2018/06/24

6/23_vs山口 Kyogo vs Onaiwu ~失われた勝ち点2~


 ホーム山口戦は見応えのあるエキサイティングな一戦だった。それだけに勝ち切りたいゲームでもあった。恐らく今シーズンの前半戦で、一番勝つ必要があったゲームだったような気がする。

 岐阜市のホームタウンデー、言わばホーム中のホームでJ2首位相手の勝利は、8千人の観客に大きなインパクトを与える事ができたはずである。残念なドローゲームは、勝ち点2を失っただけでなく、多くの観客にギフへの注目を更にアピールできるチャンスを逃したかに思える。

 古橋享梧#11の見事な逆転の2ゴールがあっただけに、その2分後にあっけなく決められたオナイウ阿道#19のヘディングシュートは是が非でも阻止したかった。同じ選手に2失点はまだまだディフェンスに改善の余地があるのだろう。

 とは言え、昨シーズンまでは、今節の様な肝になるゲームは悉(ことごと)く落としていた気がする(観客の増加が勝率に反比例するかの様に)。それが今日の様に魅せるゲームを作る事が出来る所までに進化しているようである。

 何とかこのペースを落とさず次のゲーム、そしてシーズン後半戦に繋げていただきたい。これ以降の勝利はすなわち、プレイオフ圏内への招待状となる。

  次のステージに向けて、 頑張れ!FC岐阜!


2018/06/18

6/17_vs町田 Stranded Down ~戦慄のギフ封じ~


 ホーム町田戦は厳しいゲームとなった。4連勝中の勢いのまま試合に突入したギフは立上り10分あたりまではゲームを支配かに見えたが、徐々に相手にペースを握られ、いつもの攻撃の型が機能しないままに、後半30分過ぎに失点すると、そのまま0-1での敗退となった。
 

 もちろん決定機は皆無では無かったが、古橋享梧#11のビックチャンスも今日はゴールには至らなかった。連続ゴールの記録は振り出しに戻ってしまったが、また次節から始めれば良いことで、大して気にする事ではない。

 それよりも、高い位置からのプレッシングによってギフのパスサッカーを封じる町田の戦術が、今後のギフ封じの手本になってしまわないかと懸念が残る。それに対抗するために、ギフは更に精度とスピードを上げて行く必要があるのだろう。

 次の勝利の爲に、 頑張れ!FC岐阜!


2018/06/10

6/10_vs讃岐 『Stop GIFU If You Can』 ~4連勝!7位!~

 
 アウェイ讃岐戦に1-0で勝利したギフは、リーグ戦4連勝である。しかもその間の失点は僅かに1失点と堅守が際立つ。J2順位も7位に上り、プレイオフ圏内の6位との勝ち点差は僅かに1点、絶好調のギフを止められるものなら止めてみろ、と言いたくなる程に舞い上がっている。
  

 今日のゲームは断片的に中継映像を確認したが、高い位置でのボールへの寄せが積極的で、相手の攻撃のリズムを上げさせない。前半を無難に乗り切って、後半立ち上がりの古橋享梧の一振りでゲームを決める。終盤のパワープレイには危ない場面もあったが、全員で守り切り零封することが出来た。ゲームの終わらせ方、逃げ切り方が実践できた事は大きな成果である。
 
 ここから更に上を目指すためには、もっと進化が必要なのかもしれないが、今のギフになら不可能とは思えない気さえする。シーズン前の一抹の不安はもう無いに等しい。後は上だけを見て進もう。 次の勝利の爲に、 頑張れ!FC岐阜!
 
 
 
 

2018/06/04

6/2_vs水戸 Eternal Confidence ~爽快!三連勝の必然~


 今日も絶好のサッカー観戦日和、ホーム長良川の水戸戦に参戦。

 開場前の一般入場待機列には、SKE48熱烈なファングループとアニサカのファン層、そしてギフのサポーター達が渾然一体となって、それぞれ自分たちの話題について熱く語り合っている。いつも違う異空間である。

 FC岐阜は今、Jリーグサッカー観戦の概念を、少しずつ変えようとしている。
 

 今日だけ(?)は町音葉さんがセンターのSKE48のミニライブ、ダンスに定評のあるギッフィーは現役のアイドルグループに引けを取らない完璧なダンスパフォーマンスで会場を盛り上げる。
 

 とは言え、主役はFC岐阜である。

 2連勝で波に乗るギフは、今日勝てば本物である。選手の入れ替わりがあっても同レヴェルのパフォーマンスが維持出来れば、水戸相手に連勝を重ねることは造作も無い。そう思える程にチーム状態は絶好調のようである。
 

 最初の得点は、相手のハンドのファールでPKを獲得し、キッカーとなった山岸裕也#9が落ち着いて決める。
 

 2点目のゴールは、相手キーパーのファールでPKとなり、キッカー古橋享梧#11が5試合連続のゴールゲッターとなる。
 

 3点目は、ビクトル#25が起点のロングフィードを高い位置で囲んでマイボールにして、ヒールパッサーのライアン#10から、最後はゴール前に詰めていた山岸が今日2得点目のゴール。前線でのギフの連携が機能した見応えのあるゴールである。

 そして4点目は、大きなサイドチェンジから、途中出場の薮内健人#19の個人技によるJ初ゴール。パスサッカーだけでは無いギフの新たな可能性を披露した感激の4得点だった。
 

 これでギフは勝ち星が先行し、順位を8位に押し上げる。下位との差を引き離すと共に、夢のプレイオフ圏内が窺(うかが)える位置に来た。
 
 プロヴィンチャーレのFC岐阜がいよいよ上を目指す準備が整いつつある、そう感じた節目の一戦であった。


 ゲーム後は、先週のリベンジで、トリプルジーの写真をいただいてきました。
 

 今回の動画は前節のデジャヴュ、古橋が山岸に入れ替わりました。







2018/05/27

5/26_vs新潟 『Blue Sky Blue』 ~逆転の空の色~


 ホーム新潟戦に参戦。今日は『一日市場駐車場』が臨時駐車場として利用させて貰える。1台でも多く利用することが肝要、そうすれば、また使わせていただく機会が増えるだろう。

 この時期、車のハッチバックには、みんなで『勝色』を掲げよう。いよいよ4年に1度の祭典が開幕間近である。
 

 長良川競技場にも、初夏の日差しが降り注ぐ。
 

 今年も、『KAWASAKI』のへりからの始球式のシーズンが来た。この絶妙な妙技にはいつも感心させられる。
 

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 さて、今日のギフである。前節の快勝の流れのまま、スタメン固定で連勝を狙う。そしてホームでの勝利こそが、サポーター全体の望むところである。
 

 そしてアルビレックス新潟、アウェイユニフォームでは上下で 半分、青い。お土産に勝ち点3はあげられないが、代わりに『五平餅』なら沢山持ち帰っていただきたい。

 前半開始で、ギフは落ち着いてボールを回せていたが、開始10分で「やってまった!」。ワンチャンスで新潟に先制点を与えてしまう。ギフのホームは鬼門なのかと思いきや・・・。
 

 先制点に焦る事なく攻め上がるギフは、前半の内に風間宏矢#14のヘディングシュートで追い付き、同点で前半を折り返す。
 

 後半に入っても焦(じ)れなかったギフは、相手の些細なミスを見逃がさず、更には古橋享梧#11のゴールへの嗅覚が冴え渡り、逆転に成功する。いわゆる、ボールにファーストタッチした瞬間から、既にゴールまでの道筋が見えていたのだろう。なんとも古橋の成長を感じるゴールだった。
 

 この連勝で、ギフはついに1桁順位に突入である!勝ち点差が拮抗しているので気を抜く事は出来ないが、まずは嬉しい限りである。

 昨年、大木監督の就任会見で自嘲気味に語った目標順位にやっと到達することが出来た。あとはこの調子で最後まで維持できるかである。
 

 喜びの余り、スタジアムを出る時に、年甲斐も無く『GGG』のメンバー全員とハイタッチをして帰って来た、「あっ、やってまった、メンバーの写真を撮るのを忘れてまった・・・」



 今回の動画も、試合後の万歳四唱のシーン。
 この日の長良川の空はとてもきれいに晴れ渡っていました。