2018/06/04

6/2_vs水戸 Eternal Confidence ~爽快!三連勝の必然~


 今日も絶好のサッカー観戦日和、ホーム長良川の水戸戦に参戦。

 開場前の一般入場待機列には、SKE48熱烈なファングループとアニサカのファン層、そしてギフのサポーター達が渾然一体となって、それぞれ自分たちの話題について熱く語り合っている。いつも違う異空間である。

 FC岐阜は今、Jリーグサッカー観戦の概念を、少しずつ変えようとしている。
 

 今日だけ(?)は町音葉さんがセンターのSKE48のミニライブ、ダンスに定評のあるギッフィーは現役のアイドルグループに引けを取らない完璧なダンスパフォーマンスで会場を盛り上げる。
 

 とは言え、主役はFC岐阜である。

 2連勝で波に乗るギフは、今日勝てば本物である。選手の入れ替わりがあっても同レヴェルのパフォーマンスが維持出来れば、水戸相手に連勝を重ねることは造作も無い。そう思える程にチーム状態は絶好調のようである。
 

 最初の得点は、相手のハンドのファールでPKを獲得し、キッカーとなった山岸裕也#9が落ち着いて決める。
 

 2点目のゴールは、相手キーパーのファールでPKとなり、キッカー古橋享梧#11が5試合連続のゴールゲッターとなる。
 

 3点目は、ビクトル#25が起点のロングフィードを高い位置で囲んでマイボールにして、ヒールパッサーのライアン#10から、最後はゴール前に詰めていた山岸が今日2得点目のゴール。前線でのギフの連携が機能した見応えのあるゴールである。

 そして4点目は、大きなサイドチェンジから、途中出場の薮内健人#19の個人技によるJ初ゴール。パスサッカーだけでは無いギフの新たな可能性を披露した感激の4得点だった。
 

 これでギフは勝ち星が先行し、順位を8位に押し上げる。下位との差を引き離すと共に、夢のプレイオフ圏内が窺(うかが)える位置に来た。
 
 プロヴィンチャーレのFC岐阜がいよいよ上を目指す準備が整いつつある、そう感じた節目の一戦であった。


 ゲーム後は、先週のリベンジで、トリプルジーの写真をいただいてきました。
 

 今回の動画は前節のデジャヴュ、古橋が山岸に入れ替わりました。







2018/05/27

5/26_vs新潟 『Blue Sky Blue』 ~逆転の空の色~


 ホーム新潟戦に参戦。今日は『一日市場駐車場』が臨時駐車場として利用させて貰える。1台でも多く利用することが肝要、そうすれば、また使わせていただく機会が増えるだろう。

 この時期、車のハッチバックには、みんなで『勝色』を掲げよう。いよいよ4年に1度の祭典が開幕間近である。
 

 長良川競技場にも、初夏の日差しが降り注ぐ。
 

 今年も、『KAWASAKI』のへりからの始球式のシーズンが来た。この絶妙な妙技にはいつも感心させられる。
 

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 さて、今日のギフである。前節の快勝の流れのまま、スタメン固定で連勝を狙う。そしてホームでの勝利こそが、サポーター全体の望むところである。
 

 そしてアルビレックス新潟、アウェイユニフォームでは上下で 半分、青い。お土産に勝ち点3はあげられないが、代わりに『五平餅』なら沢山持ち帰っていただきたい。

 前半開始で、ギフは落ち着いてボールを回せていたが、開始10分で「やってまった!」。ワンチャンスで新潟に先制点を与えてしまう。ギフのホームは鬼門なのかと思いきや・・・。
 

 先制点に焦る事なく攻め上がるギフは、前半の内に風間宏矢#14のヘディングシュートで追い付き、同点で前半を折り返す。
 

 後半に入っても焦(じ)れなかったギフは、相手の些細なミスを見逃がさず、更には古橋享梧#11のゴールへの嗅覚が冴え渡り、逆転に成功する。いわゆる、ボールにファーストタッチした瞬間から、既にゴールまでの道筋が見えていたのだろう。なんとも古橋の成長を感じるゴールだった。
 

 この連勝で、ギフはついに1桁順位に突入である!勝ち点差が拮抗しているので気を抜く事は出来ないが、まずは嬉しい限りである。

 昨年、大木監督の就任会見で自嘲気味に語った目標順位にやっと到達することが出来た。あとはこの調子で最後まで維持できるかである。
 

 喜びの余り、スタジアムを出る時に、年甲斐も無く『GGG』のメンバー全員とハイタッチをして帰って来た、「あっ、やってまった、メンバーの写真を撮るのを忘れてまった・・・」



 今回の動画も、試合後の万歳四唱のシーン。
 この日の長良川の空はとてもきれいに晴れ渡っていました。







2018/05/20

5/19_vs大宮 Early Summer Trip ~大宮遠征記~


 アウェイ大宮戦に遠征、NACK5スタジアム大宮は今回が初参戦である。

 久々の関東圏への遠征の為、前日から東京へ前乗りし19日の試合に備える。1泊2日、宛ら初夏の小旅行である。

 せっかくなので東京を観光する。まずはリニューアル後なかなか来る事が出来なかったお台場の『ガンダム』へ。
 

 実物大ユニコーンガンダムは、午後5時の時報とともに『デストロイモード』へと可変する。先代のRX-78の較べてシュッとした、今風のフォルムである。40年を越えんとするガンダムの歴史はまだまだ続くようだ。
 

 5月19日、東京浅草方面では折から『三社祭』の真最中である。観光客に混じって浅草寺にも参拝、ギフに良い結果が訪れるようにと手を合わせる。
 

 生ではなかなか見ることの無かった「江戸っ子」たちの勇姿(ゆうし)である。
 

 7年前の東京長期出張時代の記憶を蘇らせながら、地下鉄を乗り継いで日比谷に到着。ここにはその当時にはなかった『ゴジラ』像が鎮座する。
 

 こちらは実物大とはいかないが、映画「シン・ゴジラ」に登場する迫力の雄姿(ゆうし)である。
 



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 さて、東京滞在の観光もここまで。天候もすっかり回復した午後には大宮駅に到着する。

 駅前ではギフのサポーターを歓迎していただき、大宮ホームスタジアムへと向かう順路である『オレンジロード』へと誘(いざな)う。
 

 岐阜で例えるならば、玉宮町界隈だろうか、ホームタウンならではの雰囲気が漂う。
 

 屋根の一切無いNACK5スタジアム、ビジターサポーター側の観客席には西陽が容赦なく突き刺さる。試合開始時間までは日陰に退避し、午後4時にいよいよキックオフ。
 さあ、熱い思いと強い意志でFC岐阜を応援しよう。
 

 現在J2中位に位置する大宮、ホームにも関わらず前半開始からはそれ程ガツガツ来ない、ギフのポゼッションの良さがここでも顕著である。
 

 そしてギフの先制点は左サイドから攻め上がった古橋享梧#11によって持たらされる。ライアン#10の絶妙なアシストはDAZNのハイライトで確認出来た。眼前のゴールに失点を目撃した大宮ホームサポーターは言葉を無くし黙然とする。
 

 一方、こちらは直射日光に辟易していただけに、この先制点に相好を崩す。J1クラスの大宮相手に終始ゲームを支配して前半を1-0で折り返す。
 

 アウェイに強いギフ、堅守が確立して来ているだけに、今日も行けそうだ。
 




 後半、アウェイ側のゴールに攻め込むギフ、2点目のゴールはFKから竹田忠嗣#3のヘディングシュート、それはたおやかな放物線を描き、GKの頭上を越えてゴールに吸い込まれる。そして竹田もサポーターの輪の中に吸い込まれる。
 

 2点リードしたギフは、その後は引いて守りを堅めるでも無く、今までの攻撃の型を崩さない。それが功を奏してか、危なげなく無失点で乗り切る事が出来た。アディショナルタイム5分も正々堂々と戦い抜いて、アウェイ戦大宮相手に2-0の完勝である。
 

 恐らく今シーズンのベストゲームの一つになるだろうアウェイ戦に立ち会えて事は僥倖である。2日間掛けてここまで辿り着いた甲斐があったと言うものだ。
 

 ここに来てようやく選手間の連携が深まって来たギフ、練習してきた事が試合でも発揮できるようになって来た。更に継続すればJ2上位を窺う実力はあるのだろう。
 

  次のホーム戦勝利の爲に、 頑張れ!FC岐阜!



 今回の動画は、アウェイ参戦のサポーターと共に分かち合う万歳四唱、ギフもいよいよ『デストロイモード』に突入か!?





2018/05/14

5/13_vs大分 Assistant Referee's Goal ~遠い追加点~


 アウェイ大分戦は、最後の最後に逆転のゴールを許し、勝ち点を積み上げる事が出来なかった。

 ゴールシーンは微妙な判定のようだったが、一度くだされた裁定は覆る事はない。やはりそれ以前に、何度かあった追加点の好機を決められなかった事がこの結果を招いたと言わざるを得ない。

 アウェイで先制点を奪い、良いリズムでゲームを運んできたが、ホームの首位大分の方が一枚上手(うわて)のようだ。ギフが上位進出を目指す為には、こう言ったゲームをモノにして行かなければならないのだろう。

 次節は、かつての大量失点の記憶が生々しい大宮戦、アウェイ連戦を何とか無傷で乗り切っていただきたい。

  次の勝利の爲に、 頑張れ!FC岐阜!



2018/05/07

5/6_vs松本 Day of Honor ~ホーム初勝利に沸く~


 五月、ゴールデンウィークの締め括りはホーム松本戦。3日前の熊本戦に続いての連勝、何よりホーム戦での勝利が欲しいところ。

 ゲーム前には、『大人のチアダンスチーム誕生!』の惹句で話題となった、GGG(トリプルジー)のお披露目が行われる。今年もギフファミリーにニューカマーが加わわる事になる、矢継ぎ早に放つギフの施策は枚挙に暇がない、サッカークラブの枠を越えたコンテンツとしての『FC岐阜』は更なる拡大を見せつつ、岐阜の人々の中へ着実に浸透して行くのだろう。
 

 さて、照明にも灯が入って今年もナイトゲームのシーズンに突入する。
 

 前半のギフは、攻め込まれる場面を作られながらも、このところの安定した守備で、危うい局面を冷静に回避する。松本のFW陣の再三の飛び出しにも上手く対応し、前半を無失点で折り返す。
 

 後半も、この守備の意識を保ちながら、左サイドの古橋、右サイドからはパウロが果敢に勝負を仕掛ける。

 そして先制点は、高い位置で相手のボールをインターセプトした古橋享梧#11が、あっけなく決める。パスミスを奪われてゴールを許すのは、ギフの失点パターンなのにと皮肉るサポーター達の声が飛び交う。
 

 均衡を破ったこの1点でゲームは更に動き出す、前がかりになる松本を受け止めてカウンターを狙うギフ。終盤には時間を上手く使いながらも、相手の動きが止まりかけたアディショナルタイムに、古橋に再びチャンスが訪れる。奪ったボールを最後は難波宏明#24にラストパス、その2点目のゴールと共にタイムアップの笛が鳴る。(歓声に掻き消されて聞こえなかったのだが)
 

 こうしてギフは年を跨いで、漸くにもホームで勝利を上げることができた。待ちに待った1勝にホームサポーターの感情が一気に解放された瞬間である。最後まで戦い抜いたイレヴンには大きな拍手を送ろう。そしてやり方を忘れかけていた万歳四唱が長良川競技場に何度も響き渡る。
 

 この時期ともなれば、既に各選手の状況を知悉(ちしつ)しているであろう大木監督、選手の怪我にはくれぐれも留意しながらも、適時の選手起用で、いよいよ訪れる過酷な夏場の決戦に備えていただきたい。

  更なる勝利の爲に、 頑張れ!FC岐阜!