国立競技場の建て直しや日本代表戦の日程の影響だろうか、近年、サッカー天皇杯のレギュレーションがその都度変更されてきている。
今年は8月末の1回戦から、J2・J3のクラブが登場する日程となり、FC岐阜は兵庫県代表で全日本大学サッカートーナメントのチャンピオンでもある関西学院大学との対戦である。
前日に行われたSECONDの勝利に続き、TOPチームも連勝と行きたい所だ。
学生のチームとは言え、天皇杯まで勝ち上がってくるチームはまったく侮れない。
関学は、この試合で捨てるものが無いので、ノビノビと、むしろゴリゴリと、若い力でギフに挑んでくる。
前半、太田圭輔#14のゴールで先制したギフだが、後半、足が止まりかけた終了間際に、同点ゴールを許す。そして普段は経験することの無い延長戦に縺(もつ)れ込む。
延長に入り体力的に成す術のなくなったギフは、関学の速攻に追いつめられるが、野垣内#17の粘り強い攻め上がりがPKを誘い、辛うじて天皇杯1回戦をものにする。
ここに来て、ようやく雲に切れ間から青空がのぞく。最近のギフの状況をを象徴するかのような光景である。
リザルトは、特別仕様の掲示板で以下の通り。
最後の動画は、レオミネイロ#33の決勝点となるPKゴールと、疲れ果てて手も上がらない様子の万歳四唱をメインスタンドからお届けする。
この勝利を次に繋げ FC岐阜と共に在らん。