FC岐阜のホーム京都戦は、ゲーム開始の時間帯に合わせる様に雨が降り始める。
前節の横浜FC戦の敗戦を受けて、大木監督はスターティングメンバーの微調整に着手する。そろそろチームに戦術が浸透し、収斂(しゅうれん)しつつある頃だろう。
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ST XI
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彼の登場はやおら訪れる。ギフの大学卒業ルーキーに今年もハズレはなかった。シュートを撃て!の指示を忠実に守り、ビハインドの後半終了間近に鮮やかな同点ゴールを決める。これで誰もが『粟飯原#24』の呼び名を覚えてくれる事だろう。
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粟飯原尚平#24
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フレデリック#8も遂にベールを脱ぐ。残り時間十数分でその存在感を見せてくれた。代表クラスの片鱗を覗かせて、次への期待が高まってくる。
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フレデリック#8 |
今日勝って目標の6試合/勝点10は叶わなかったが、未だホーム戦負け無しでJ2中位を保っている。今年の新戦力が結果を出しつつある中で、チーム内での競争意識が原動力となって、もっと上を目指す事が出来るだろう。
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CKのチャンス
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1-1の同点で試合終了を迎え、暫し黙(もだ)するも、やがてサポーターは暖かな拍手で選手を迎え入れた。惜しいゲームだったが、いいゲームでもあった。
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岐阜 1-1 京都
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駐車場にて、痛み分けの京都サポにお疲れ様でしたと一声掛けて、雨のおぶさパークを後にする。
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