきた実績は伊達ではない、やり方一つで何時(いつ)でも長崎の様に変われるはずである。


   後半に入っても長崎の攻勢は続く。巧みなパス回しと2列目、3列目からの適時の飛び出しがギフのディフェンスラインの混乱を招く。

   それでも、染矢#11の同点ゴールは執念なのか、それとも長崎ディフェンスの一瞬の気の緩みなのか、何の妨害もなく絶好のボールがソメの足元に収まった。後はキーパーの位置を確認し流し込むだけである。

   このゴールがギフに勢いを与え、逆に長崎の焦りが彼らの足を止める。


   そう、ここからが(忘れかけていた)長良川劇場の開演である。5千人超のサポーターが一つになってギフの背中を押す。

   そして、染矢のVゴール(あぁ、懐かしい響き…)が生まれる。ここまで劇的過ぎる必要もなかったと思うが、(いず)れにしても今シーズン初のホーム「万歳四唱」が完結した。


   劇的なリザルトは以下の通り。




   今回のYouTube動画は、メインスタンドから観る「万歳四唱」、至福の瞬間である。





   追 伸
次の朝、夕べの劇的なドラマが夢ではなかった事を岐阜新聞の朝刊で確認した後、日曜日の練習試合(vs. FC刈谷)に参戦。リカバリーメンバー以外で構成されたイレブンで、刈谷とは互角の試合展開となる。


   他にいくつかの未確認情報を仕入れつつ、柔らかな日射しの降り注ぐ岐阜県フットボールセンターを後にする。


   次節は更に大事なアウェイ鳥取戦、気を緩めず勝ち点を積み上げていただきたい。次節こそ、連勝が狙える数少ないチャンスなのかもしれない。



   ガンバレ!FC 岐阜、ギフの勇姿を見せてくれ。



2013/06/04

祝! 日本代表



 

日本代表のW杯2014への出場が決まった!!


この所、困難な状況の仕事であったり

厳しい環境下での生活が続く中で

久々に心から喜びを爆発する事ができた瞬間だった。


ありがとう、日本代表。

これからまた1年間、生きてゆく糧ができました。



日本vsオーストラリア(ハイライト動画)へLink。
(期間限定、Link切れ注意。)


2013/06/02

今、東北へ行くということ。(急)


   2011年3月11日の大震災、そこからの復興を目指し東北の6大祭りが集結した「東北六魂祭」が、仙台市・盛岡市に続き、第3回目は「福島市」での開催となった。



   除染作業を終えた国道4号線の一部を交通規制して行われる東北六魂祭パレード、そのメインストリートへの侵入は困難を極めたが、雑踏にまぎれてパレードのいくつかを写真に収めた。


   しかし、本当のお目当てはこちら。

   空自松島基地から「ブルーインパルス」がやって来た!
展示飛行の模様はYouTube動画でお届けする。再生時間jは7分間のダイジェスト映像である。





   この日、福島市中心部には12万人もの人々が訪れた。

   こうして東北に少しづつでも、元気で明るい笑顔が戻ってくることを願います。






   「今、東北へ行くということ。」 続く►►►



2013/05/28

北へ ~アキヒロを追って~


   2012年シーズン、J2FC岐阜の年間MVPには野田明弘#2(当時)が選ばれたことは記憶に新しい。紆余曲折の末、そのアキヒロは今、福島ユナイテッドFC(JFL)に所属している。

   折しもこの時期、東北跋渉(ばっしょう)中である筆者は、ここでの活躍ぶりを視察に行かない訳にはいかない。仕事が立て込んでいる中で、何とか半日の休みをねじ込むことに成功した。


   斯くして、5月26日(日)LFL(日本フットボールリーグ)第13節、福島ユナイテッドFC vs ブラウブリッツ秋田の公式戦(@信夫ヶ丘競技場)が行われる、福島県福島市の北部に位置し阿武隈川の右岸に隣接する風光明媚なロケーションの市営陸上競技場を訪れる。

   福島ユナイテッドFCのチームカラーは「赤」と「黒」、昨年の天皇杯での活躍ぶりは目覚ましかったが、現在JFLの順位には18クラブ中10位である。


   丁度この期間、福島ユナイテッドFC公式サイトのトップページは野田明弘#3のスナップが迎えてくれている。

   つい先日の5月22日(水)のホーム戦(vs ホンダロックSC)は0-1(PK)と、悔しい負け方をした福島、今節のマッチアップは現在4位につけている「ブラウブリッツ秋田」、この東北ダービーを制して勢いを付けたい所だ。



   さて、話題のアキヒロである。今日も右サイドバックで先発出場!、ピッチ内練習から元気な姿を見せてくれた。既にチームに溶け込んでいるようで、赤いユニフォームがよく似合う。


   それにしても暑い!、東北地方であるとは言え、この時節の午後1時キックオフのゲームは考えものである。メインスタンドに屋根などの設備がない信夫ヶ丘競技場内では日陰を探すことすら困難である。記念に購入した「赤い」タオルマフラー(今治タヲル)で頬っ被りする恰好で日差しを遮る。


   さあ前半戦、ホームの福島が攻め込む形を作り、首尾よく前半12分に小林康剛#9のヘディングシュートで先制する。直後の#3の喜ぶ後ろ姿である。


   しかしその後は守備に追われ、立て続けに2点を献上し前半を1-2で折り返す。



   後半に入り、カウンター攻撃を仕掛けられるタイミングでボールを奪っても、パスの出しどころを見つけられず、相手ディフェンダーに囲まれてはボールを失うと言う最悪のパターンを繰り返す。

   しかし後半25分、流れの中から内山俊彦#30の見事なゴールで同点に追いつく。(このあたりは、J2で低迷する某クラブと違うところである。)上位チーム相手とは言え、ホームで勝ち点3を狙う福島であったが、後半アディショナルタイムに訪れた勝ち越しのチャンスをブラウブリッツ秋田は見逃さなかった。


   この痛恨の1失点で福島は勝ち点1すら失うことになる。リザルトは 福島2-3秋田 となった。これで実に信夫ヶ丘競技場でのホーム戦は5連敗だと聞く。

   完全燃焼のアキヒロも肩を落とす。とは言え、新しいチームでも存在感のある機敏なプレイで献身的に守備をする勇姿が見てとれて、とても安心した。勝ち点が取れなかった事を除けば、充分満足のいく視察であった。


   試合後は出待ちで声掛けする時間も与えられず、競技場を後にする。次は「十六沼公園」あたりでの練習場に赴き、一声掛けてこようと思う。

   今回のYouTube動画には、photo & videoのショートムービーを作成した、フォーマットはSONY VAIOのApps「VAIO Movie Creator」による。




   このゲームの経過や結果、さらに試合の運営状況などから演繹(えんえき)される今日(こんにち)のJFLに経ち返ると、ギフが所属していた時代もそうであったように、実に機能的でコンパクトな組織となっていて、Jリーグ入りを目指す地方都市のサッカークラブにとっては、プロ化への基盤を構築する為の足掛かりとして、多大なる貢献を成していると感じた。

   やがてここからJ3が組織され分岐されて行くのだが、仮にギフがそこへ取込まれ、このレヴェルのグラブと対戦しなければならない可能性があることを考えると感慨深いものを感じる。果たして降格したモティベーションの中で、戦って行けるのだろうかと、また這い上がってこられるのだろうかと…。