2011/10/05

四国紀行③ ~坊っちゃんスタジアム 編~


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   愛媛県松山市に出張する。その合間を縫って「坊っちゃんスタジアム」を訪れる。小雨降る中、役所の担当者に配慮いただき、一人スタジアムの中へ入れていただいた。

   静寂の昼下がり、シーズンオフのスタジアムは、ひっそりと雨にけぶる。どうやら、ファールフィールドはほとんどが人工芝の様である。そして、外野の天然芝は只今熟成中。


   2012年にはNPB(プロ野球)オールスターゲームが予定されるほどの、見事に整備された「ボールパーク」である。


   よーく見ると、スコアボードの表示順がS(ストライク)、B(ボール)の順番のままである。折しも、松山市関連の公共工事の入札で不祥事が発覚し、この手の工事が全てストップしているとか。


   ホームベースを踏むと扉が開く「野球歴史資料館」、ここでは愛媛県内の高校野球の歴史について、熱く熱く展示してある。


   「歴史」に残るこの一戦も、やはり主役は愛媛県勢であった。


   松山市「坊っちゃんスタジアム」は、地方球場の中では秀逸な球場のひとつであった。次は、晴れた日に快音がこだまする熱戦を見たいと思わずにはいられない。

最後は、いつものように初めて訪れた場所のパノラマヴューイングをお届け。



2011/09/24

結末はPK


   9月も最後のホーム戦、今節のマッチアップは愛媛FC。前節に続き四国勢との対戦である。あの大敗した豪雨のポカスタとは対照的な晴天のメモリアル。台風が通過してからは、しのぎやすい気候となった。


   ちょうどこの頃、日本列島上空を通過し、太平洋に落下したというNASAの人工衛星を奇跡的にカメラは捕らえた。
(※もちろん合成です。)

   地主園#35は大学選手権をスルーして、岐阜に残っての先発出場。今日こそ、ホームアドヴァンテージを生かして勝ち点を一つでも積み上げてほしい。


   前半、両チームとも攻め手を欠き、盛り上がる場面のないままスコアレスで折り返す。


   日に日にダンスの腕が上がるミナモ#2012、今シーズン岐阜で絶好調なのは唯一彼だけなのである。


   後半、アディショナルタイムでの佐藤洸一#18がPKを決めるシーン。
しかし、この試合の最も重要なのは同点に追いついてからのFC岐阜の攻撃。実はこの時点から、本当の意味で今日のゲームが始まったと言っても過言ではない。むしろ、ここからどう戦うかが問われている2011シーズンなのかもしれない。


   リザルトは以下の通り。奪い取った勝ち点1なのか、与えられた勝ち点1なのか、神のみぞ知る。


   試合終了後、郵便局方面の駐車場への帰り道、ブルーノ#34とラファエル#3が自転車での帰宅途中に遭遇する。ささやかに声かけしたら、軽く会釈で返してくれた。ユニフォームじゃないと、なかなか声かけしづらいものです。。。


2011/09/19

「窓の外は雨…」


   東京でのパブリック・ヴューイング、今回は「THE FooTNiK 大崎店」に初参戦する。


   54インチのモニターにいきなり映し出されたのは、大雨のポカスタ。今年は台風の当たり年になってしまった。足の遅い台風が各所に大きな影響を与えている。

   そんな中、前半は積極的な攻撃を見せたFC岐阜、野田恭平#1のスーパーセーヴも飛び出し、順調な立ち上がりかと思いきや、水溜りにボールを取られて、フィニッシュに持って行けない。
   そんなFC岐阜を尻目に、徳島は前半終了間際、ロングパス1本で柿谷#13が先制ゴールを決める。


   後半の入りから、ディフェンスの連携がほころび始める。スカパーの解説者が言う所の「守備が崩壊…」、今に始まったことではないのだが。

   菅和範#7の魂の籠ったゴールで1点は返したものの、今日のゲームは殊更ことさら、昇格争いで息切れしていた徳島ヴォルティスに、再浮上のきっかけを与えてしまった、ただそれだけのゲームに過ぎなかったのか。岐阜にとっては、なんとも寂しいゲーム内容であった。

   ゲーム終了の頃には雨は上がった模様だったが、悪天候の中、アウェイに駆けつけたサポーターや、最後まで走りきったイレヴンにはお疲れ様を。そしてこの場に集まった、常連のFC岐阜関東サポーターの方々に、「次こそは」と挨拶して、「THE FooTNiK 大崎店」を後にした。

   リザルトは以下の通り。


   帰り道、地下鉄の駅を出ると、東京地方は雨模様。吹き始めた冷たい風が一層、心にみる。


2011/09/18

TOKYO WALKER Vol.6 ~ROAD to LONDON~


   リアルTOKYOWALKER、今回は港区六本木に出没! 最初に六本木けやき坂・さくら坂界隈を散策して、辿り着いたのは「六本木ヒルズ」



   まずは「TOHOシネマズ 六本木ヒルズ」で映画の観賞、(ちょっとマニアックな)SF映画「世界侵略:ロサンゼルス決戦」をチェックしたが、SFと言うよりは「アメリカ海兵隊」の戦闘モノとして観ると面白い映画でした。


   続いて、「アディダス オリジナルスショップ 六本木ヒルズ」を覘く。やっぱり“トレフォイルロゴ”への愛着は捨てられない。


   六本木ヒルズの一角にある「テレビ朝日」の1Fロビーには“一押し”の「ロンドン五輪予選」の横断幕が掲げてあった。U-22(来年になればU-23)世代の「SAMURAI BLUE」は来年3月まで、ロンドンへの長い、長い困難な道が続く。

所謂いわゆる「絶体に負けられない戦いが、そこにはある。」と言うことだ。今回もこのフレーズによって要らぬ緊張感をあおられることになりそうだ。


   タモさんも応援してま~す。。。




2011/09/11

ホーム戦、時々なでしこ

   TOKYOで迎えるFC岐阜のホーム戦。「なでしこ」の予選最終中国戦が被ることもあり、両方がPVされるという、お馴染みの「ONCE11」へ。


   試合開始から、どちらがホームかわからない。それでも懸命に、選手は足を止めず走り抜いた。前半はなんとか凌いだので、勝負の後半へ。


   「なでしこ」はここで試合開始。せっかくなので予選トップ通過でロンドンへ行こう。最終戦は楽な気分で。


   後半開始、二本目のYEBISUを空けた所で嶋田正吾#14のゴール。形ができたゴールらしいゴールを久々に見た気がする。

   しかし、オチはドロー。。。
選手はよく戦った。だが引き分けでいいのか、勝ち点1で喜んでいいのか。19位に4ゲーム離されての圧倒的最下位は変わらない。
残り15ゲームでどう帳尻を合わせてくるのか、木村采配の最終の仕上げを見定めなければならない。

   リザルトは、以下の通り。
「なでしこJAPAN」は1-0で中国を退け、トップ通過でロンドンへのチケットを手に入れたことを付け加えておこう。


   今夜は、「FC岐阜関東サポーター」の方々にお会いできて、一緒に盛上がることができた。少しだけだがホームの気分が味わえた、そんなTOKYOの夜でした。ノシ