FC岐阜のアウェイ磐田戦、ヤマハスタジアムに参戦。オレンターノツアーバスで磐田入りした時の雨は上がり、ゲーム開始の時点では青空へと変わる。
初参戦のヤマハスタジアムだったが、アウェイ2階席には多くのギフサポーターが駆け付ける。相手サポーターの挑発に乗って下らないいざこざを起こさぬ様、ゲームに集中して盛り上がろう。
ところが、前半開始早々の失点、その後落ち着きかけたゲーム展開の中での2失点目、ジュビロは横綱相撲で今日もゲームを支配したかに見えた。
そこに油断があったのか、ギフは数少ないチャンスで前半の間に1点を返す。レオミネイロ#33のシュートを高木和道#3が絶妙にコースを変えてゴールネットを揺らした。いい形で後半に期待を繋ぐ。
そして後半、怒涛の攻撃を仕掛ける磐田に対し、ハードワークで守備を固めると、浮足立った磐田は拙攻を繰り返すのみとなった。
そんな中、カウンターパスを受けたレオミが持ち上がりゴール前に蹴り込むと、相手DFを完全に抜き去った難波宏明#24が鮮やかにゴールに流し込む。電光石火の同点ゴールである。
難波にとって今シーズン10点目となるこの見事な同点ゴールも序章に過ぎず、劇的な逆転ゴールはその10分後に待っていた。高地→レオミ→難波のゴールデントリオが繋いだゴールで磐田サポーターを沈黙させる。
残り15分、パワープレイで襲いかかる磐田の攻撃を必死で守り抜いたギフは終了のホイッスルを聞いて全員がピッチに倒れ込む、誰もが欲しかったアウェイでの勝ち点3は確実にチームを流れを変えてくれることだろう。
今シーズンのベストゲームの帰り道、来年もここに戻ってこられるだろうか。今節の結果、ジュビロ磐田は3位に後退し、ギフの難波は11得点でJ2得点ランキング単独トップとなった。
次節のホーム群馬戦、値千金の勝ち点3を持って凱旋するFC岐阜の連勝劇場に乞うご期待である。
今回の動画は、イレヴン&ラモスの万歳四唱をお届けします。