FC岐阜2020シーズンの開幕戦は、ホーム長良川競技場に新参のFC今治を迎えての一戦である。新型コロナウィルス感染予防対策の為のリモートマッチ(無観客)は今シーズンを象徴するトピックであり、しばらくはその新しいコロナ社会に対応しながらリーグ戦が進行することになる。
DAZNスクショ① 「 _円_ _陣_ 」 |
J3に陥落したにも係わらず、地元のぎふチャンでは開幕戦を地上波で(DAZN制作の映像をお借りして)ライヴ中継していただけることは、大変有難い限りである。今節は難波さん解説のぎふチャンで記念すべき一戦を観戦させていただこう。こうして待望の「サッカーのある週末」が戻ってきた。
さて、蕭然(しょうぜん)としたスタジアムの中でのキックオフ、ギフの開幕戦緒戦はさすがにJ3リーグの対戦相手を圧倒するまでのパフォーマンスの差はなかった。もっとも相手の今治もJ3の初陣なので、このレヴェルがJ3リーグのスタンダードなのかはまだわからない。
立上りは今治に攻め込まれる場面もあったが、総じて落ち着いたディフェンスで失点を許さない。こうした一進一退の攻防はゲーム終盤まで続く。サイドから幾度もチャンスメイクをするギフであったが、最後の精度を欠き中々フィニッシュまで持って行けなかった。
結局シュート数では相手も上回ったが、決定的なシュートは相手に分があった気がする。また勝ち切れなかった要因は、CK14回を含む数多くのセットプレイから得点ができなかったことにもあり、次節への課題として残る。
ただ、気温30度近い過酷な環境のピッチの中で、次々に足をつる相手選手をしり目に、ギフのイレヴンは90分走り続けるができる。このフィジカルの充実はJ3の連戦を戦い抜く中で一番の強みの一つである。
カテゴリーの変わった直後のリーグ開幕戦は、難しいゲームになることは良くありがちだが、もちろん今日のようなパフォーマンスでは、1年でJ2復帰は困難である。ブレイクスルーする為の何か、或いは誰が必要となるだろう。次節、まずは1勝することで良い流れを引き寄せて、早期にJ3の戦い方、勝パターンを構築していただきたい。
DAZNスクショ② 「リザルト」 |
やっとJリーグがある日常が戻りつつある、選手各位は怪我を避け、スタジアム全体は安心安全を第一義に1シーズン無事に終えられる事を願いたい。そしてJ2昇格という最高の結果を伴えば何も言うことはない。
2020J3#01_岐阜 0-0 今治
#with fcgifu
#ICHIGAN
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