アウェイ大宮戦に遠征、NACK5スタジアム大宮は今回が初参戦である。
久々の関東圏への遠征の為、前日から東京へ前乗りし19日の試合に備える。1泊2日、宛ら初夏の小旅行である。
せっかくなので東京を観光する。まずはリニューアル後なかなか来る事が出来なかったお台場の『ガンダム』へ。
実物大ユニコーンガンダムは、午後5時の時報とともに『デストロイモード』へと可変する。先代のRX-78の較べてシュッとした、今風のフォルムである。40年を越えんとするガンダムの歴史はまだまだ続くようだ。
5月19日、東京浅草方面では折から『三社祭』の真最中である。観光客に混じって浅草寺にも参拝、ギフに良い結果が訪れるようにと手を合わせる。
生ではなかなか見ることの無かった「江戸っ子」たちの勇姿(ゆうし)である。
7年前の東京長期出張時代の記憶を蘇らせながら、地下鉄を乗り継いで日比谷に到着。ここにはその当時にはなかった『ゴジラ』像が鎮座する。
こちらは実物大とはいかないが、映画「シン・ゴジラ」に登場する迫力の雄姿(ゆうし)である。
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さて、東京滞在の観光もここまで。天候もすっかり回復した午後には大宮駅に到着する。
駅前ではギフのサポーターを歓迎していただき、大宮ホームスタジアムへと向かう順路である『オレンジロード』へと誘(いざな)う。
岐阜で例えるならば、玉宮町界隈だろうか、ホームタウンならではの雰囲気が漂う。
屋根の一切無いNACK5スタジアム、ビジターサポーター側の観客席には西陽が容赦なく突き刺さる。試合開始時間までは日陰に退避し、午後4時にいよいよキックオフ。
さあ、熱い思いと強い意志でFC岐阜を応援しよう。
現在J2中位に位置する大宮、ホームにも関わらず前半開始からはそれ程ガツガツ来ない、ギフのポゼッションの良さがここでも顕著である。
そしてギフの先制点は左サイドから攻め上がった古橋享梧#11によって持たらされる。ライアン#10の絶妙なアシストはDAZNのハイライトで確認出来た。眼前のゴールに失点を目撃した大宮ホームサポーターは言葉を無くし黙然とする。
一方、こちらは直射日光に辟易していただけに、この先制点に相好を崩す。J1クラスの大宮相手に終始ゲームを支配して前半を1-0で折り返す。
アウェイに強いギフ、堅守が確立して来ているだけに、今日も行けそうだ。
後半、アウェイ側のゴールに攻め込むギフ、2点目のゴールはFKから竹田忠嗣#3のヘディングシュート、それはたおやかな放物線を描き、GKの頭上を越えてゴールに吸い込まれる。そして竹田もサポーターの輪の中に吸い込まれる。
2点リードしたギフは、その後は引いて守りを堅めるでも無く、今までの攻撃の型を崩さない。それが功を奏してか、危なげなく無失点で乗り切る事が出来た。アディショナルタイム5分も正々堂々と戦い抜いて、アウェイ戦大宮相手に2-0の完勝である。
恐らく今シーズンのベストゲームの一つになるだろうアウェイ戦に立ち会えて事は僥倖である。2日間掛けてここまで辿り着いた甲斐があったと言うものだ。
ここに来てようやく選手間の連携が深まって来たギフ、練習してきた事が試合でも発揮できるようになって来た。更に継続すればJ2上位を窺う実力はあるのだろう。
次のホーム戦勝利の爲に、 頑張れ!FC岐阜!
今回の動画は、アウェイ参戦のサポーターと共に分かち合う万歳四唱、ギフもいよいよ『デストロイモード』に突入か!?
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