2020/07/12

7/11_vs讃岐 驟雨の長良川 ~有観客ゲームの再開~


 豪雨災害の懸念を身近に感じつつ、FC岐阜のホーム戦が長良川競技場で開催される。
 
サンサンデッキから

 一方、あの緊急事態宣言による自粛期間を乗り越えて、Jリーグは有観客での開催が解禁される。各クラブは感染対策の為に出来得る全ての対策を講じて、安全・安心なスタジアムの確立と観戦環境を構築しなければならないが、しばらくは手探り状態での開催に成らざるを得ない。

 こうした二つの懸念を抱えて、讃岐戦がキックオフされた。

岐阜 vs 讃岐

 以前よりは格段に改善されたピッチも、今回の降り続ける雨の量には無力の様で、スタッフ陣の尽力が不可欠のようだ。

排水の陣

 固定されたスターティングメンバーによる連携は、今節も開花する事ができるだろうか。

_円_陣_2_0_2_0_

 前半、雨のピッチコンディションを考慮した戦術で挑むを両チームだが、ギフの方が地の利を得ていない様子だ。同じ条件のはずなのに、ギフの足にボールが付かず、讃岐の方が上手くボールを前に運んで行く。それが前半終了間際の失点に繋がる。

 後半も終盤、エンジンの掛かりが遅かったギフは怒涛の攻撃を見せるが、中々ゴールが遠い。昨シーズンはそのまま終了の笛を聞くパターンが多かった気がするが、今年は違っていた。後半41分、橋本→川西→高崎と繋いだボールを、走り込んだ甲斐健太郎#4の鋭い弾道が水飛沫を上げてゴールに吸い込まれる。

怒涛の後半
 
  勝ち切れなかったが、最低限の勝点1を積み上げることができた。しかし、甲斐のインタヴューのように、勝点2を失ったゲームでもあったのかもしれない。

岐阜 1-1 讃岐

 ここからは連戦が続く、J2に復帰する為にはギフにとって引き分けでは足りない。どんなコンディションにも左右されない堅牢な布陣を維持しなければ今年のJ3は容易に突破できないだろう。更なる選手の奮起に期待しよう。

笑顔なし

今回の動画は、2020シーズンのスターティングメンバー発表の大型スクリーン、今年もエキサイティングな映像に進化している。



 
2020J3#01_岐阜 0-0 今治
2020J3#02_鳥取 2-3 岐阜
2020J3#03_岐阜 1-1 讃岐

#with fcgifu

#ICHIGAN



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2020/07/06

7/5_vs鳥取 J3初勝利! ~アウェイで3得点~ 


 FC岐阜は鳥取Axisバードスタジアムに遠征しJ3初勝利を目指す。九州南部地方では集中豪雨による河川の氾濫で大変な被害が出てしまったが、東海地方やこのゲームの行われる中国地方に大きな影響はなかったとは言え、今後は有観客のサッカー観戦が解禁される中で、この梅雨末期の不安定な天候には充分な警戒が必要である。


 今節はDAZNをREGZA#42に接続して観戦する。J3は解説者が無く実況アナウンサーお独りでの配信、何気にカメラの台数も少なめで、ゴール裏からのカットが無かったりする。これがJ3の洗礼か・・・

 さて、前節と同じスタメンを選択したゼムノビッチ監督、前のゲームに余程手応えを感じたのだろう。但しポジションの微調整はしてくるはずである。

 立上りのギフ、手数を掛けずに敵陣に食い込み幾度もゴールに迫る。このゲームに関してはギフがある程度主導権を支配できていた。前節の反省が生かされたのだろう。

 前半15分、富樫佑太#16は絶妙のタイミングで飛び出し、GKの小さなミスを見逃す事無く奪い去ったボールをゴールに放り込む。落ち着いたクレバーな初ゴールである。

 前半44分、粟飯原尚平#24のヘディングはGKの伸ばした手をかすめ、ピンポイントでゴールに吸い込まれる。この技ありのゴールに粟飯原の2年目のジンクスは存在しない。

 この2得点で前半を終わりたかったが、終了間際に失点を喫し、更には後半10分の2失点目で同点に追いつかれてしまう。

 いずれの失点もペナルティエリアの混戦ではっきりとしたクリアができずに押し込まれたゴールであり、数が足りている中でのディフェンスの仕方に改善の余地が残る。

 ただ、同点後の戦い方はギフに利するところが有り、後半18分の川西翔太#10のゴールに帰結する。左サイドでの角逐(かくちく)を制し、鮮やかな反転から相手ディフェンダーのタイミングを外してノーモーションで放たれたシュートがゴールネットに突き刺さる。

 1点リードで後半残り15分はギフにとって最も危険な時間帯であることは、サポーターなら嫌と言うほど承知している。昨シーズンまでに幾度辛酸を舐めされられたことか。

 しかし、ゼムノビッチ監督は攻撃サッカーだけではなく、ゲームの終わらせ方も指導してくれていたようだ。5人の選手交代を有効に利用するなど上手に時計を進めてなんとか逃げ切ったギフは、J3初勝利を手にして岐阜に戻ることができる。

 ギフの勝利は実に259日ぶりと大きく騒がれているが、更に情報を重ねると、3得点以上での勝利は2019年8月4日以来の何と336日ぶりである。11ヶ月間サポーターも良く耐え忍んだものだ。

 全力で戦い初勝利を勝ち取った選手に心からの感謝と共に、この新型コロナ禍での宿泊・移動にはくれぐれも気を付けて行動していただきたい。


  1年でJ2の戻るためには最初の10節が重要と言われている、少なくともその時点では確実に2位以内で腰を落ち着けたい。

 次節はいよいよ有観客となる、どんな雰囲気のスタジアムになるかもわからないが、冷静に勝ち抜いていただきたい。その時サポーターはどんな形で歓喜を表現することができるのだろうか。
 
2020J3#01_岐阜 0-0 今治
2020J3#02_鳥取 2-3 岐阜

#with fcgifu

#ICHIGAN


2020/06/28

6/27_vs今治 J3開幕! ~サッカーのある週末~


 FC岐阜2020シーズンの開幕戦は、ホーム長良川競技場に新参のFC今治を迎えての一戦である。新型コロナウィルス感染予防対策の為のリモートマッチ(無観客)は今シーズンを象徴するトピックであり、しばらくはその新しいコロナ社会に対応しながらリーグ戦が進行することになる。

DAZNスクショ① 「 _円_ _陣_ 」

 J3に陥落したにも係わらず、地元のぎふチャンでは開幕戦を地上波で(DAZN制作の映像をお借りして)ライヴ中継していただけることは、大変有難い限りである。今節は難波さん解説のぎふチャンで記念すべき一戦を観戦させていただこう。こうして待望の「サッカーのある週末」が戻ってきた。


 さて、蕭然(しょうぜん)としたスタジアムの中でのキックオフ、ギフの開幕戦緒戦はさすがにJ3リーグの対戦相手を圧倒するまでのパフォーマンスの差はなかった。もっとも相手の今治もJ3の初陣なので、このレヴェルがJ3リーグのスタンダードなのかはまだわからない。

 立上りは今治に攻め込まれる場面もあったが、総じて落ち着いたディフェンスで失点を許さない。こうした一進一退の攻防はゲーム終盤まで続く。サイドから幾度もチャンスメイクをするギフであったが、最後の精度を欠き中々フィニッシュまで持って行けなかった。

 結局シュート数では相手も上回ったが、決定的なシュートは相手に分があった気がする。また勝ち切れなかった要因は、CK14回を含む数多くのセットプレイから得点ができなかったことにもあり、次節への課題として残る。

 ただ、気温30度近い過酷な環境のピッチの中で、次々に足をつる相手選手をしり目に、ギフのイレヴンは90分走り続けるができる。このフィジカルの充実はJ3の連戦を戦い抜く中で一番の強みの一つである。

 カテゴリーの変わった直後のリーグ開幕戦は、難しいゲームになることは良くありがちだが、もちろん今日のようなパフォーマンスでは、1年でJ2復帰は困難である。ブレイクスルーする為の何か、或いは誰が必要となるだろう。次節、まずは1勝することで良い流れを引き寄せて、早期にJ3の戦い方、勝パターンを構築していただきたい。


DAZNスクショ② 「リザルト」

 やっとJリーグがある日常が戻りつつある、選手各位は怪我を避け、スタジアム全体は安心安全を第一義に1シーズン無事に終えられる事を願いたい。そしてJ2昇格という最高の結果を伴えば何も言うことはない。

2020J3#01_岐阜 0-0 今治

#with fcgifu

#ICHIGAN


2020/06/26

開幕前夜 ~初リモートマッチ~


 待ちに待ったJ3リーグがいよいよ開幕を迎える。4ヶ月も待たされただけにその期待もひとしおだ。Jリーグ独自のPCR検査も問題なしと聞く、ここまで漕ぎ着けた関係者各位には改めて感謝する次第である。

 始まってしまえば息つく暇もなく最終節まで駆け抜けることになるだろう。1年でJ2復帰を目論むFC岐阜は、コロナ禍での今シーズン限定の特別ルールを有効に生かしてICHIGANとなって戦い抜いていただきたい。

 交替枠が5人あるということは、例年以上にレギュラー陣を充実させておく必要がある。例えば昨年のような引き分け狙いでデフェンス重視の戦術では、昇格の為の充分な勝点を積み上げる事は困難だろう。

 直近3回の練習試合では無得点だったが、そこへの対応は済んでいるだろうか?オフェンス面の精度の充実こそが昇格への最短コースだと思う。

 先ずは開幕戦の勝利、次に連勝、スタートダッシュを如何に成功させられるか、ゼムノビッチ監督の手腕と選手各個の奮起に期待したい。

 初のリモートマッチは我々サポーターにサッカー観戦の新しい価値観を与えてくれるだろう。しかしそんな中でもぶれる事なく昇格の目標だけを追い続けて行きたい。


#Keep distance

#With fcgifu

#ICHIGAN






2020/06/15

リーグ戦日程更新 ~新しい観戦様式へ~


 J3リーグ2020シーズンの日程が更新されました。確定日程はコチラ

2020.6.27開幕

 こうして日程が発表されると、やっとリーグ戦開幕が現実味を帯びてくる。余程の事がない限り、もう幾たび目かの延期はないだろう。

 ここまで漕ぎ着けたJリーグ首脳部スタッフや、各クラブ関係者の並々ならぬ仕事ぶりには大いに感謝したい。先の見えない状況の中Jリーグ再開の実現は有難い限りである。

 今後、まったく不安が消えたわけではないので、コロナ禍の情勢の中で関わりあう全ての人々の安全を第一に考えた「新しい観戦様式」を模索して行く必要があるのだろう。

 SNSやYouTubeなどの有効的な活用がなされ、それによる練習試合等のネット配信はこの時代の定番となって行くかもしれない。今年からはDAZNもREGZAで観られるようセッティングして置こう。

 まずは、「リモートマッチ」(無観客試合)からの開幕となるが、スタジアムの集客が解禁されてからは、サポーターとしても細心の感染対策を講じつつサッカーを楽しみたいと思う。そしてアウェイ遠征は、それこそ社会状況を鑑み判断しなければならないが、近場のアウェイ戦はできれば参戦したいものである。

 さて今シーズンのFC岐阜、今の所あまり悲観的な情報は入ってこない、不謹慎な言い方をさせてもらえれば、コロナ禍のどさくさに紛れて、みんなが浮き足立っているのをよそに、あれよあれよと言う間に勝ち点を積み上げ、気が付いたらJ2昇格… と、都合よくは行かないものだろうか。

 さあ、これから12月20日までノンストップで走り続けなければならない。くれぐれも健康と安全を大前提に、その上で目標である昇格を目指し、ギフ一丸となって応援して行こう。

#Stay home

#Keep distance

#With fcgifu