薫風香る五月、あの清水エスパルスが長良川競技場にやって来た。
オレンジ色の地球儀を配(あしら)ったレプユニを纏(まと)う橙サポが、屋台村を闊歩する。もしも、近い将来(或いは遠い未来)、FC岐阜がJ1で戦う事が出来たなら、あの赤いチームやあの青いクラブをメモリアルで見ることが日常茶飯事となる事だろう。
今日の入場列の隣にはエスパルスのマスコット、『パルちゃん』がチケットを握りしめて普通に並んでいた。
さて今節のFC岐阜である。前節、町田戦の引き分けを受けて、強豪清水エスパルスからも、ホームで勝ち点が欲しい所である。前線のブラジリアントリオは、清水の脅威となるか注目である。
少なくとも、負けさえしなければ、中位あたりの順位は確保できる。上位クラブに引き分け狙いの戦略もありである。(ラモス監督自身はお気に召さないだろうが・・・)また、そういう戦い方が出来る様になれば、自ずと高順位が確保できるだろう。